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iPhone 6のバッテリーの交換

必要な工具と部品

  1. iPhone 6のバッテリーの交換, ペンタローブネジ: 手順 1、 1の画像 1
    • 解体作業を始める前に、iPhone6のバッテリー残量を25%以下まで消費してください。充電された状態のリチウムイオンバッテリーに穴を開けてしまうと、引火や爆発を引き起こすことがあります。

    • 解体作業を始める前にiPhoneの電源を切ります。

    • Lightningコネクターの両脇に付けられた2本の3.6mmのペンタローブ長ネジを取り外します。

  2. iPhone 6のバッテリーの交換, リバースクランプの使用方法: 手順 2、 3の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換, リバースクランプの使用方法: 手順 2、 3の画像 2 iPhone 6のバッテリーの交換, リバースクランプの使用方法: 手順 2、 3の画像 3
    • 次の2つの手順では、デバイスの開講作業を簡単にするために開発されたツール、リバースクランプの使い方を紹介します。リバースクランプを使用しない場合は、この3つの手順をスキップして別の方法をご覧ください。

    • リバースクランプの詳細な使用方法については、 こちらのガイドをご覧ください。

    • 青いハンドルをヒンジ側に引くと、リバースクランのアームを解除します。

    • iPhoneの左もしくは右側端に向けてアームをスライドします。

    • 吸盤カップをiPhoneの下端付近に装着します。前面と背面に1つずつ取り付けます。

    • 吸盤カップ両側をしっかりと締め合わせると、標的の場所にしっかりと装着させることができます。

    • 作業中のデバイス表面が滑りやすく、吸盤がうまく装着できない場合は、梱包用テープを表面に貼ると、よりグリップ力を強めることができます。

  3. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 3、 3の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 3、 3の画像 2 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 3、 3の画像 3
    • 青いハンドルを手前に引くと、アームがロックされます。

    • ハンドルを時計回りに360度回転させ、カップが両側をストレッチするまで回し続けます。

    • 吸盤の位置が合っていることを確認してください。装着位置がずれ始めたら、吸盤を少し緩めてアームを装着し直してください。

    • クランプで十分な隙間が作れたら、スクリーンのプラスチックベゼルの下にオープニングピックを挿入します。

    • クランプで十分な隙間が作れない場合は、クランプを1/4程度時計回りに回してください。

    • 一回ごとの作業で1/4以上回さないでください。クランプをまわしたら1分間待ってください。リバースクランプの効果を待ってから、作業を続けてください。

    • 次の3つの手順はスキップしてください。

  4. iPhone 6のバッテリーの交換, マニュアル式開口方法: 手順 4、 1の画像 1
    • リバースクランプをお持ちでない場合は、シングルタイプの吸盤カップを利用してフロントパネルを持ち上げます。

    • ホームボタンの真上のスクリーン上に吸盤カップを押し当てます。

    • 吸盤カップがスクリーンに固定するように、しっかりと装着します。

    • ディスプレイのひび割れ状態が酷い場合は、吸盤カップを上手く装着するために透明な梱包テープを貼ってください。もしくは、吸盤カップの代わりに強力なガムテープで取手を作ることもできます。それでも上手くいかない場合は、吸盤カップに強力ボンドを付けて、壊れたスクリーン上に装着します。

  5. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 5、 1の画像 1
    • 片手で iPhoneを押さえながら、吸盤カップを持ち上げて、背面ケースからフロントパネルを離します。

    • 時間をかけてゆっくりと、同じ強さ加減で作業を進めます。ディスプレイアセンブリは他のデバイスに比べてより強固に接着されています。

    • プラスチック製開口ツールを使って差し込み、リアケースからアセンブリを丁寧にこじ開けます。同時に吸盤カップで引き上げます。

    • フロントパネルアセンブリとリアケースを固定しているクリップが幾つかあります。吸盤カップとプラスチック製開口ツールを同時に使いながら、フロントパネルアセンブリを開けていきます。

  6. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 6、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 6、 2の画像 2
    • 吸盤カップの持ち手(ノブ)を引っ張り、吸引力を緩めます。

    • 吸盤カップを本体から取り外します。

  7. iPhone 6のバッテリーの交換, デバイスを開口します: 手順 7、 3の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換, デバイスを開口します: 手順 7、 3の画像 2 iPhone 6のバッテリーの交換, デバイスを開口します: 手順 7、 3の画像 3
    • 本体上部先端を蝶番にして、リアケースからフロントパネルアセンブリのホームボタンの先端を持ち上げて、iPhoneを開口します。

    • フロントパネルの上部端に沿って留められた幾つかのクリップは蝶番の留め金になっています。

    • 再組み立ての際は、クリップをリアケース上部端の真下に並べます。フロントパネルとリアケースの上部先端が重なるようにスライドします。

  8. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 8、 3の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 8、 3の画像 2 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 8、 3の画像 3
    • 作業をスムーズに進めるため、ディスプレイを約90度まで開いて衝立などを使用して固定します。

    • 緊急の場合は、未開封の飲料水缶を利用できます。

    • 衝立にディスプレイを固定する際は、輪ゴムを使用して留めてください。ディスプレイケーブルに不要な圧力がかかるのを防いでくれます。

  9. iPhone 6のバッテリーの交換, バッテリーコネクターブラケットネジを外します。: 手順 9、 1の画像 1
    この手順で使用する道具:
    Magnetic Project Mat
    $19.95
    購入する
    • 次のプラスネジをバッテリーコネクターブラケットから取り外します。

    • 2.2 mm ネジー1本

    • 3.2 mmネジー1本

    • 修理中、ネジの装着場所をメモ書きしてください。再組み立ての際は、デバイスへのダメージを防ぐために、必ず正しい位置に戻します。

  10. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 10、 1の画像 1
    • iPhoneからメタル製のバッテリーコネクターブラケットを取り出します。

  11. iPhone 6のバッテリーの交換, バッテリーコネクターの接続を外します。: 手順 11、 1の画像 1
    • プラスチック製の開口ツールを使って、ロジックボード上のソケットからバッテリーコネクターの接続を外します。

    • 基板のソケットには接触せず、バッテリーコネクターのみに差し込んで押し上げます。基板上のソケットに触ると、コネクター全体を損傷することがあります。

  12. iPhone 6のバッテリーの交換, フロントパネルアセンブリのケーブル用ブラケットのネジを外します。: 手順 12、 1の画像 1
    • フロントパネルアセンブリーのケーブルブラケットから次のプラスネジを5本取り外します。

    • 1.2 mmネジー3本

    • 1.7 mmネジー1本

    • 3.1 mm ネジー1本

    • 再組み立ての際、これらのネジを違う箇所に取付けてしまうと、基板に永続的なダメージを与えてしまいます。

  13. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 13、 1の画像 1
    • 基板からフロントパネルアセンブリのケーブルブラケットを取り出します。

  14. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 14、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 14、 2の画像 2
    • 次の4つの手順ではケーブルコネクターのみに差し込んで持ち上げ、基板上のソケットには接触しないでください。

    • スパッジャーもしくは爪先を使って、正面カメラとセンサーケーブルコネクターの接続を外します。

  15. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 15、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 15、 2の画像 2
    • スパッジャーもしくは爪先を使って、ホームボタンケーブルコネクターの接続を外します。

  16. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 16、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 16、 2の画像 2
    • この手順でケーブルの接続を切ったり、再接続する前に、バッテリーの接続が切れていることを確認してください。

    • スパッジャーもしくは爪先を使って、ディスプレイデータのケーブルコネクタの接続を外します。

    • デバイスの再組み立ての際には、ディスプレイデータケーブルがコネクターから飛び出してしまうことがあります。これは電源を入れた時に白黒画面となる原因となります。この状態の場合、単純にケーブルを一旦外して電源を切り、再起動してください。ベストな再起動方法は、バッテリーコネクタの接続を一度外してから再装着して電源を入れることです。

  17. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 17、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 17、 2の画像 2
    • スパッジャーの平面側先端を使って、デジタイザーケーブルのコネクターの接続を外します。

    • デジタイザーケーブルを再接続する際は、コネクターの中央を押さないでください。コネクターの一方端を押さえてから、反対側を押さえます。コネクター中央を押してしまうと、コンポーネントを曲げてしまい、デジタイザーにダメージを与えてしまいます。

  18. iPhone 6のバッテリーの交換, リアケースからフロントパネルアセンブリを外します。: 手順 18、 1の画像 1
    • リアケースからフロントパネルアセンブリを取り外します。

  19. iPhone 6のバッテリーの交換, バッテリー: 手順 19、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換, バッテリー: 手順 19、 2の画像 2
    • バッテリーの右端下部から第1番目の接着タブを剥がします。

    • バッテリー周辺の作業であるため、指や先の尖っていないピンセットを用いて十分に注意しながら行います。リチウムイオンバッテリーを損傷してしまうと危険な化学物質が漏れたり、火災の原因となります。

    • オプションとして、次の手順に進む前に、バイブレータを固定している2本のプラスネジを取り外してバイブレータを持ち上げて外し、バッテリの接着ストリップを引き抜くためのスペースを確保することができます。

  20. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 20、 3の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 20、 3の画像 2 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 20、 3の画像 3
    • 接着タブを水平に、皺が寄らない状態で作業をしてください。タブに皺が入ってしまうと、引っ張る際に裂けてしまうことがあります。

    • ゆっくりと接着タブをバッテリーから外して、iPhoneの下部方向へ引っ張ります。

    • 接着タブをバイブレーターやバッテリー周辺の部品に引っ掛けて、切断しないようご注意ください。

    • バッテリーとリアケースの間からタブが外れるまで一定の強さで引っ張ります。これまで試してみたところ、60度以内の角度で引っ張るのが成功するようです。

    • 接着タブはオリジナルの長さの何倍にも伸びます。必要に応じてタブストをバッテリーの近くで掴み直してください。

    • もし接着タブを切断してしまったら、ピンセットを使用して(バッテリーにダメージを与えないように)タブを取り出し、再度引っ張ります。タブがバッテリーの底で切れてしまい、掴めない場合は次の手順に進んでください。

  21. iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 21、 3の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 21、 3の画像 2 iPhone 6のバッテリーの交換: 手順 21、 3の画像 3
    • 次に2番目の接着タブも同様の作業を繰り返します。

    • 2本目のタブを取り出す際は、バッテリーに手を添えてください。ケースから外れた時にバッテリーが飛び出すことがあります。

    • バッテリーの下で接着剤が切断して取り出せない場合は、高濃度(90%以上)のイソプロピルアルコールを数滴、破れた接着剤の部分の電池の縁の下に塗ります。

    • アルコール溶液が接着剤を弱めるため、約1分待ちます。ツバキの平らな部分を使って、バッテリーをゆっくりと持ち上げます。

    • バッテリーを力づくで引き抜かないでください。必要に応じてイソプロピルアルコールを数滴注入して、接着剤を弱めます。バッテリーをこじ開けて変形させたり、穴を開けたりしないでください。

    • ロジックボード側からこじ開けないでください。iPhoneにダメージを与えてしまいます。

    • ボリュームダウン(ー)ボタンとバッテリー上端の間にスパッジャーを差し込まないでください。この下に搭載されたボリュームコントロールケーブルを傷つける恐れがあります。

    • バッテリーの下で接着剤が切断して取り出せなくなった場合の代替方法については、次の手順に進みます。

  22. iPhone 6のバッテリーの交換, ケースからバッテリーの接着剤を剥がします: 手順 22、 2の画像 1 iPhone 6のバッテリーの交換, ケースからバッテリーの接着剤を剥がします: 手順 22、 2の画像 2
    • バッテリーがリアケースに付着したままの場合は、iOpenerを用意するか、ヘアドライヤーでバッテリーの真後ろのリアケースを加熱します。気持ちよく触れられる程度の温度になります。

    • その後、プラスチックの開口ツールを使って、バッテリーをゆっくりと持ち上げます。

    • iPhoneを加熱しすぎると、バッテリーが発火する恐れがあります。

    • 代用品として、デンタルフロスでバッテリーをリアケースから切り離すこともできます。もしくはデンタルフロスの代わりに、12弦セットの0.009E弦のような、ギターの弦を使うと、より耐久性があります。

    • フロスや糸をバッテリー上端の角の後ろに通し、両端を合わせて折りたたんだ布で巻いて、均等に引っ張ります。

  23. iPhone 6のバッテリーの交換, バッテリーを取り出します: 手順 23、 1の画像 1
    • iPhoneからバッテリーを取り外します。

    • 交換用のバッテリーがプラスチック製のスリーブに入っている場合は、作業前にリボンケーブルからスリーブを引き抜いてください。

    • デバイス内にアルコール溶液が残っていたら、新しいバッテリーをインストールする前にきれいに拭き取るか、自然乾燥させてください。

    • 交換用バッテリを装着前に、バッテリーコネクタをロジックボードのソケットに一時的に再接続してください。バッテリーが定位置に装着できるか確認します。

    • バッテリーを装着して、接続を外してからデバイスの再組み立てを継続してください。

    • 交換用のバッテリーにプレインストールされた接着剤が付いていない場合は、このガイドを参照して接着ストリップを交換してください。

    • 再組み立て後はハードリセットを行ってください。起こりうる幾つかの問題を解決してくれるトラブルシューティングとなります。

終わりに

交換用のパーツとオリジナルのパーツを見比べてください。残りのコンポーネントを移植する必要があるか、パーツを装着する前に接着剤の裏張りを取る必要があります。

デバイスを再組み立てする際は、これらのインストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。

不要になった電子廃棄物は 認証済みリサイクルセンターで処分してください。

修理が上手く進みませんか?トラブルシュートのヘルプはアンサーコミュニティを参照してください。

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以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

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作成者

24人の作成者と共同で作成されました。

Walter Galan

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1,203のガイドは作成済み

408 件のコメント

Ok so battery extraction went a little bad and ended up cutting into old battery. When I pulled it out it was smoking a little. Got new battery put in and everything back screwed. It's charging up now (I'm assuming the battery is shipped dead) so heres hoping I didn't kill my phone.

roiegat - 返信

Is it absolutely necessary to do step 11-15

Or is it possible to lean the front panel up while still connected and only removing the battery screws and the battery

eldan - 返信

I strongly recommend following ALL of the steps as shown. The cables are extremely fragile and can tear easily. It will only add about 5 minutes or so to the project, but could save hours and dollars. Also, take your time removing the battery adhesive strips. If they break off underneath the battery, they are a bear to get out.

Coach Bob -

I definitely skipped ahead and left these attached. I just held the screen up and only laid it down to apply the adhesive to the new battery.

leon -

I stuck the screen on to an iPhone box (just like in the photo) and did not have to remove the display cables.

BUT, you need to be very careful -- especially if the white strips break on you. If you need to use the plastic card and/or heat to remove the battery, I recommend disconnecting the display.

Carlos -

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