この修理ガイドは変更されています。最新の未承認バージョンに切り替えます。
はじめに
このガイドではiPad Pro 9.7インチのバッテリー交換の修理方法を載せています。
このガイド手順の途中でバッテリーを取り外せるようにするために、ロジックボードを取り外す必要があります。
このガイドはセルラーモデルとWiFiモデルの両タイプに対応しております。WiFiモデルの場合は最初の手順を飛ばしてください。
このガイドの注意点としてバッテリーをロジックボードに繋いだまま修理する可能性がある手順があるため、修理前にバッテリーが完全放電する(iPadのバッテリー残量が0%になる)までiPadの電源を入れておいてください。
90%以上のアルコールを用いることで付着した両面テープの残骸をきれいに剥がすことができます。
バッテリーが膨張していた場合は、次のガイドを参照してください。 take appropriate precautions
必要な工具と部品
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今からSIMカードスロットを取り出します。iPad側面にあるSIMカードスロット周辺にある穴にSIMピンを挿します。
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しっかりと押し、SIMカードスロットが出てくるまで押し込みます。
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SIMトレイを取り外します。
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ディスプレイガラスにヒビが入っている場合は、作業中さらに程度が酷くならないように、ガラスにテープを貼って怪我を防ぎます。
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透明な梱包用テープをiPadディスプレイ表面に貼ってください。ディスプレイ全体を覆います。
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このガイドになるべく沿って作業を進めてください。しかしながら、ガラスが壊れている場合は、作業が進むにつれて程度が酷くなる場合があります。その場合は、金属のツールでガラスを綺麗に除去する必要があります。
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90%以上の高濃度イソプロピルアルコールを数滴、ロジックボードのバッテリー接続部の左右に塗布します。
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イソプロピルアルコールがロジックボードの下に浸透して、接着剤が弱まるまで1分待ちます。
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バッテリーブロッカーを挿入してみてください。ロジックボードが簡単に持ち上がらない場合は、イソプロピルアルコールをさらに数滴垂らしてください。
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90%以上の高濃度イソプロピルアルコールを数的、上部スピーカーの下に注入します。
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イソプロピルアルコールが浸透して接着剤が柔らかくなるまで、約1分間待機してください。
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ピンセットを使って、上側のインターコネクトボードの下側の同軸コネクタをメタル製のフレームで掴みます。
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まっすぐ上に持ち上げて、インターコネクトボードから同軸コネクタを外します。
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90%以上の高濃度イソプロピルアルコールを数的、相互接続ボードの上部端に注入します。
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イソプロピルアルコールが相互接続ボード上部の下に浸透するまで、30秒待機します。
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ロジックボード上部のアーム(Lightningポートが下向き)左端に高濃度イソプロピルアルコールを数滴、注入します。
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イソプロピルアルコールがロジックボード下部のアーム部分の接着力を弱めるまで30秒待ちます。
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Smart Connectorケーブルカバーを固定している1.7mmプラスネジを外します。
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Smart Connectorケーブルカバーを取り外します。
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スパッジャーの先端を使って、バッテリーセル間のソケットからSmart Connectorのコネクタを持ち上げて、接続を外します。
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Smart Connectorフレックスケーブルを押し上げ、邪魔にならないよう片づけます。
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上部のパーツにマスキングテープまたは画材用テープを貼ります。テープの端はバッテリーに近づけますが、触れないようにしてください。
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テープがフレームやパーツにしっかり密着するように押し込んでください。
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