メインコンテンツにスキップ

はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド

必要な工具と部品

  1. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 安全情報: 手順 1、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 安全情報: 手順 1、 2の画像 2
    • はんだ付けを始める前に、以下の安全上の注意に注意してください。

    • 電源が入っていたり、プラグが差し込まれているデバイスには、絶対にはんだ付けをしないでください。はんだ付けをする前に、電源プラグを抜き、電源を切ってください。

    • ハードシェルリチウムイオンバッテリー(18650セルなど)に直接はんだ付けしないでください。はんだごての熱でバッテリー内部が損傷します。代わりにバッテリースポット溶接機を使用してください。

    • リチウムポリマーバッテリーのワイヤーをはんだ付けする場合は、以下の注意事項にも従ってください:

    • リチウムポリマーバッテリーのワイヤーをはんだ付け/はんだ外しをする場合は、細心の注意を払ってください!はんだや工具でバッテリーを簡単にショートさせることができ、バッテリーの損傷や火災の原因となります。

    • ショートを避けるため、一度に1本のワイヤーで作業してください。ピンセットを使って各ワイヤーを持ち、動きを制御してショートを防ぎます。

    • 可能な限り、バッテリーと回路基板にコネクターをはんだ付けして、間接的な経路を作ります。こうすることで、意図しないショートの可能性を減らすことができます。

    • 回路基板からバッテリーのはんだ付けを外す場合は、まず初めに、フラッシュカッターを使って各ワイヤーを一度に切断し、バッテリーを切り離します。こうすることで、不慮のショートを防ぎ、高温のはんだごてでバッテリーが加熱されるのを防ぐことができます。

  2. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールはんだ付けとは: 手順 2、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールはんだ付けとは: 手順 2、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールはんだ付けとは: 手順 2、 3の画像 3
    • スルーホールはんだ付けとは、回路基板上の穴にリード線付きの部品を通し、溶融はんだで固定する作業です。スルーホールはんだ付けは、DIYプロジェクトや最新の電子機器に普及しており、大型部品(コンデンサーやポートなど)を固定するために使用されます。

    • 一般的なスルーホール部品には、ジョイスティックモジュール、ポート、コンデンサー、マイクロコントローラー、バッテリー、ワイヤーなどがあります。

  3. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホール部品をはんだ付けする方法: 手順 3、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホール部品をはんだ付けする方法: 手順 3、 2の画像 2
    • 次の10の手順では、回路基板にスルーホール部品をはんだ付けする方法を説明します。はんだごてのほかに、以下のものが必要です

    • 万力、クランプ、または「お助けツール」。2本のワイヤーを接合する場合は、当社のはんだ付けスプリントが最適なツールです。

    • 安全保護ゴーグル(メガネは目を保護しますが、はんだが飛び散るとメガネが破損します)

    • ロジン・コアはんだワイヤー(有鉛または鉛フリー)

    • こて先洗浄用具(濡れたスポンジまたは真鍮線)

    • 排煙ダクト(屋内で作業する場合)

    • 高濃度(90%以上)のイソプロピルアルコールと柔らかい毛のブラシ(歯ブラシのようなもの)

    • スパッジャー、ピンセット、フラッシュカッター

  4. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 4、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 4、 2の画像 2
    • 明るい場所で、可燃性のあるものから離して工具を設置する。

    • 万力または「お助けツール」で回路基板を固定する。はんだパッドに簡単にアクセスできるように、基板に適度な角度をつける。

    • はんだの煙をキャッチできるよう、排煙ダクトを作業台近くに設置する。

    • 安全ゴーグルを着用する。

  5. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 5、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 5、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 5、 3の画像 3
    • 部品のリード線を回路基板の穴に通します。大部分の部品は、基板に密着して平らになるはずです。

    • 電気的に方向性のある部品(ダイオード、LED、電解コンデンサーなど)の場合は、向きを再確認してください。

    • ダイオードは通常、カソード(-)を示すバーがあります。LEDは、カソード(-)に短いリード線があり、ドームに平らな点があります。

  6. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 6、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 6、 2の画像 2
    • リード線を少し曲げ、部品を固定しやすくします。あるいは、ペンキ塗りの際に使用するテープを使って部品を固定できます。

  7. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 中級ガイド: 手順 7、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 中級ガイド: 手順 7、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 中級ガイド: 手順 7、 3の画像 3
    • はんだごての電源を入れます。はんだごてに温度調節機能がついている場合:

    • 鉛入りはんだを使用する場合は300 °C (~570 °F)に設定します。

    • 鉛フリーはんだを使用する場合は、375 °C (~700 °F)に設定します。

    • はんだごてのこて先をきれいにします。スポンジの場合は、スポンジを濡らし、コテ先をさっと拭きます。真鍮線を使っている場合は、こて先をワイヤ上に数回刺します。

  8. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 8、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 8、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 8、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Tack Flux SMD291 no clean 5cc ROHS
    $13.99
    • コテ先に少量のハンダを溶かします。これは「こて先を錫メッキする」と呼ばれ、熱伝導を助けてくれます。

    • ハンダを溶かすと、うっすらと煙が出ます。これはほとんど、ハンダ線に内蔵されているロジン芯フラックスです。フラックスは溶けたはんだの流れを助けますが、時間とともに気化してしまいます。その場合、もっとはんだを溶かしてフラックスを新しくするか、 外部からフラックスを塗る必要があります。

    • はんだごてを初めて使う場合は、洗浄と溶融の手順を数回繰り返して、溶融したはんだの扱いや、こて先にどれぐらいの容量のはんだを塗布できるか体感してください。

  9. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 9、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 9、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 9、 3の画像 3
    • はんだパッドと部品のリード線を2ー3秒間、高温を当てて熱くします。パッドとリードは、はんだ線を容易に溶かします。

    • 先端を回路基板のはんだパッドと部品のリードに約1秒間押し当て、両方を加熱します。こて先がパッドとリードに最大限接触するように角度をつけてください。

    • 細いはんだごてを使用していたり、大きなはんだパッドで作業していると、その部分に十分な熱が伝わらないことがあります。温度を50℃上げるか、より効果的に熱を伝えるためにより大きなこて先に変えてみてください。

    • 回路基板を10秒以上連続して加熱すると、過度の熱ではんだパッドや部品が損傷する可能性があります。さらに、隣接する部品が緩み始める可能性もあります。

    • リードを囲むはんだの凹んだプールができるまで、はんだ線を加熱領域に送り込みます。

    • これは数秒以内で完了するはずです。はんだがパッドに付着しない場合は、パッドにフラックスを塗るか、温度を上げます。

    • はんだがパッドとリードにうまく流れ込まず、接続が弱くなるため、はんだを直接こて先に供給しないでください。

    • はんだ線を取り外し、はんだパッドからはんだごてを取り外します。

  10. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 10、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 10、 2の画像 2
    • おめでとうございます。はんだ接合ができました!接合部が正しく形成されているかどうか点検してください:

    • 鉛入りのはんだ接合部は、リード全体を囲む、光沢のある凹状のテントのように見えるはずです。

    • 接合部に光沢がない場合は、正しく形成されていない可能性があります。接合部を短時間再加熱して、冷まします。

    • 鉛フリーのはんだ接合部は、リード全体を囲む凹状のテントのように見えるはずです。光沢がある場合もあれば、くすんでいる場合もあります。

    • はんだ接合部がリード全体を囲んでいない場合 は、接合部を再加熱し、はんだを追加してください。

    • はんだが凹状のテントではなく丸いビーズのように見える場合は、部品のリードが接合していません。接合部を再加熱し、はんだが接合するようにリードを十分に熱くしてください。

    • はんだが意図せずに別の接合部とブリッジしていないか確認してください。ブリッジしている場合は、フラックスを塗布し、一方の接合部を再加熱してブリッジを慎重に切断します。ブリッジを切り離したくない場合は、この手順に従い、ハンダ芯を使って余分なハンダを吸い取ります。

    • どんなスキルも、練習すれば上達します。最初のはんだ付けが絵に描いたように完璧でなくても、大丈夫です!動きやタイミングのコツをつかむために、何度か試してください。

  11. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, プロジェクトの片付け: 手順 11、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, プロジェクトの片付け: 手順 11、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, プロジェクトの片付け: 手順 11、 3の画像 3
    • すべてのリード線をはんだ付けし終えたら、フラッシュカッターを使って、はんだ接合部の真上でリード線を切り落とします。

    • コテの電源を切る前に、コテ先にはんだを残しておきます。ロジン芯のはんだを使用している場合は、こて先から煙が出なくなるまで待ちます。これは、こて先が汚れたり酸化したりするのを防ぎ、耐久性を高めるためです。

  12. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 12、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 12、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 12、 3の画像 3
    • 柔らかいクロスもしくはスポンジ、歯ブラシと少量の消毒用アルコールを使用して、表面実装はんだパッドのクリーニングをおすすめします。

    • 糸くずの出ないクロスではんだ接合部を拭き、フラックスとアルコールの残留物を染み込ませます。

  13. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールはんだ付けのヒントとコツ: 手順 13、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールはんだ付けのヒントとコツ: 手順 13、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールはんだ付けのヒントとコツ: 手順 13、 3の画像 3
    • 複数のスルーホールリードを持つ部品(ジョイスティックモジュール、マイクロコントローラー、ポートなど)をはんだ付けする場合は、部品の位置を固定するために、反対側の2本のリードをはんだ付けします。アライメントを確認してから、残りの接合部をはんだ付けします。

    • あるいは、反対側のリード線を2本折り曲げて、はんだ付けしている間に部品を基板に固定することもできます。

    • 溶けたはんだが流れなかったり、操作しにくかったりする場合は、接合部にフラックスを多めに塗ってください。

  14. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホール部品のはんだ吸取方法: 手順 14、 1の画像 1
    この手順で使用する道具:
    Solder Wick Braid
    $4.99
    • 次の8つの手順では、はんだ芯とはんだ吸い取りポンプを使ったスルーホール部品のはんだ吸い取り方法を説明します。

    • はんだ付けに慣れていない方は、まず上記のはんだ付けの手順をお読みください。

    • はんだ付け器具の他に必要なもの

    • はんだ芯(別名:はんだ吸い取りブレード )と/もしくは、はんだ吸い取りポンプ

    • フラックス

    • スパッジャー、ピンセットと/もしくはペンチ(頑固な部品をほぐすのに役立つ)

  15. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 15、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 15、 2の画像 2
    • 回路基板を万力や「お助けツール」で固定します。はんだパッドに簡単にアクセスできるように、基板に角度をつけて固定し、安全ゴーグルを着用してください。

    • 可能であれば、はんだ接合部の間に収まる最大面積のこて先を使用します。

    • はんだごての電源を入れます。はんだごてに温度調節機能が付いている場合:

    • 鉛入りはんだを使用する場合は、350°Cに設定します。

    • 鉛フリーはんだを使用する場合は、375°Cに設定します。

  16. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 16、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 16、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 16、 3の画像 3
    • はんだごてのこて先をきれいにします。スポンジを使用している場合は、スポンジを濡らし、コテ先をさっと拭きます。ブラスワイヤ(真鍮)を使っている場合は、こて先をワイヤに数回刺します。

    • こて先にはんだを少しつけて溶かします。こうすることで、熱が伝わりやすくなります。

    • はんだ芯を使ってはんだ付けする場合は、次の手順に進んでください。

    • はんだ吸い取りポンプを使ってはんだを吸い取る場合は、この手順に進んでください。

  17. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, はんだ芯を使ったはんだの吸い取り方法: 手順 17、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, はんだ芯を使ったはんだの吸い取り方法: 手順 17、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, はんだ芯を使ったはんだの吸い取り方法: 手順 17、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Tack Flux SMD291 no clean 5cc ROHS
    $13.99
    • 芯を通してはんだ接合部を溶かし、溶けたはんだを芯に引き込ませます。

    • はんだ接合部に フラックスを塗ります。

    • ハンダ芯のきれいな部分をハンダ接合部の上に置きます。

    • はんだごての先端を芯に2~3秒間しっかりと押し当てます。芯を十分に熱くし、芯の下のはんだを溶かすようにします。

    • 回路基板を10秒以上加熱し続けると、過度の熱ではんだパッドが損傷する可能性があります。

    • 芯がはんだを吸い取らない場合は、温度を上げる必要があります。フラックスを多めに塗るか、新しい芯をお試しください。

    • はんだが芯に浸透してきたら、新しい部分が接合部に触れるように芯をスライドさせます。芯の色が銅色から銀色に変われば、浸透していることがわかります。

    • はんだの大部分が芯にしみ込んだら、芯を持ち上げて、芯を接合部分から離します。

  18. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 18、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 18、 2の画像 2
    • ピンセットを使って部品をつかんで外します。

    • リードがまだ繋がっているものの、はんだがあまり残っていない場合は、はんだパッドを直接加熱して、ピンセットやスパッジャーを使って慎重に取り除いてください。

    • パッドにまだはんだがたくさん残っている場合は、フラックスを多めに塗布し、もう一度はんだ芯を使用してみてください。

    • 使用済みの芯を取り除くには、フラッシュカッターを使用します。

    • はんだ除去が終わったら、この手順を参照してボードをきれいにクリーニングします。

  19. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, はんだ吸い取りポンプを使ったはんだ吸取方法: 手順 19、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, はんだ吸い取りポンプを使ったはんだ吸取方法: 手順 19、 2の画像 2
    • はんだ吸い取りポンプを使ってはんだを吸い取るには、はんだ接合部を加熱して、ポンプで溶融したはんだを吸い取ります。

    • 初めてはんだ吸い取りポンプを使う場合は、こちらの手順を参照してください。

    • はんだ吸い取りポンプの突起を所定の位置にロックされるまで押し下げます。

  20. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 20、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 20、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 20、 3の画像 3
    • はんだごてのこて先をはんだ接合部に押し当てます。

    • はんだが溶けたら、ポンプノズルをできるだけ溶けたはんだに近づけます。

    • ノズルは耐熱プラスチック製なので、こて先に触れても心配ありません。

    • サイドボタンを押してポンプを作動させ、溶けたはんだを吸い上げます。

  21. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 21、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 21、 2の画像 2
    • ピンセットを使って部品をつかんで外します。

    • リードが繋がっているものの、はんだがあまり残っていない場合は、はんだパッドを直接加熱し、ピンセットまたはスパッジャーを使って慎重に取り除きます。

    • パッドにまだ多くのはんだが残っている場合は、パッドを加熱し、はんだ吸い取りの手順を繰り返して、残っているはんだを除去します。

  22. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールのはんだ除去のヒントとコツ: 手順 22、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, スルーホールのはんだ除去のヒントとコツ: 手順 22、 2の画像 2
    この手順で使用する道具:
    ChipQuik SMD Removal Kit
    $17.99
    • はんだ吸い取りポンプですべてのはんだを吸い取れず、接合部の加熱に問題がある場合は、はんだを追加してもう一度試してください。

    • それでもはんだが溶けない場合は、接合部に低温はんだを塗布して、はんだの液状を長く保ちます。

    • 低温はんだと標準的なはんだが混ざって接合部がもろくなるのを防ぐため、使用前にはんだごてをきれいに洗ってください。

    • たくさんのピンのはんだ付けを行っていますか?それとも、大量のはんだをはんだ吸い取っていますか?専用のはんだ吸取ポンプやガンは、お金をかける価値があるものです。

  23. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装はんだ付けとは?: 手順 23、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装はんだ付けとは?: 手順 23、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装はんだ付けとは?: 手順 23、 3の画像 3
    • 表面実装はんだ付けは、回路基板の表面に部品をはんだ付けするプロセスです。自動化が可能でコスト効率が高いため、ほとんどの電子機器メーカーは表面実装技術(SMT)を採用しています。

    • 工業生産では、機械がステンシルを使ってはんだペーストを回路基板に敷き詰めます。ロボットアームがチップマウンターで各コンポーネントを正確に検知し、基板に配置します。基板はオーブンを通過し、そこではんだペーストが溶けて部品が基板にはんだ付けされる仕組みです。

    • 表面実装部品はスルーホール部品よりもかなり小さいため、手作業ではんだ付けするのは難しいのですが、少しの忍耐と練習、そしてよい拡大鏡があれば、表面実装はんだ付けに熟達することができます!

  24. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装部品のはんだ付け方法: 手順 24、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装部品のはんだ付け方法: 手順 24、 2の画像 2
    この手順で使用する道具:
    Solder Leaded 63/37 Rosin Core
    $19.99
    • 次の6つの手順では、表面実装部品を回路基板にはんだ付けする方法を説明します。以下の他に、先の細いはんだごてが必要です:

    • はんだワイヤー(有鉛または無鉛)またははんだペースト

    • フラックス

    • 小さな部品を操作するためのピンセットピック

    • こて先クリーニング用具(濡れたスポンジまたはブラスワイヤ

    • 拡大鏡またはレンズ

    • 排煙装置(室内で作業する場合)

    • 高濃度(90%以上)のイソプロピルアルコールと柔らかい毛のブラシ(歯ブラシのようなもの)

  25. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 25、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 25、 2の画像 2
    この手順で使用する道具:
    Omnivise Board Holder Hakko C1390C
    $64.99
    • 明るい場所で、可燃性のあるものから離して工具を設置します。

    • 回路基板は、平らで燃えにくく、耐熱性のある場所に置くか、手を添えて固定するか、PCBバイスで固定します。

    • はんだからの煙を捉えられるできるよう、排煙装置をプロジェクトの近くに置きます。

    • 安全ゴーグルを着用します。

  26. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 26、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 26、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 26、 3の画像 3
    • 各はんだパッドにフラックスを少量ずつ塗ります。

    • ソルダーペーストを使う場合は、代わりに少量のペーストを塗ります。ほとんどのソルダーペーストにはフラックスが含まれています。

    • ピンセットやピックを使って部品を慎重に動かし、はんだパッドの間をまたぐようにします。

    • 部品の大きさによっては、この作業が非常に難しい場合があります!時間をかけて慎重に、部品を強く押し付けすぎないようにしましょう。

    • 電気的指向性がある場合は、部品の向きを再確認します。(LEDやダイオードなど)これらの部品には通常、カソード(-)端を示すバーが付いています。

  27. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 27、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 27、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 27、 3の画像 3
    • はんだごての電源を入れます。はんだごてに温度調節機能がついている場合:

    • 鉛入りはんだを使用する場合は、350°Cに設定します。

    • 鉛フリーはんだを使用する場合は、400°Cに設定します。

    • はんだごてのこて先をきれいにします。スポンジの場合は、スポンジを濡らし、コテ先をさっと拭きます。ブラスワイヤ(真鍮)を使っている場合は、こて先をワイヤに数回刺します

    • はんだペーストを使用しない場合は、少量のはんだをこて先に溶かします。このはんだを接合部に塗布します。

  28. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 28、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 28、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド: 手順 28、 3の画像 3
    • ピンセットの先端やスパッジャーの先を部品の上に慎重に押し付けながら、固定します。

    • はんだごては接触点の周囲に大量の熱を放出するため、周囲の部品が簡単に緩んでしまいます。周囲の部品に当てたり、ぶつけないように注意してください。

    • はんだごての先端を、はんだパッドと部品に当てます。パッドが熱くなると、溶けたはんだが流れます。

    • これは数秒以内に起こるはずです。はんだがパッドに付着しない場合は、パッドにフラックスを多めに塗るか、温度を上げます。

    • 一度に10秒以上連続して加熱しないでください。回路基板が冷めてから、もう一度やり直してください。

    • はんだ接合部からこて先を取り外します。

    • 残りの部品のリード線についても、この手順を繰り返します。

  29. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, クリーニング方法: 手順 29、 3の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, クリーニング方法: 手順 29、 3の画像 2 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, クリーニング方法: 手順 29、 3の画像 3
    • 小さな部品は簡単に基板から外れてしまうので、クリーニングの際は丁寧に行ってください。

    • はんだ接合部にイソプロピルアルコールを塗布し、毛先の柔らかいブラシでこすり、フラックスの残留物を取り除きます。

    • 糸くずの出ないクロスではんだ接合部を拭き、フラックスとアルコールの残留物を染み込ませます。

  30. はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装のヒントとコツ: 手順 30、 2の画像 1 はんだ付けとはんだ除去の作業ガイド, 表面実装のヒントとコツ: 手順 30、 2の画像 2
    この手順で使用する道具:
    Polyimide Tape
    $9.99
    • 多くの表面実装部品(特に集積回路)には、はんだ付けが必要な複数のリード線があります。これらのワイヤの位置合わせや基板への固定が難しい場合があります。

    • 部品を所定の位置に固定し、コーナーのリードをはんだ付けして固定します。

    • あるいは、ポリイミドテープを使って部品を基板に固定し、コーナーリードをはんだ付けする方法もあります。

終わりに

はんだ付け入門ガイドの完成、おめでとうございます!貴重で多彩なスキルをマスターする第一歩を踏み出しました。基本を身につけた後は、様々な電子製品プロジェクトや修理に取り組むことができます。習うより慣れろですから、どんどん試して、テクニックを磨いてください。

はんだ付けに関する詳しい情報はこちらをクリックしてください

457 の人々がこのガイドを完成させました。

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

en jp

100%

これらの翻訳者の方々は世界を修理する私たちのサポートをしてくれています。 あなたも貢献してみませんか?
翻訳を始める ›

作成者

21人の作成者と共同で作成されました。

Arthur Shi

メンバー登録日: 01/03/18

281,626 ポイント

584のガイドは作成済み

チーム

iFixit iFixit人のメンバー

Staff

118 メンバー

19,410のガイドは作成済み

33 件のコメント

This is a great guide with awesome clarifying pictures.

Thanks!

Martin - 返信

TIP: Another method which works well for clearing solder from holes (especially on repairs like AC Jacks on laptops) is to use compressed air to clear melted solder from holes. A quick blast with a duster can works well (I have even used a drink straw in a pinch and blown out with a blast of air from mouth). Heat the solder until it liquefies, put the duster straw right above the solder and quickly hit the melted solder with an air blast to instantly clear the hole of solder. This works well on very small holes as melted solder does not always push out cleanly with metal tools. You have to be quick with the air blast because the solder re-hardens rapidly.

GURUmicro - 返信

just be careful doing this lol, flying molten solder can and will burn you or other components.

Logixal -

Flying solder might also get into places you don't want it. Making shorts and other unwanted connections of which you don't know where they are, so it can give you a very hard time finding them.

Hens Baltesen -

This is not IPC standards but for the ghetto approach, it will get the job done. I solder in manufacture settings, run my own shop. This is wrong to a degree but will do. If ifixit would like tips from ILLFIXIT then your more then welcome!

Tony Stark - 返信

コメントを追加

統計データ:

過去 24時間: 206

過去 7 日: 1,433

過去 30 日: 6,130

今までの合計 610,340