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バッテリーの接続の外し方

バッテリーの接続の外し方

Alex Diaz-Kokaisl

Alex Diaz-Kokaisl とその他 3 人の作成者

最終更新日: May 14, 2024

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  1. バッテリーの接続の外し方, 安全上の準備: 手順 1、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 安全上の準備: 手順 1、 2の画像 2
    • 作業を始める前に、バッテリーの残量が25%以下になるまで放電してください。充電したリチウムイオンバッテリーは、誤って穴を開けると発火したり、爆発したりすることがあります。

    • デバイスの電源を完全に切り、ケーブルも外してください。

  2. バッテリーの接続の外し方, スクリーンの取り外しに関する注意: 手順 2、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, スクリーンの取り外しに関する注意: 手順 2、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, スクリーンの取り外しに関する注意: 手順 2、 3の画像 3
    • 修理を行う際は、次のことに注意してください。

    • ここはスクリーンの継ぎ目部分です。このシーム部分は、スクリーンを携帯電話本体から分離しています。この継ぎ目をこじ開けないでください。

    • ここはベゼルの継ぎ目です。スクリーンを保護するためのプラスチック製のベゼルとフレームが繋がる部分です。プラスチックのクリップで固定されています。ここをこじ開ける必要があります。

  3. バッテリーの接続の外し方, リバースクランプの使用方法: 手順 3、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, リバースクランプの使用方法: 手順 3、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, リバースクランプの使用方法: 手順 3、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Clampy - Anti-Clamp
    $24.95
    • 次の3つの手順では、デバイスの開口作業を簡単にするために開発されたツール、リバースクランプの使い方を紹介します。リバースクランプを使用しない場合は、この3つの手順をスキップして別の方法をご覧ください。

    • リバースクランプの詳細な使用方法については、 こちらのガイドをご覧ください。

    • スクリーン表面に亀裂がある場合は、透明の梱包用テープを貼ると、吸盤が密着しやすくなります。

    • 青いハンドルをヒンジ側(背面側)に引くと、クランプのアームが解除されます。

    • 携帯電話の右側の端に向かってアームをスライドします。

    • 吸盤カップを携帯電話の右側中央付近に配置します。表面に一つ、背面に一つです。

    • 表裏両面の吸盤を挟んで押しつけると、吸盤が張り付きます。

    • デバイスの表面が滑りやすく、リバースクランプがしっかりと装着できない場合は梱包用テープなどを貼り付けるとしっかり装着できます。

  4. バッテリーの接続の外し方: 手順 4、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方: 手順 4、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方: 手順 4、 3の画像 3
    • 青いハンドルを手前に引くと、アームがロックされます。

    • ハンドルを時計回りに360度回してください。途中で吸盤が引っ張られたらそこで止めて下さい。

    • 吸盤の位置が合っていることを確認してください。装着位置がずれ始めたら、吸盤を少し緩めてアームを装着し直してください。

  5. バッテリーの接続の外し方: 手順 5、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方: 手順 5、 2の画像 2
    • 温めたiOpenerをリバースクランプのアームに画像のように通して、デバイスの右側端の上に載せます。

    • ヘアドライヤーヒートガンなどを使うこともできますが、温めすぎるとディスプレイや内蔵バッテリーにダメージを与えることがありますので、注意してください。

    • 1分ほど待つと、接着剤が剥がれてきて、隙間ができます。

    • クランプで十分な隙間ができたところで、スクリーンのフレーム下にオープニングピックを挿入します。

    • クランプで十分な隙間ができない場合は、その部分に少し温めて、ハンドルを時計回りに半回転させてください。

    • 一度に半回転以上回さないで下さい。さらに回したい時は1分ほど待ってから半回転だけ回して下さい。リバースクランプでの開口作業は時間がかかります。

    • 次の2つの手順はスキップしてください。

  6. バッテリーの接続の外し方, 右端を温める: 手順 6、 1の画像 1
    • iOpenerを温めて、スクリーンの右端に2分間当てます。

    • ドライヤー、ヒートガン、ホットプレートも使用できますが、ディスプレイや内蔵バッテリーは熱で損傷しやすいので、過熱しないように注意してください。

  7. バッテリーの接続の外し方, オープニングピックを差し込む: 手順 7、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, オープニングピックを差し込む: 手順 7、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, オープニングピックを差し込む: 手順 7、 3の画像 3
    • 吸盤カップをスクリーン右端のなるべく中央部分に近い位置に装着します。

    • 吸盤を強い力でゆっくり引き上げ、ベゼルとフレームの間に隙間を作ります。

    • 隙間にオープニングピックの先端をを差し込みます。

    • 携帯電話の使用年数によっては、この作業が難しい場合があります。うまくいかない場合は、端にさらに熱を加えて、もう一度試してみてください。

    • スクリーンの割れがひどい場合は、透明な梱包用テープを貼ると吸盤が使えるようになる場合があります。また、非常に強力な粘着テープを吸盤代わりに使うこともできます。どうしても上手くいかない場合は、強力な接着剤で吸盤をスクリーンに貼ってしまう方法もあります。

  8. バッテリーの接続の外し方, オープニングピックを移動する: 手順 8、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, オープニングピックを移動する: 手順 8、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, オープニングピックを移動する: 手順 8、 3の画像 3
    • 吸盤カップを装着させたまま、ピックを上に向けて引き上げます。

    • ピックをこじ開けがら慎重に押し込み、ピックをベゼルの継ぎ目に再度差し込みます。

    • 内部を傷つけないように、ピックは3.5mm以上差し込まないようにしてください。

  9. バッテリーの接続の外し方, 右側クリップを外す: 手順 9、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 右側クリップを外す: 手順 9、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, 右側クリップを外す: 手順 9、 3の画像 3
    • ピックを右端にそってスライドさせると、ベゼルをフレームに固定しているプラスチッククリップが外れます。

    • ピックを右上の端に残してから次の手順に進んでください。

  10. バッテリーの接続の外し方, 右上のクリップを外す: 手順 10、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 右上のクリップを外す: 手順 10、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, 右上のクリップを外す: 手順 10、 3の画像 3
    • オープニングピックをデバイス右上を中心に回転させ、クリップを外します。

    • クリップが再びロックされないように、右上のオープニングピックを残しておきます。

    • 内部パーツを破損しないように、ピックを4mm以上差し込まないでください。

  11. バッテリーの接続の外し方, 上部クリップを外す: 手順 11、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 上部クリップを外す: 手順 11、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, 上部クリップを外す: 手順 11、 3の画像 3
    • 先ほど作った隙間にオープニングピックを差し込みます。

    • 上部端に沿ってピックをスライドし、クリップを外します。

    • フロントカメラ周辺をスライドする際は、レンズの破損を防ぐため、ピックを3mm以上差し込まないでください。

  12. バッテリーの接続の外し方, 左上クリップを外す: 手順 12、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 左上クリップを外す: 手順 12、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, 左上クリップを外す: 手順 12、 3の画像 3
    • オープニングピックをデバイス左上あたりで回転させ、クリップを外します。

    • クリップが再ロックしないように、左上にオープニングピックを残しておきます。

  13. バッテリーの接続の外し方, 左側のクリップを外す: 手順 13、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 左側のクリップを外す: 手順 13、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, 左側のクリップを外す: 手順 13、 3の画像 3
    • 先ほど作った隙間に、新しいオープニングピックを挿入します。

    • ピックを左端にそってスライドさせると、クリップが外れます。

    • 内部を傷つけないように、ピックは3mmまでしか差し込まないでください。

    • 残りのエッジについても、回転とスライドを繰り返します。

    • この時点で、スクリーンがフレームから外れるはずです。スクリーンの端にまだ抵抗がある場合は、オープニングピックを使って残っているクリップを外してください。

  14. バッテリーの接続の外し方, スクリーンの位置を動かす: 手順 14、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, スクリーンの位置を動かす: 手順 14、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, スクリーンの位置を動かす: 手順 14、 3の画像 3
    • まだスクリーンを完全に取り外さないでください。まだフレックスケーブルでフレームに接続されています。

    • 本の表紙を開くように、スクリーン右端を上に持ち上げ、本体の左側面に向かって持ち上げます。

    • スクリーンを逆さまにして、フレームと平行になるように置いてから、作業を続けてください。

    • フレックスケーブルが破損しないように、スクリーンをねじったり、フレームから遠ざけたりしないでください。

  15. バッテリーの接続の外し方, ディスプレイケーブルブラケットを外す: 手順 15、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, ディスプレイケーブルブラケットを外す: 手順 15、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, ディスプレイケーブルブラケットを外す: 手順 15、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Tweezers
    $4.99
    • ディスプレイケーブルのブラケットはメタルクリップで固定されています。

    • ピンセットでブラケット下側を上に曲げ、メタルクリップを外す。

    • ディスプレイケーブルブラケットを外します。

    • 再組み立ての際は、ブラケットの上側を先に挿入してから、反対側を押し込んでください。これを怠ると、火花が散ったり、ロジックボードが破損したりする恐れがあります。

  16. バッテリーの接続の外し方, ディスプレイケーブルを外す: 手順 16、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, ディスプレイケーブルを外す: 手順 16、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, ディスプレイケーブルを外す: 手順 16、 3の画像 3
    • プレスコネクター周辺の小さな部品が破損する恐れがありますので、十分に注意してください。

    • ディスプレイケーブルのプレスコネクタの右下に、オープニングピックの先端を差し込みます。差し込むべき場所は近くにあるねじ穴のすぐ上です。

    • ディスプレイケーブルのプレスコネクタをこじ開け、外します。

    • このようなプレスコネクタを再装着するには、慎重に位置を合わせて片側をカチッと音がするまで押し下げ、反対側も同様に行います。真ん中は押さないでください。コネクタの位置がずれると、ピンが曲がってしまい、永久的な損傷を与える可能性があります。

  17. バッテリーの接続の外し方, シルバーのテープを剥がす: 手順 17、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方, シルバーのテープを剥がす: 手順 17、 2の画像 2
    この手順で使用する道具:
    Tweezers
    $4.99
    • ピンセットを使って、上部スピーカーとミッドフレームをつないでいるシルバーのテープを剥がします。

    • テープを完全に剥がさないでください。ミッドフレームと上部スピーカーの間の隙間を外すだけです。

  18. バッテリーの接続の外し方: 手順 18、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方: 手順 18、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方: 手順 18、 3の画像 3
    • ピンセットでUSB-Cポートの左右にある2本のネジを覆っているテープを剥がします。

  19. バッテリーの接続の外し方, ミッドフレームのネジを外す: 手順 19、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方, ミッドフレームのネジを外す: 手順 19、 2の画像 2
    • T3トルクスドライバーを使って、ミッドフレームをフレームに固定している次のネジを16本外します。

    • 長さ4.3mmネジー8本

    • 長さ2.9mmネジー5本

    • 長さ4.9mmネジー2本

    • 長さ4.6mmネジー1本

  20. バッテリーの接続の外し方, ミッドフレームのクリップを外す: 手順 20、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方, ミッドフレームのクリップを外す: 手順 20、 2の画像 2
    • スパッジャーをフロントカメラ付近のフレームとミッドフレーム上部の間に差し込みます。

    • スパッジャーでミッドフレーム上部をこじ開けて、クリップを外します。

  21. バッテリーの接続の外し方: 手順 21、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方: 手順 21、 2の画像 2
    • ミッドフレーム左下とフレームの間にスパッジャーを差し込みます。

    • スパッジャーでミッドフレームの下側をこじ開けて、クリップを外します。

  22. バッテリーの接続の外し方, ミッドフレームを外す: 手順 22、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方, ミッドフレームを外す: 手順 22、 2の画像 2
    • ミッドフレームを外します。

    • 外す際に少し抵抗を感じるかもしれません。これはミッドフレームが放熱グリスでヒートシンクに弱く接着されているためで、正常な動作です。

    • 再組み立ての際、デバイスを密封する前にデバイスの電源を入れ、すべての機能をテストしてください。作業を戻る前には、必ずデバイスの電源を完全にオフにしてください。

  23. バッテリーの接続の外し方, 放熱グリスを剥がす: 手順 23、 3の画像 1 バッテリーの接続の外し方, 放熱グリスを剥がす: 手順 23、 3の画像 2 バッテリーの接続の外し方, 放熱グリスを剥がす: 手順 23、 3の画像 3
    • スパッジャーの平面側を使って、放熱グリスをスクレープしながら削ぎ落とします。

    • イソプロピルアルコールとコーヒーフィルターまたは糸くずの出ない布で、残った放熱グリスを拭き取ってください。

    • ミッドフレームについたグリスのクリーニングを繰り返してください。

    • 再組み立ての際、このガイドに従って放熱グリスを再塗布してください。

  24. バッテリーの接続の外し方, バッテリーの接続を外す: 手順 24、 2の画像 1 バッテリーの接続の外し方, バッテリーの接続を外す: 手順 24、 2の画像 2
    • スパッジャーを使って、バッテリーのプレスコネクタの接続をこじ開けて外します。

終わりに

オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。

このデバイスを再組み立てするには、インストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。

この修理ガイドを完成後、最適なパフォーマンスを実行するために、新しくインストールしたバッテリーをキャリブレーションしてください。

e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

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100%

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作成者

3人の作成者と共同で作成されました。

Alex Diaz-Kokaisl

メンバー登録日: 01/16/22

162,804 ポイント

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