はじめに
この修理ガイドを参照して、iPad Pro 12.9インチ 第4世代 バッテリーを交換します。
このガイドは、A2229(Wi-Fiのみ)モデルのiPad Proを使用して作成されています。セルラーモデルをお持ちの方は、本ガイドを一般的な参考資料としてお使いください。
バッテリーコネクターを2枚のカードストリップでふさいでいる画像もあります。これはオプションの方法ですが、バッテリーを完全に放電させる方が確実です。この見た目の違いは無視してください。
バッテリーが膨張している場合は、こちらの手順に従ってください。 What to do with a swollen battery
必要な工具と部品
-
この手順で使用する道具:Clampy - Anti-Clamp$24.95
-
青いハンドルを後方に引き、アンチクランプのアームのロックを解除します。
-
iPadの下に物を置き、吸盤の間が水平になるように配置します。
-
吸盤を右端中央付近に置き、1つは上に、もう1つは下に置きます
-
アンチクランプの下部をしっかりと固定し、上部のカップをしっかりと押し下げて吸着させます。
-
-
-
吸盤ハンドルを、できるだけスクリーン右端の中央に近づけて装着します。
-
フレームとスクリーンの間にわずかな隙間ができるように、吸着ハンドルを安定した強い力で引き上げます。
-
隙間にオープニングピックを差し込みます。
-
-
-
上部の切り込みは、上端から4cmのところから始まり、2.5cmの長さです。
-
真ん中の切り込みは、ちょうどフレームの真ん中にあり、2.5cmの長さです。
-
下側の切り込みは、下端から4cmのところから始まり、2.5cmの長さです。
-
-
-
上部端の接着剤を柔らかくしている間、次の注意点を読んでおきましょう。
-
コーナー付近には2つの環境光センサーがあります。ここにピックの先端を差し込んで、傷つけないようにしてください。
-
熱分散テープが3本あります。ここをスライスするように、ピックを上に向けて角度をつけます。
-
前面カメラのアセンブリは、上端中央にあります。破損を避けるため、ここにピックを差し込まないでください。
-
-
この手順で使用する道具:FixMat$36.95
-
プラスドライバーを使い、上部ケーブルシールドを固定している2本のネジを外します:
-
長さ1.8 mmネジ-1本
-
長さ2.0 mmネジ-1本
-
-
-
-
プラスドライバーを使い、リアカメラシールドを固定している6本のネジを外します:
-
長さ1.2 mm ネジー3本
-
長さ2.8 mmネジー1本
-
長さ2.6 mmネジー1本
-
長さ1.8 mmネジー1本
-
-
-
電源ボタンアセンブリの左端とフレームの間に、スパッジャーの先端を挿入します。
-
アセンブリをフレーム内の凹部からこじ開けます。
-
電源ボタンアセンブリを掴んで外します。
-
-
-
-
スパッジャーの平面側を使って、右下のプレスコネクタブラケットをロジックボードからスライドさせます。
-
先端が鋭利でないピンセットか指を使ってブラケットを外します。
-
-
-
高濃度のイソプロピルアルコール(90%以上)をロジックボードの下端と右端に数滴垂らします。
-
iPadの右端を持ち上げ、イソプロピルアルコールがロジックボードの下に流れるようにします。
-
イソプロピルアルコールが浸透するまで1分間待ちます。
-
-
-
バッテリーコネクターを塞いでいる、トランプカードのストリップを取り除きます。
-
オープニングピックの先端を、ロジックボードとバッテ リーコネクタの間にゆっくりと挿入します。
-
ロジックボードを完全に取り外すまで、このピックを差し込んだままにします。
-
-
-
バッテリーをフレームに固定している、12個のストレッチリリースタイプの接着剤プルタブがあります。
-
残りの接着剤はバッテリーボードをフレームの底面に固定し、ストレッチリリース用のタブはありません。
-
-
-
先が鋭利でないピンセットか指を使って、各ストレッチリリース用プルタブをバッテリーから剥がします。
-
フレームに対して低い角度を保ちながら、ストリップをバッテリーからゆっくりとまっすぐ引き離します。
-
ストリップが伸びるまで十分時間をかけてください。ストリップが切れた場合は、切断下部分を取り出して引き続けます。
-
12本のストレッチリリースタイプの接着ストリップをすべて取り外した場合は、3つ下の手順を飛ばしてください。
-
ストリップが切れた場合は、次の2つの手順に従って、バッテリーを取り外す別の方法を試してください。
-
-
-
高濃度のイソプロピルアルコール(90%以上)をバッテリーの内側の端に数滴垂らし、ストレッチリリース接着剤の切れたストリップの近くに注入します。
-
iPadの片側を持ち上げて傾け、イソプロピルアルコールがバッテリーの下に流れるようにします。
-
イソプロピルアルコールが浸透するまで、約1分間待機します。
-
-
-
左側バッテリーの下にプラスチックカードをスライドさせ、ストレッチリリース接着剤の切れたストリップの近くに差し込みます。
-
プラスチックカードをバッテリーの長さに沿ってスライドさせ、残っている接着剤を切り離します。カードをバッテリーボードの下に滑り込ませないでください。
-
右側バッテリーにも同じ手順を繰り返します。
-
-
-
iPadの上部端を高くして、左のバッテリーを持ち上げ、バッテリーボードの下にアクセスできるようにします。
-
バッテリーボードに数滴のイソプロピルアルコールを注入します。
-
右側のバッテリーにも同じ手順を繰り返します。
-
-
-
iPadを水平に置き、プラスチックカードを左のバッテリーボードの外側の端の下に少し斜めにスライドさせます。
-
プラスチックカードをまっすぐにし、バッテリーボードの下に完全に挿入して接着剤を切開します。
-
右側バッテリーにも同じ手順を繰り返します。
-
-
この手順で使用する道具:Tesa 61395 Tape$8.99
-
バッテリーの上部の角を持ち、フレームから外します。
-
数滴のイソプロピルアルコールと糸くずの出ない布で、残った接着剤を拭き取ります。
-
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
バッテリーが膨張している場合は、こちらの手順に従ってください。 What to do with a swollen battery
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
修理がうまく進みませんか?ベーシックなトラブルシューティングを試してみるか、iPad Pro 12.9インチ 第4世代のアンサーコミュニティを参照してください。
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
バッテリーが膨張している場合は、こちらの手順に従ってください。 What to do with a swollen battery
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
修理がうまく進みませんか?ベーシックなトラブルシューティングを試してみるか、iPad Pro 12.9インチ 第4世代のアンサーコミュニティを参照してください。
2 の人々がこのガイドを完成させました。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
翻訳を始める ›
2 件のコメント
Is there a way to test the battery with a multimeter before removing all the components?
(Mine is unresponsive and I’m trying to trouble shoot components)
Hey D Sully,
Apple definitely hid a lot of the exposed contacts in this iPad. To reach the contacts on the battery connector, you need to get underneath the connector on the logic board.
There could still be ways to troubleshoot your iPad without opening it. If you haven't already, try force restarting it, plugging it into power for over a minute, trying a different charger, etc. If you do opt to open it, check the screen connectors, as well.
If the probes on your multimeter are sufficiently small, you might be able to remove just the lower components from the logic board (including the four screws securing it to the frame) and slightly lift it to gain access to the battery contacts. We don't recommend this as, it risks damaging the board.
Whatever routes you choose, good luck and feel free to post back here with any results!