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必要な工具と部品

ビデオの概要

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのApple Watch Series 6を修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. Apple Watch Series 6の分解, Apple Watch Series 6の分解: 手順 1、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解, Apple Watch Series 6の分解: 手順 1、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解, Apple Watch Series 6の分解: 手順 1、 3の画像 3
    • Series 6(右)と一歳年上のSeries 5(左)を並べてみると、外観の違いはわずかです。しかし、分解はその先にあるものを知るためにあります。下の詳細は、既に公開されているスペックです。

    • LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイディスプレイ、このモデルにはForce Touch機能なし

    • 64ビット デュアルコア Apple S6 SiP (System in Package)

    • 心拍数、ECG、血中酸素濃度を計測するアップグレードされたセンサーアレイ

    • コンパスとリアルタイム高度計

    • 50メートルの耐水性能

    • 今日、分解テーブルに献上されたものは44mm GPS+LTEモデルです。ドイツで購入したモデルですが、40mmモデルにもゲスト出演してもらう予定です。両モデルを比較していきましょう。

  2. Apple Watch Series 6の分解: 手順 2、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 2、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解: 手順 2、 3の画像 3
    • ウォッチバンドを装着する位置に、新Apple Watchを証明する新しい番号が確認できます。A2376です。これは紛れもなく、正真正銘のApple Watchです。

    • 反対側のバンド用スロットには…何も表記がありません。私たちのフォトエディターは、テックファンタジーに溺れてしまい、ここに丁度良いダイヤルロックを加えてしまいました。これがあれば、ケース内部を開くのが簡単です。とは言えども、実際はいつもと同じ方法で作業を進めます。

    • 作業方法はほとんど同じです。しかし驚くことに、Series 6は最新iPhoneモデル(6s以降) のデザインを受け継いで、本を開くように横にスライドして開きます!

    • Force Touchガスケットがないために、このやり方はわずかに簡単になりました。Force Touchは、watchOS 7の登場により事実上消滅しました。

    • デリケートで、破損しやすいパーツがリタイアしてくれたことは喜ばしいのですが、Appleの素晴らしい感圧タッチ式ディスプレイテクノロジーが出棺されてしまい、悲しみが溢れてきます。心が引き裂かれそうですが、これは良い結果に繋がるでしょう。

  3. Apple Watch Series 6の分解: 手順 3、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 3、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解: 手順 3、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    iFixit Opening Picks (Set of 6)
    $4.99
    購入する
    • 安全第一です!このバッテリーの接続を外します。バッテリー下に、コネクタが隠れていますが、開口ピックで簡単に裏返します。

    • 小さなトライポイントネジとブラケットを取り出せば、これもまた、ちっちゃいバッテリーが外れます。

    • 44mmWatchのバッテリーセルは1.17Whで、Series 5と比べると若干増量しましたが、1.3WhのGalaxy Watch3には及びません。

    • バッテリー容量が1.024Whの小型40mm Series 6 には、メタルパウチに入った斬新なデザインが施されています。これはSeries 5で初めて導入されました。

    • 最新Apple Watchの44mmモデルに、新バッテリーデザインが導入されていないので少し驚きました。今後のWatchにはiPhoneのように新バッテリーのデザインが見られるだろうと考えていたからです。例えばiPhone Maxモデルは、2年目にバッテリーの新デザインが加えられました。

    • まとめ: 44mm バッテリーの容量は3.5%増加しました。40mmモデルの場合、Series 6は5より8.5%も増えました。

    • Series 3からSeries 4のバッテリー容量は大きく減少しましたが、それでも緩やかでありながら着実に、Apple Watchはバッテリーの容量を増やしています

  4. Apple Watch Series 6の分解: 手順 4、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 4、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解: 手順 4、 3の画像 3
    • Series 6のディスプレイは、Series 5と比べてより鮮やかです。これは外側だけでなく内側も同様です!

    • 今年の新モデルは、作業を阻むForce Touchガスケットが無いだけでなく、常に格闘してきたディスプレイコネクタの数が減りました。NFCケーブルはディスプレイ側のジャンパーに沿って配線されています。そして接地ケーブルはたった1本しかありません。この合理化されたデザインに魅せられました。とりわけ修理が簡単になるからです!

    • 前に述べた変更点を除けば、これらのディスプレイは裸眼で見ると同じです。(Series 5が左、Series 6が右)

    • しかし、作業中に新しく搭載されたバネコンタクトを曲げてしまいました。私たちの修理ガイドが公開されるまで、このモデルの修理は控えておきましょう。

    • 分解アップデート:ディスプレイをX線画像で、より詳細に見てみましょう。これは40mmモデルのスクリーンの様子です。Series 6の分解ビデオ視聴者向け(YouTube)に解体したものです。

  5. Apple Watch Series 6の分解: 手順 5、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 5、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解: 手順 5、 3の画像 3
    • トライポイントネジで留められたTaptic Engineを見つけた時、少し古めかしく見えましたが、Series 5に搭載されているものよりも拡大していることが分かりました。スリムダウンしたSeries 4のTaptic Engineには、あまり満足しなかったのでしょうか?

    • また100%リサイクルのレアアースメタルとタングステンを使用しています。これは良い事です。(しかし忘れないでください。再利用はリサイクルよりも素晴らしいことを)

    • 分解アップデート:Cretive ElectronのX線画像が届きました。Taptic Engineの内側の素晴らしい画像をご覧ください。

    • バッテリーの容量が増えて、Taptic Engineのサイズも大きくなりました。この2点について、Appleは何も言及しませんでしたが、密かにアップグレードされています。

    • 新モデルの筋肉を取り出せたら、次はこのオペレーションを動かす頭脳を見ていきましょう。S6 SiPです。私たちの絶対的ツールを使っても、ケーブルの複雑な迷路や隠れたネジは厄介です。

    • しかしいつものように、時間とツールと技術が重なり合えば、上手く乗り越えられます!ついに、Watch内部が全て取り出せました。

  6. Apple Watch Series 6の分解: 手順 6、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 6、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解: 手順 6、 3の画像 3
    • 多くの脳と同じように、このSeries 6の灰白質はかなり謎を残しています。そしてここでも硬化樹脂に包まれています。これ以上分解するのが困難です。

    • 分解アップデート:X線装置がなくても、ここからお楽しみいただけます!S6パッケージの内部画像をご覧ください。極小の形状は一体何だろうと疑問を持たれた方、オリジナルApple WatchのX線画像の分解でその答えが分かります。

    • パッケージの上に幾つかのICが搭載されていますが、239-7と印字されたSkyworksのチップだけは確認できます。その他のチップはミステリーに包まれており、昨年モデルのiPhoneに搭載されていたU1チップと一致するものは見当たりません。

    • U1と刻印されているパッケージを見つけるのは、現実的に期待できませんが、前iPhoneモデルでは明らかなラベルの印字が入っていました。

    • 脳が取り去られたSeries 6フレームは、接着ガスケット用の位置がより細いエッジ周辺へと若干変更されています。バンド用メカニズムの周辺まで繋がっています。

    • 改良されたケースとForce Touchガスケットが無くなったことにより、新モデルは若干薄くなりました。実際の厚みは10.4mmで、昨年モデルの10.74mmと比べて、紙一重ほどスリムになりました。

    • Appleは、わずかに小さくなったデザインの内側に容量が増えたバッテリーと拡大したTaptic Engineのスペースを確保しました。素晴らしいです!

  7. Apple Watch Series 6の分解: 手順 7、 1の画像 1
    • X線画像から以下のチップを推測しました。

    • プロセッサとメモリ(SDRAM/NANDフラッシュ) Package on Package

    • パワーマネージメント IC

    • WiFi / Bluetooth SoC

    • マイクロコントローラー

  8. Apple Watch Series 6の分解: 手順 8、 3の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 8、 3の画像 2 Apple Watch Series 6の分解: 手順 8、 3の画像 3
    • 上部に融合されたディスプレイ、下部にも融合されたセンサーアレイがあります。その他のコンポーネントを見つけることはないでしょうが、このパーツの解体を試みれば、壊れたパーツが残るだけです。そのため、Creative Electronが提供してくれたより詳細なX線画像に切り替えます。

    • 中央にある長方形のパーツは充電器に配置するための高濃度のマグネットです。(S6パッケージから放熱を助けるために役立つ場合があります。) 下向きに照射されるLEDとセンサー用のコントロールボードと、電磁誘導式の充電器用コッパー製ロープのコイルに囲まれています。

    • ここにエイリアンと交信するパルスオキシメーターがあります。クリスマスを彷彿させる色彩を放っています!

    • 赤色と緑色のLEDと、赤外線LEDを皮膚上に照射すると、フォトダイオードを通じて反射光の量を計測し、センサーが血中酸素のレベルを読み取ります。(より濃い赤色は、酸素レベルが高い

    • 血液中の酸素が不足する症状(低酸素血症)はCOVID-19/新型コロナウイルス感染症や、その他の深刻な病状を知る目安になります。

    • Apple WatchはOura Ring2のように体温を計測しません。しかし、どちらも精密さに関してはまだ確たる保証はないようです。

    • リマインダーとして、私たちは医療専門家ではありません。そのため、血中酸素レベルのトラッキング方法についてはWIRED Japanの記事をご覧ください。より専門的な記事に関しては、Respiratory Medicine Journal(呼吸器学会ジャーナル)より熟読できます。

  9. Apple Watch Series 6の分解: 手順 9、 2の画像 1 Apple Watch Series 6の分解: 手順 9、 2の画像 2
    • 留められていた小さなトライポイントネジは、この分解レイアウトに含んでいませんが、分解されたばかりのAppleのモバイル健康診断マシーンかつウォッチの最新モデルをご覧ください。

    • 修理に関して言えば、作業の邪魔だったForce Touchガスケットがなくなり、ディスプレイに繋がるデリケートなケーブルが2本に減りました。

    • ディスプレイとバックプレートを固定している分厚いゴムのような接着剤が、異物侵入を効果的に防御しています。

    • 目では分からない程度薄くなったデザインにも関わらず、新しいセンサーが加わり、容量が増えたバッテリーとわずかに拡大したTaptic Engineを搭載しています。

    • Apple Watchはモデル毎に新機能が加わり続けています。そしてウェルネス機能が主役のセールスポイントでありながら、他の改良点については言及しませんでした。

  10. まとめ
    • スクリーンの交換は難しいですが、可能です。スクリーンは最初に外れるパーツで、ZIFコネクタを外して取り外します。
    • 内部を開口できれば、バッテリーの交換は比較的簡単です。
    • デバイス全体に使用された、小さなトライポイントネジの取り外しは難しく、装着位置の管理が大変です。
    • 複数のコンポーネントのフレックスケーブルが、S6パッケージに融合されているため、破損による交換の場合は、熟練したマイクロソルダリングの技術が必要です。
    リペアビリティのスコア
    6
    10点中6点のリペアビリティ
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

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作成者

12人の作成者と共同で作成されました。

Tobias Isakeit

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28 件のコメント

I found the hidden easter egg: Sweet playing “Love is Like Oxygen.” Nicely done.

Ed Hardy - 返信

What the heck is that little 3 digit rotation lock thing? Did it ever connect to anything?

Richie Crews - 返信

If you had read the beginning of this article properly you’d have seen that the “lock” had been added as a smile inducer… Or in other words it doesn’t exist! D’OH!!!

Thorvald-Rhys Bjørnson -

Any idea where all of the antennas are??

> NFC

> Bluetooth

> WiFi

> Celular

And now the U1 chip which appears to need three for X-Y-Z for spatial awareness and precise location tracking capabilities!

Dan - 返信

The patent describes Liquidmetal a.k.a bulk metallic glass, which will allow the radio signals through.

K. OKeefe -

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