私たちの呼びかけに対して、皆さんは応えてくれました。今年の夏前に、iFixitのユーザープロフィールを更新して、あなたについて詳しく教えてくださいという第一回 Show and Tellコンテストを企画しました。その中から厳選した応募者には、Manta ドライバーキットとiFixitオリジナルグッズを含むiFixit限定セットが当たるチャンスもありました。
私たちが期待した以上にコンテスト参加者が多く、とても感謝しています。皆さんのプロフィールを読むと、お気に入りの修理方法やすばらしい修理技術、修理にこだわる理由などがよくわかりました。
私たちは世界の様々な地域からオンライン上で集まり、修理したいという思いで結び付けています。そして、私たちはそのコミュニティを持続しています!
今回は受賞者の方々を紹介したいと思います。ところでコンテストだけが、お互いを知れる機会ではありません。このブログを読まれたら、ぜひご自身のプロフィールをクリックしてより内容のあるものに編集してみてください。
このブログは、受賞者全員のプロフィールにスポットライトを当て、修理がもたらす世界での存在感や各地域でリペアムーブメントに貢献してくれている、一人ひとりの努力を紹介しています。
これらは順不同ですが、最初に掲載されても、最後に掲載されても、皆さんの素晴らしい声は同じです。

Nick, アメリカ
Nickは2009年からiFixitコミュニティに参加し、同業の修理テックたちを助けることで、高い評判を集めています。彼の回答はいつも徹底的で、よく研究されています。また時間を作っては、既存のコンテンツを最新の情報に更新しています。Nickの貢献は、単に質問に答えたり、修理ガイドを作成する以上のものです。他のユーザーたちに、自分たちに備わっている修理能力を気づかせて、自信を持たせ、自立する方法を教えたいという彼のコミットメントに現れています。

HelloMacOS, スコットランド、イギリス
HelloMacOSはiFixit.comのNKOTBですが、このグループよりもずっと長い間修理をしていることがわかります。家族や友人から壊れたiPodTouchを修理するように頼まれたのがきっかけで、エンジニアリングと電子機器廃棄物の埋め立てを防ぐことに真剣に取り組むようになりました。HelloMacOSはその後、Beatsヘッドフォン、Dyson掃除機、GoProカメラなど、多くの製品の修理に携わってきました。彼は外科手術のような正確さで修理に取り組み、部品1つ1つに細心の注意を払い、壊れて修理しているものをすべて生き返らせています。

c2ic, フランス
c2icはiFixitのツールの大ファンです。実際、2000年代後半に彼らの会社であるCyberfreacksが、修理のために必要な特殊ツールを探していた時に、iFixitを発見しました。それ以来、彼らはiFixitのスクリュードライバーやその他のツールのコレクションを集め始め、ついにはiFixit初期時代の旧ツールセットまで手に入れました。c2icは、iFixitツールをこよなく愛用してくれる中、修理する権利を支持しながら、彼らが活躍できる、より広い修理の世界を共有してくれています。

Amaury Leonel, メキシコ
Amauryは、自分が持つ修理の知識についてとても謙虚です。幼い頃、父親が家電製品を解体して、その部品を他の(必要な)ものに再利用しているのを見て、電子工学について興味を持ちました。Sony Xperiaが壊れたとき、Amauryは最寄りの工具店に駆け込み、一番安い工具を買って、デバイスを分解してその動きを確かめました。修理を学びながら、メカトロニクスに興味を持ち、いつか勉強したいと思うようになったそうです。

Fred, ドイツ
ものの動く仕組みを理解したいという幼少期の情熱が、NGOで働くというキャリアに繋がりました。ソーシャルワークに携わるNGOのITスペシャリストとして、フレッドは修理がもたらすパワーを信じています。その職務上、Fredは整備が必要な古いハードウェアを知らないわけではありません。修理を惜しまない努力は、(テクノロジーを更新させるための)高いコストを節約する手段でもあり、地球を少しでも永らえさせるための方法でもあります。

BabblingFishes, アメリカ
BabblingFishesは専門のメカニカルエンジニアではありませんが、彼らの修理の手さばきは、修理のプロが見て「おおっ」「あぁ」と驚嘆の声を出してしまうこともあります。彼らはiFixitが全米の大学生たちに提供する、EDUテクニカルライティングプロジェクトの卒業生たちであり、自分の中に潜む修理のマッドサイエンティストがインスピレーションになっていると考えています。彼らは、Nintendo 3DS LLが壊れたときや、大量のダクトテープに埋もれて修理をやりすぎてしまったことに大笑いしたいときには、BabblingFishesが救助に駆けつけてくれるでしょう。
このように、私たちのコミュニティには、いつも修理をしている人、時々修理をしている人など、さまざまな修理人がいます。毎日、毎日、修理する必要はありません。たまに修理するだけでも、他の人や環境を助けることになります。
だから、あなたの身の回りを見回してみてください。私たちは皆、まだ使えるといいなと思うものを沢山持っています。それを見つけてください。もし、あなたがそのデバイスについてよく知らないのであれば、アンサーフォーラムにアクセスして、コミュニティに助けを求めてください。もしあなたがそのデバイスについてよく知っていれば、修理ガイドを作成してシェアしてください。同じ製品について困っている人が絶対にいるはずです。
今年のコンテストに参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。このコンテストは終了しましたが、これでプロフィールを記入できないわけではありません。
インターネット上では、顔と名前を一致させることは常に良いことですが、たとえ実際の顔写真を共有しなくても、あなたが誰であるかを伝えるための情報を共有することは可能です。もしあなたが修理ビジネスを経営しているのなら、どうでしょう?プロフィールページ上で宣伝することができます。あなたはこれから修理ビジネスを始める予定ですか?それでも問題ありません。
あなたが作る「自己紹介」は、修理コミュニティの内と外で、あなたをよく知ってもらうための場所です。恥ずかしがらずに、コミュニティに知ってもらいたいことがあれば、どんどんシェアしてください!
翻訳: Midori Doi
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