はじめに
この修理ガイドはiFixitテクニカルスタッフによって執筆されたものであり、Googleによって承認されたものではありません。修理ガイドの詳細はこちら。
この修理ガイドを参照して、Google Pixel 7 Proのマザーボードを交換します。
注：このガイドは、5G mmWaveアンテナを搭載したGE2AEモデルを使用して作成されています。ミリ波アンテナを搭載していないモデルをお持ちの場合は、この手順の部分をスキップしてください。
安全のため、デバイスを分解する前にバッテリー残量を25%以下に放電してください。これにより、修理中に誤ってバッテリーを損傷した場合の火災の危険性を軽減できます。電池が膨張している場合は、 適切な方法で処分してください。
Google Pixel 7 Pro のマザーボードを交換するには、バッテリーを取り外す必要があります。バッテリーが変形または損傷している場合は、安全上の問題があるため、再利用しないでください。新しいバッテリーに交換してください。
注意: Pixel 7 Proにはクラス 1 レーザーが搭載されています。分解すると、目に見えない赤外線レーザーにさらされる可能性があります。
修理後の防水性能の保持は、接着剤の塗布方法にもよりますが、デバイスのIP（防水防塵性能）等級が失われます。
この修理を完了するには、交換用の接着剤が必要です。
必要な工具と部品
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スクリーンのシーム(隙間)部分: このシームがスクリーンとデバイス本体を乖離します。このシームはこじ開けないでください。
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ベゼルのシーム部分:スクリーンを保護するために設計されたプラスチック製のベゼルがフレームに接する部分です。ここはプラスチックのクリップで固定されています。ここをこじ開けてください。
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取り外し手順の間、オープニングピックを正しい位置に差し込んでいるか確認してください。セーフティフレームからスクリーンを乖離するのではなく、デバイス本体アセンブリから分離してください。
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スクリーンの周囲には、いくつかのプラスチック製のクリップがあります。万が一、スクリーンを取り外す際にピックが差し込めない場合は、ピックをスクリーンの下に深く差し込みすぎたことを意味します。
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青いハンドルをヒンジ側(背面側)に引くと、クランプのアームが解除されます。
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iPhoneの左/右側の端に向けてアームをスライドします。
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吸盤カップをiPhoneの下端付近に装着します。上部に一つ、下部に1つずつ取り付けます。
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吸盤カップ両側をしっかりと締め合わせると、標的の場所にしっかりと装着させることができます。
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スクリーンが温まったたら、スクリーン下端に吸盤を当てます。
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吸引ハンドルでスクリーンを安全フレームを含めて持ち上げ、スクリーンとデバイスの間に小さな隙間を作ります。
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隙間にオープニングピックを差し込みます。
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スクリーンケーブルはデバイス左端から半分弱のところにあります。ケーブルが破れないよう、ここには十分注意してください。
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デバイス外周には多くのバネ接点があります。接点が曲がらないよう、これらの部分には十分注意してください。
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スクリーン右下コーナーにオープニングピックを差し込んで、接着剤をスライスします。
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接着剤が再装着されないように、オープニングピックをその位置に残しておきます。
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3枚目のオープニングピックをスクリーン左下の下側に差し込みます。
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オープニングピックをデバイス本体左端にそってスライドさせ、プラスチッククリップと外して接着剤を切り取ります。
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接着剤が再装着しないように、オープニングピックを左上コーナーに残します。
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スクリーン左上隅に4本目のオープニングピックを挿入します。
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オープニングピックをデバイス本体上端にそってスライドさせ、接着剤を切り取ります。
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接着剤が再装着しないように、オープニングピックを右上隅に残します。
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スパッジャーの平面側先端を使って、マザーボードから放熱グリスを除去します。
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高濃度のイソプロピルアルコールとコーヒーフィルターもしくは糸くずの出ないマジックワイプ等で拭き取ります。
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同じ手順をミッドフレームに残っている放熱グリスにも繰り返してください。
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バッテリー上端の隙間に高濃度（90％以上）のイソプロピルアルコールを数滴垂らしてください。
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アルコール溶液が接着力を弱めるまで約1分待ちます。
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スパッジャーの平面側やオープニングピックを使って、バッテリー上端を指でつかめるまでゆっくりと持ち上げてください。
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バッテリーをデバイスから傾けて、残りの接着剤を乖離します。
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バッテリーを取り出します。
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プレカットした接着剤または両面テープを、直接バッテリーにではなく、古い接着剤があった場所に貼り付けてください。
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バッテリーをマザーボードに一時的に再接続すると、正しい装着位置が調整できます。バッテリーを装着した後、バッテリーの接続を切ってください。
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バッテリーの周辺に均等な隙間があることを確認してください。
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新しいバッテリーをしっかりと所定の位置に押し込みます。
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スパッジャーの平面側先端を使って、ミリ波アンテナから放熱グリスを除去します。
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イソプロピルアルコールをコーヒーフィルターもしくは糸くずのでないマジックワイプに含ませて、残りの放熱グリスを拭き取ります。
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ミリ波アンテナブラケット上の放熱グリスを拭き取ります。
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スパッジャーを使って、フロントカメラケーブルをソケットからまっすぐ上にこじ開けて、接続を外します。
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ケーブルを上向きに折り曲げて、リアカメラアセンブリを取り出します。
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スパッジャーの鋭利な先端を使って、フレームとイヤピーススピーカーの左上コーナーの間に差し込みます。
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イヤピーススピーカーを上向きにこじ開けて緩めます。
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マザーボード左上にある白いアンテナケーブルのコネクタをピンセットで掴みます。
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同軸コネクタをまっすぐこじ開けて、白いアンテナケーブルを外します。
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ピンセットを使って、ケーブルを留め金クリップから慎重に外します。
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左のアンテナボードの黒いアンテナケーブルの下にピンセットを入れて、金属製のコネクタにぴったりとくっつくまで滑らせます。
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同軸コネクタをまっすぐ持ち上げて、黒いアンテナケーブルの接続を外します。
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ピンセットを使って、ケーブルを留め金クリップから慎重に外します。
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右のアンテナボードの黒いアンテナケーブルの下にピンセットをスライドして、メタル製コネクタに当たるまで滑らせます。
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同軸コネクタを真上に持ち上げて、黒いアンテナケーブルを外します。
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ピンセットを使って、ケーブルを留め金クリップから慎重に外します。
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SIMカードトレイの穴にSIMイジェクトツール、ビット、またはまっすぐに伸ばしたペーパークリップを挿入してください。
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SIMイジェクトツールをSIMカードトレイの穴に押し込んで、SIMカードトレイを取り出します。
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オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
このデバイスを再組み立てするには、インストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
Pixelのオンデバイス診断ツールで診断をする場合は、こちらのドキュメント（英語）を参照して下さい（注意：本項追記時点では、Pixel診断ツールは日本国内では使用できません）。
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
修理がうまく進みませんか？ベーシックなトラブルシューティングを試してみるか、Google Pixel 7 Pro のアンサーコミュニティに尋ねてみましょう。
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
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Pixelのオンデバイス診断ツールで診断をする場合は、こちらのドキュメント（英語）を参照して下さい（注意：本項追記時点では、Pixel診断ツールは日本国内では使用できません）。
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
修理がうまく進みませんか？ベーシックなトラブルシューティングを試してみるか、Google Pixel 7 Pro のアンサーコミュニティに尋ねてみましょう。
3 の人々がこのガイドを完成させました。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
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2 件のコメント
Where does one buy a motherboard?
Does the microphone of a built-in calls come in the motherboard, or does it come in a single piece?
