はじめに
iPhoneバッテリーは最大500回の充電サイクルまで、容量の約80%まで充電できるとされています。これは、多くのユーザーにとって約18−24ヶ月で500回のサイクルを迎えることになります。iPhoneの充電を頻繁に行っていたり、パフォーマンスの低下をiOSが警告している場合(言い換えるとスマートフォンの速度が遅い場合)はバッテリーを交換する時期に差し掛かっています。このガイドを使って、新品の頃のようなiPhoneを取り戻しましょう。
バッテリーが膨張している場合は、 適切な処理をしてください。
ご注意: このガイドでは、バッテリーの粘着ストリップが壊れる可能性を低くするために、ラウドスピーカーを取り外します。ラウドスピーカーを取り外すことなくiPhoneバッテリーを取り外すことができます。
ご注意: 修理後、Apple純正パーツを使用していても、iPhoneにバッテリーの「真贋」に関する警告が表示される場合があります。iPhoneの機能が正常であれば、この警告は無視していただいて問題ありません。バッテリーを交換すると、バッテリーの健康状態や性能に関する機能が削除されます。
必要な工具と部品
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iPhoneの画面全体に、透明な梱包用テープを重ね合わせます。
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次の手順でうまく吸盤が装着しない場合は、強力なテープ(ガムテープなど)を持ち手に折って、代わりにスクリーンを持ち上げてみてください。
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次の3つの手順では、デバイスの開講作業を簡単にするために開発されたツール、リバースクランプの使い方を紹介します。リバースクランプを使用しない場合は、この3つの手順をスキップして別の方法をご覧ください。
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青いハンドルをヒンジ側に引くと、リバースクランのアームを解除します。
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iPhoneの左/右側の端に向けてアームをスライドします。
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吸盤カップをiPhoneの下端付近に装着します。上部に一つ、下部に1つずつ取り付けます。
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吸盤カップ両側をしっかりと締め合わせると、標的の場所にしっかりと装着させることができます。
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青いハンドルを手前に引くと、アームがロックされます。
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ハンドルを時計回りに360度回転させ、カップが両側をストレッチするまで回し続けます。
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吸盤の位置が合っていることを確認してください。装着位置がずれ始めたら、吸盤を少し緩めてアームを装着し直してください。
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吸盤カップをしっかりと引き上げます。スクリーンとフレームの間に僅かな隙間が生じるまで一定の力で引っ張ります。
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スクリーンのプラスチックベゼルの下の隙間に開口ピックを差し込みます。
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オープニングピックをiPhoneの右下あたりでスライドさせ、粘着部分を切り離します。
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iPhone右端から右上のコーナーに達するまでスライドしながら移動を続けます。
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右上コーナーにピックを残しておきます。次の作業に移ってください。
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吸盤ハンドルを外していない場合は、ここで取り外します。
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iPhoneの右側端が手前に来るように配置します。
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iPhoneのディスプレイを右側から(本のページをめくるように)開きます。
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作業中、ディスプレイが邪魔にならないよう、ディスプレイを立てかけるための衝立てを準備してください。
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プラスドライバーを使って、バッテリーとディスプレイコネクタカバーを固定している1.3mmネジを3本外します。
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清潔な指先もしくはスパッジャーを使って、ロジックボード上のソケットからバッテリーコネクタをこじ開けて外します。
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コネクタをロジックボードから少し離して曲げてください。修理中に誤ってソケットに接触してしまい、デバイスに電源が供給されるのを防ぎます。
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フロントセンサーのコネクターカバーを固定している3本のネジを外します。
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1.7 mmプラスネジー1本
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1.3 mmプラスネジー1本
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1.8 mm Y000ネジー1本
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スパッジャーの平面側先端を使って、バッテリー上部端に留められた接着剤プルタブをこじ開けてます。先が鋭利でないピンセットでプルタブを摘みます。
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バッテリー上部端のプルタブを剥がします。
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バッテリー左上のプルタブにも同じ作業を繰り返します。
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指先やスパッジャーの中央部分を使って、最初のプルタブを摘んで、iPhoneの下側に向けてゆっくりと引き抜きます。
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ストリップを一定の張りに保ちながらしっかりと引きます。しかし力を入れないでください。時間をかけてゆっくりとストレッチをして、バッテリー から接着ストリップを剥がします。
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iPhoneの両側をしっかりと持ちます。バッテリーを押さえないでください。
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片側や中央部分を持つのではなく、ストリップ全体を均等に引っ張ります。そして水平に、シワが寄らないように引っ張ってください。
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低い角度でストリップを引っ張ります。バッテリー下部端に引っかかって切断するのを防ぐことができます。
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ストリップが切断してしまっても、慌てないでください!切断してしまったストリップを取り出すには指や鋭利でないピンセットを使ってください。バッテリー の下をこじ開けないでください。
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バッテリーをうまく取り出せない方は、90%以上の高濃度イソプロピルアルコールを切断してしまった接着ストリップのエリアにあるバッテリー端に、数滴注入してください。
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イソプロピルアルコールが接着ストリップ側に向けて流れるためにデバイスを傾けてください。
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アルコールが溶解して接着力が弱まるまで、約1分間待機してください。
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開口ピックもしくはスパッジャーの平面側先端を使って、バッテリーをゆっくりと持ち上げます。
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バッテリーをiPhoneから取り出します。
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デバイス内にアルコール溶液が残っている場合は、バッテリーをインストールする前に、コーヒーのフィルター紙や糸くずの出ないマジックワイプなどで綺麗に拭き取ってください。
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オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
このデバイスを再組み立てするには、インストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
修理がうまく進みませんか? ベーシックなトラブルシューティングを試してみるか、, or ask our iPhone 13 Answers community for help.
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
このデバイスを再組み立てするには、インストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
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20 の人々がこのガイドを完成させました。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
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