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必要な工具と部品

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのMac mini Late 2018を修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. Mac mini Late 2018の分解, Mac mini Late 2018の分解: 手順 1、 1の画像 1
    • このMacはミニかもしれませんが、注目に値するスペックが幾つか搭載されています。ここに列挙してみましょう:

    • 3.6GHzクアッドコアIntel Core i3と6MB共有L3キャッシュ

    • 8GB 2,666MHz DDR4 SO-DIMMメモリ

    • 128 GB PCleベースSSD

    • Intel UHD Graphics 630

    • 802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続 Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー

    • macOS Mojave

  2. Mac mini Late 2018の分解: 手順 2、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 2、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 2、 3の画像 3
    • 2018年のMac miniの外観を最初に見た時、心が温まるのを感じました。私たちが覚えている、あのフォームファクタと同じだからです。

    • ある人たちは、Appleがminiをアップデートすることがあれば、Apple TVのようになるだろうと考えていました。幸いにも、Appleはこの新モデルを薄く、軽量にしたいというトレンドには屈しませんでしたーこれはMac microではないのです。

    • 新色の他にもA1993とEMC 3213という新しいモデル番号があります。

    • 見慣れたポートを幾つか廃止したことによる議論もありましたが、AppleはこのMac miniに、多くのポートを搭載しました。2つのUSB-Aポート、4つのUSB-Cポート、1つのヘッドフォンジャック、1つのethernet ポート, そして1つのHDMIポート(他のどのApple新製品でも対応していないもの)があります。

    • これらのポートのうちモジュラー式のものがあるかどうかについても見ていきます。最新モデルMacBook Airの分解が、私たちの期待を高めてくれます!

  3. Mac mini Late 2018の分解: 手順 3、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 3、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 3、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    iFixit Opening Tool
    $1.99
    購入する
    • 内部に侵入する方法は分かっているはずですが、アップデートもなしの4年が経過した後では、この開口方法で通用するのか分かりません。

    • ドキドキしながら、60%リサイクル素材のプラスチック製ボトムカバーにツールの先端を当てます。

    • 開きました!開口ツールがあればベースが外せてTR6トルクスセキュリティドライバーで6本のネジを外すと、下に搭載されたアンテナプレートが取り出せます。

    • なかなか良いスタートです。この調子で分解が進むことを願います!

  4. Mac mini Late 2018の分解: 手順 4、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 4、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 4、 3の画像 3
    • 何度かにわたり同じ作業をした時と同様、miniの内部を見守るように搭載されたシングルファンが出迎えてくれます。

    • ファンのネジは簡単に外せます。これでminiの内部がよく確認できます。

    • 理論上は、ロジックボードからケーブルの接続を外して、シャシーからスライドすれば取り出すせるはずです。

    • あくまでも理論上の話ですが。

  5. Mac mini Late 2018の分解: 手順 5、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 5、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 5、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Mac mini Logic Board Removal Tool
    $4.99
    購入する
    • これから即興をやってみましょう。というのも、Mac mini ロジックボード用取外しツールはロジックボードのネジ穴に技術的にはフィットするのですが、どこかがおかしいのです。そこで、他のテコ入れが必要になります。

    • 古風な方法ですが、親指で押して通用するでしょうか?します!排気口の両側をしっかり押すと、ボード全体が外れ、取り出せます。

    • 私たちは素晴らしいツールを作るのが好きですが、一番良いのはツールなしで何かを修理できることです。これほど幸せなことはありません。

    • Appleは、ダメージを与えずに薄い排気フィンを取り出せるツールを持っているかもしれませんが、ゆっくりと慎重に親指を使えば対応できます!

  6. Mac mini Late 2018の分解: 手順 6、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 6、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 6、 3の画像 3
    • ボードが取り出せたら、すぐにRAMに手を移します。Appleは重厚なメタル製ケージにRAMを閉じ込めています。まるでモジュラー式RAMが暴れ出すかもしれないと半信半疑のようです。

    • 実際は、旧モデルiMacにこのデザインが採用されていました。シールドによって、RAMが高周波数 (2666 MHz) でも他の周辺機能を干渉せずに動作できるよう保護する役割があるのです。

    • 4本のトルクスネジを外すと、このケージがスライドして取り出せます。これ以上簡単にRAMを交換できる方法はあったのでしょうか?

    • そうです、2012年モデルにありましたーが、2014年miniに搭載されていたチップは半田付けされていたため、ひどい落胆を味わいました。そして今回は、標準型のSO-DIMM RAMが搭載されているのです。これは大勝利です。今アップグレードをするか、後でアップグレードするか、それはあなた次第です。

    • モジュール式 Khynix HMA851S6CJR6N 4 GB DDR4-2666 SDRAMが取り出せます。各RAMに4つの1 GB H5AN8G6NCJR DDR4 SDRAMチップが付いています。

  7. Mac mini Late 2018の分解: 手順 7、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 7、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 7、 3の画像 3
    • 1本のコネクタと2つのネジを外せば、この小さなスピーカーシステムが取り出せます。

    • iMacMacBookのスピーカーは新モデル毎に大きくなっているように見えますが、このスピーカーは旧モデルのMac miniと比べると、ほぼ同じサイズのようです。

    • スピーカーの下に、アンテナケーブルが幾つか確認できますが、残念なことにモジュールのAirPortカードはありません。このカードはトレンドになりつつあります。AirPortカードは、メインボード上のソケットに直接、繋がれています。

    • 悲しいことに、AirPortカードは過去のものとなってしまったので、ロジックボードに全ワイヤレス機能が統合されています。

    • さてここから、ヒートシンクを外す作業に取り掛かります。トルクスネジと半田付けされたCPUを露出させます。

    • 最後のネジ1本が外れると、ポートカバーが取り出せます。この下にあるのは…ポートです。ポートカバーを取り出す時に、幾つかのアンテナハードウェアも一緒に付いてきます。

  8. Mac mini Late 2018の分解: 手順 8、 2の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 8、 2の画像 2
    • このminiでも、沢山のチップが搭載されています。さて確認してみましょう!

    • 3.6 GHz quad-core Intel Core i3 CPU with Intel UHD Graphics 630

    • 東芝 TSB3225V81199TWNA1 フラッシュストレージ (各32 GBで合計128 GB )

    • Apple APL1027 339S00604 T2 コプロセッサ

    • Intel SR40E CM246プラットフォームコントローラーハブ

    • Intel JHL7540 Thunderbolt 3コントローラー

    • Broadcom BCM57766 Gigabitイーサネットコントローラ

    • 338S00342-A0 (Apple PMICのよう)

  9. Mac mini Late 2018の分解: 手順 9、 2の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 9、 2の画像 2
    • 裏側にはもっと多くのチップが搭載されています。

    • 村田製作所 339S00458 Wi-Fi / Bluetoothモジュール

    • MegaChips MCDP2920A4 HDMI 2.0コンバータ対応DisplayPort 1.4

    • Cirrus Logic CS42L83オーディオコディック

    • 同期式降圧コントローラ搭載 Texas Instruments 51916メモリ電源 ソリューション

    • Texas Instruments CD3215C00 USB-Cコントローラー x4

    • Texas Instruments CSD58872Q5D NexFET 同期式降圧電源ブロック

    • Intersil ISL95828AHRTZ CPU パワーコントローラー

  10. Mac mini Late 2018の分解: 手順 10、 2の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 10、 2の画像 2
    • チップ識別は続きます。

    • Infineon (旧International Rectifier) IRF3575 60 A 同期型バックコンバータ

    • Renesas (旧Intersil) ISL62383C 電源供給コントローラー

    • Vishay SIC621 60 A 統合パワーステージ

    • Renesas (旧Intersil)ISL80101IRAJZ 1 A LDOレギュレータ

    • Texas Instruments INA210 双方向電流センスアンプ

    • Texas Instruments INA211 双方向電流センスアンプ

    • Texas Instruments INA214 双方向電流センスアンプ

  11. Mac mini Late 2018の分解: 手順 11、 2の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 11、 2の画像 2
    • さらにチップIDは続きます。

    • Dialog Semiconductor (旧Adesto) AT45DB021E 2 MBシリアルフラッシュメモリ

    • Macronix MX25R2035F 2 MB シリアル NORフラッシュメモリ

    • Winbond W25Q80EW 8 MBシリアル NOR フラッシュメモリ

    • Winbond W25Q80DW 8 MBシリアル NORフラッシュメモリ

    • ON Semiconductor CAT24C128 128 KBシリアル EEPROMメモリ

    • Texas Instruments HD3SS215 6.0 Gbps HDMI DisplayPort ディファレンシャルスイッチ

    • Diodes Incorporated PI3USB32 デュアルSPST USB 2.0スイッチ

  12. Mac mini Late 2018の分解: 手順 12、 2の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 12、 2の画像 2
    • 最後のチップID情報です。

    • Texas Instruments TMP464 5チャンネル温度センサー

    • Texas Instruments TMP103 温度センサー

    • Texas Instruments TAS5770オーディオアンプ

    • Texas Instruments TPS2561 2チャンネル電源スイッチ

    • Apple 338S00410 パワーマネージメントIC

    • Texas Instruments TPS62684 1.6 降圧型コンバータ

    • Dialog Semiconductor SLG59M301V 4 負荷スイッチ

  13. Mac mini Late 2018の分解: 手順 13、 3の画像 1 Mac mini Late 2018の分解: 手順 13、 3の画像 2 Mac mini Late 2018の分解: 手順 13、 3の画像 3
    • 私たちと空っぽのMac mini の間にあるのは内部電源だけです!

    • このユニットを固定しているリンチピンは見慣れています。これを取り外すには、私たちの修理ガイドに従えば良いのです。

    • 内部電源は安全かつ、簡単に交換できるように作られた便利な独立したユニットです。

    • 唯一足りないものはキュートなラベルだけです。

    • Mac miniの内部電源は、旧モデルの85ワットから150ワットにアップグレードされました。

  14. Mac mini Late 2018の分解: 手順 14、 1の画像 1
    • これがMac miniから取り出した全てです。これらのクールなコンポーネントをお楽しみください!

    • 以前は、Pro仕様のMacとはアップグレードや自分でカスタマイズしたり、好きなように接続することを意味していました。この新しいMac miniは、なぜ"Pro" というモデル名が付けられなかったのか驚いています。特に、ますます閉鎖的になっているMacBook Proに比べるとそう思うのです。

    • おそらく、このMac miniの最もエキサイティングな部分はアップグレード可能なRAMの復活です。実際、あるユーザーはRAMの交換ガイドすでに作成してしまったほど興奮しています。今後公開される公式修理ガイドとアップグレードキットにご期待ください!

  15. まとめ
    • Mac miniやその部品は、強力な接着剤で固定されていません。
    • よく使用される一般的なツールを使っても、分解は簡単です。
    • Mac miniは個人でのアップグレードと交換の両方を可能にするスタンダードなSO-DIMMを搭載しています。
    • CPUとストレージはロジックボードに半田付けされていて、ユーザーアップグレードは不可能です。
    • いずれかのポートが破損したり、消耗した場合、ロジックボード全体を交換する必要があります。
    リペアビリティのスコア
    6
    10点中6点のリペアビリティ
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

en jp

83%

これらの翻訳者の方々は世界を修理する私たちのサポートをしてくれています。 あなたも貢献してみませんか?
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107 件のコメント

How about Drives? Can you put a second one like you could on older ones?

poliva - 返信

No. You can’t even remove the built-in SSD.

Paul -

Not only is there no room in this design, but there are also no available SATA or PCIe connectors which would allow you to upgrade the internal storage.

repoman27 -

with that many thunderbolt ports, I think the real goal with this mini is to update it with external drives and GPUs. Upgrade the RAM and add modules, seems like a good compromisse from the 2014 model

Diego Azevedo -

As long as apple keeps using their private Tx chips as the ssd main controller, we are unlikely to use a common pcie ssd in those macs.

Orange Chen -

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