iPad Mini 2 Wi-Fiのロジックボードの交換

iOpenerを電子レンジ中央に置きます。

iOpenerを30秒温めます。

修理作業中はiOpenerが冷めてしまいますので、使用毎に電子レンジに30秒入れて温めてからご利用ください。

電子レンジからiOpenerを取り出します。iOpenerの中央は熱くなっているため、両端の平面になっている部分を持ってください。

鍋を十分な量のお湯で満たして、iOpener を完全に沈めます。

お湯を沸かして熱くなったら火を止めます。

iOpenerを熱湯の中に約2−3分間沈めます。iOpener全体が完全に浸かっているか確認してください。

トングなどを浸かって、温まったiOpenerをお湯から取り出します。

タオルでiOpener全体を拭き取ります。

iOpenerの準備は整いました。iOpenerを再度温める必要がある場合は、お湯を沸騰させて、火を止めてからiOpenerを2-3分間浸してください。

ディスプレイガラスにひびが入っている場合は、ガラス表面にテープを貼り，修復中に怪我をしないように注意してください。

iPadのディスプレイの表面全体が覆われように、透明テープを重ね張りします。

残りも手順通りに作業をしますが，ガラスが割れてしまうと，ひび割れが広がってしまいます。その場合，金属製のヘラなどを使用する必要があるかもしれません。

温めたiOpenerをiPadのホームボタンアセンブリの左横サイドに当たるように載せます。

iOpenerを約5分間置き、ガラスの下に付けられた接着剤を柔らかくします。

温めた側の中央部分より少し上辺りに、吸盤カップを取り付けます。

吸盤がしっかりとスクリーンに装着されるように、スクリーン上に完全に平らに付いているかを確認してください。

iPadを片手で押さえながら、吸盤カップを上部に向けて引っ張りあげます。

吸盤でガラスを引き上げながら、ピックの先端をガラスとiPad本体の隙間に差し込みます。

吸盤カップのプラスチック部分の持ち手(ノブ)を引っ張り、吸盤力を緩めてディスプレイアセンブリから外します。

iOpenerを再び温めて、同じ箇所に載せます。

iPadの左側を再度温めるため、数分間iOpenerを置きます。

2番目のピックを1番目を差し込んだ付近に挿入し、iPadの端に沿って接着剤を剥がしながら下側に動かします。

続けて接着剤を剥がしながら、ピックをディスプレイの横から下部に向かって動かしていきます。

ピックが接着剤に絡まり動かなくなった場合は、ピックをiPadの横に沿って"回転させながら"接着剤を剥がします。

1番最初に差し込んだピックを、iPadの上部端に向かってスライドして動かします。

フロントガラス越しにピックの先端が見えても焦らないでください。この場合、ピックを少しだけ外側へ戻して下さい。問題ない場合がほとんどですが、奥まで差し込みすぎないように注意してください。液晶ディスプレイ上に接着剤が付いてしまった場合、取り除くのが難しくなります。。

iOpenerを再び温め、iPadの上部端、フロントカメラ上に載せます。

ピックをiPadの左端上部コーナーにスライドさせて接着剤を剥がします。

ピックをiPadの上部端に沿ってスライドさせます。カメラの手前で止めます。

ピックを少し外側に向かって引き出し、ピックのわずかな先端をフロントカメラ上部に沿ってゆっくりと動かします。

オープニングピック一度、フロントカメラから少し離れたところにずらします。

別のピックを、カメラの左側に挿し込んでください。最初のピックを挿し込んだ辺りです。これを 隅までスライドさせて、残りの接着剤を完全に剥がします。

接着剤が冷えて再シーリングされないように、二番目のピックを所定の位置に挿したままにしておきます。

1つ目のピックを再度深く挿し直し、フロントカメラから角に向かってスライドさせます。

iPadの角に3本のピックを残したまま、接着剤が再度粘着するのを防いでおきます。

iOpenerを再度温め、iPadのもう片方の長辺に沿って搭載されているボリュームとロックボタン上に載せます。

ガラス上端部を完全に分離するために、上端右側にある開口ピックをコーナー周辺までスライドします。

新しいピックを挿し込み、iPad上部右側コーナーの中央までスライドさせて粘着を剥がします。

続けて接着を分離させながら、iPadの右側下までピックをスライドします。

ピックを挟んだまま、iOpenerで再び温めます。

温めたiOpenerをホームボタン端の上に置いてそのまま数分待ち、接着剤を柔らかくします。

本体左側の下に挟んであるピックをスライドさせ左側下のコーナーに付けられた接着材を分離します。

ピックを角に挟んだままにします。これ以上こじ開けず、iPadにピックを挟んだままにします。

アンテナ

ホームボタン

デジタイザーケーブル

以下の手順では、これらのパーツを損傷しないよう、どこをこじ開ければ良いかを示してます。指定された場所をこじ開けてください。

新しいピックで左側アンテナの上をゆっくりと滑らせ、ホームボタン手前で止めます。

次に進む前にピックを挟んだままにします。

最後のピックの先端を前の手順で差し込んだピックの付近に差し込み、ホームボタンの下をスライドさせます。

ピックを少し深く差し込み、ホームボタンの方向にスライドさせます。

iOpenerを再び温めてiPadのベゼル上部に当てます。

ホームボタンと反対側の両角にはピックを挟んだままにします。ガラスを持ち上げるように、ピックを少しひねります。ディスプレイケーブルの端に沿って留められた接着剤が剥がれます。4つ全ての角の接着をはがします。

本体下側の端をゆっくり徐々に持ち上げ、接着を分離します。

全ての接着がはがれたら、前面ガラスを本のページをめくるように開き作業台に置きます。

フロントパネルアセンブリを再利用して再組み立てする際は、ディスプレイ用の接着剤を交換してください。ディスプレイ用の接着剤塗布ガイドを参照して、デバイスに接着剤を再装着してから、本体を密封します。

カメラハウジングの片側を揺すり動かし接着をはがしフロントパネルから取り外します。

フロントカメラハウジングをリアケースの溝に戻します。

LCDを固定している#00プラスネジを取り外します。

3つの3.3 mmネジ

1つの4.5 mmネジ

スパッジャーの平坦側をLCDとLCDシールドプレートの間に差し込み徐々に持ち上げます。

フロスや釣り用の糸などをディスプレイの下に通します。上部から始めて、作業のしやすい方向に動かします。

薄くてフレキシブルなカードなどを使って、上部から接着剤を切開することもできます。

スパッジャーをLCDとLCDシールドプレートの間に差し込みiPadの端から端までスライドさせます。

LCDを片手でつかみ、もう片方でiPadのリアボディーを押さえます。

デジタイザーケーブルを引かないように注意しながら、テープをはがすためLCDをスピーカーから徐々に引きます。

iPadのLCDを本のページのようにめくり、カメラ付近を持ちあげリアケースのホームボタン側に裏返します。

ディスプレイケーブルにアクセスできるようにLCDを前面パネルガラスの上に置きます。

ディスプレイを分離するためスパッジャーの先端をLCDと接着タブの間に差し込んでスライドさせます。

2つの接着タブの間を軽く押します。付近のケーブルを損傷しないように注意してください。

7つの1.8 mm #00プラスネジ をLCDシールドプレートから取り外します。

スパッジャーの平坦側を使って、LCDシールドプレートをiPadから持ち上げます。

LCDシールドプレートを取り出します。

ディスプレイケーブルブラケットから次の#00プラスネジを取り外します。

2.7 mm ネジ ×1本

1.4 mm ネジ × 2本

iPadからディスプレイケーブルのブラケットを取り外します

スパッジャーの先端を使用して、バッテリーコネクタを基板（ロジックボード）上のソケットから丁寧に待ちあげてください。

スパッジャーの平面側先端を使用してロジックボード上のソケットからLCDコネクタを待ち上げます。

LCDを待ち上げてiPadから取り外します。

スパッジャーの平面側先端を使って、ソケットからデジタイザーケーブルコネクタをまっすぐ持ち上げて、外します。

リアケースからデジタイザーボードを取り外すため、デジタイザーボードのバッテリー側の下にスパッジャーをスライドさせます。

デジタイザーボードを持ち上げて、残りの接着剤を取り除きます。

iPadからフロントパネルを持ち上げて、取り外します。

左側アンテナから次の#00プラスネジを外します。

2.6mmネジ　1本

1.5mmネジ　2本

スパッジャーの平面側先端を使って、Wi-Fiアンテナを左側スピーカーに留めている発泡接着剤をほぐします。

スパッジャーの平面側先端を使って、左側スピーカーから幅広の左側テープを折り畳みます。

スパッジャーの先端を使って、iPadのリアケースからアンテナケーブルのテープを押し上げます。

慎重にアンテナケーブルをテープに沿って剥がしてください。再組み立ての際に利用するので、保管します。

Lightningコネクタの裏側のクリップからアンテナケーブルを引っ張ります。

バッテリー側に向けて幅広テープを引っ張り、一定の力を加え、バッテリーとスピーカーの間にあるアンテナケーブルからテープを剥がします。

幅広テープとアンテナケーブルの間の溝にプラスチック製開口ツールを差し込み、2つのコンポーネントを接続している接着剤を切断します。

アンテナケーブルの長さに沿ってプラスチック製開口ツールをスライドして、テープからアンテナケーブルを完全に剥がします。

右側スピーカーの裏からアンテナケーブルテープを持ち上げます。

右側スピーカーの角の下からアンテナケーブルを引き抜きます。

右側アンテナから次の#00プラスネジを外します:

1.5mmネジ　3本

2.6mmネジ　1本

スパッジャーの平面側先端を使って、アンテナを右側スピーカーに留めている発泡接着剤を切断します。

ケース角からアンテナケーブルの湾曲部を引き抜きます。

アンテナを折りたたみ、右側スピーカーへの作業の邪魔にならないよう片づけます。

リアケースに右側スピーカーを固定している#00プラスネジを外します。

1.9 mmネジー1本

1.7 mm (大ネジ頭)ー1本

iPadからスピーカーのコンタクトワッシャーを取り外します。

スパッジャーの平面側先端を使って、リアケースの角からスピーカーをスライドします。

左側スピーカーとリアケース左下側の間に生じた溝にスパッジャーの先端を差し込みます。

iPadからスピーカーを取り出します。

ピンセットを使って、正面カメラケーブルクリップを覆っているテープを剥がします。

プラスチック製開口ツールを使って、正面カメラケーブルクリップを外側に持ち上げて、ケーブルから離して、ケーブルコネクタを解放します。

プラスチック製開口ツールを使って、ロジックボード上のソケットから正面カメラケーブルコネクタをまっすぐ持ち上げます。

プラスチック製の開口ツールを使用して、正面向きのカメラケーブルをゆっくりと上向きに（およそ90度の角度で）折り曲げて、ケーブルの底面を露出させます。

ピンセットを使って、マイクケーブルコネクタを覆っている小サイズのテープをめくり上げます。

スパッジャーの先端を使って、マイクリボンケーブルのZIFコネクタ上のタブを慎重に持ち上げます。

マイクケーブルの下にピンセットの先端をスライドして、ヘッドホンジャックケーブルに留められた接着剤から剥がします。

ピンセットを使って、ZIFソケットからマイクケーブルをまっすぐ引き抜きます。

マイクケーブルを慎重に折り上げ、ヘッドホンジャックケーブルへの作業の邪魔にならないよう片づけます。

ヘッドホンジャックケーブルコネクタを覆っているテープを剥がします。

プラスチックの開口ツールを使用して、ヘッドフォンジャックのケーブルクリップをケーブルの反対方向に折り上げ、ケーブルコネクタを外します。

プラスチック製開口ツールを使って、ロジックボード上のソケットからヘッドホンジャックケーブルのコネクタを持ち上げます。

ロジックボードへの作業の邪魔にならないよう、ヘッドホンジャックケーブルを持ち上げます。

背面カメラケーブルブラケットを固定している1.4mm #00プラスネジを外します。

ピンセットを使って、背面カメラケーブルブラケットを掴み、背面カメラに向けて押します。

ロジックボードから背面カメラケーブルブラケットを持ち上げます。

スパッジャーの平面側先端を使って、ロジックボード上のソケットから背面カメラコネクタを持ち上げます。

ロジックボードから背面カメラケーブルを慎重に押し出します。

ケースボタンケーブルブラケットを固定している1.8mm #00プラスネジを外します。

iPadからケースボタンケーブルブラケットを取り外します。

スパッジャーの先端を使って、ロジックボード上のソケットからケースボタンのケーブルコネクタをまっすぐ持ち上げます。

ケーブルを折りたたみ、ロジックボードへの作業の邪魔にならないよう片づけます。

スパッジャーの先端を使って、ロジックボード上のソケットから2つのアンテナケーブルコネクタをまっすぐ持ち上げます。

スパッジャーの先端を使って、アンテナケーブルクリップをバッテリー側に向けて引っ張り、ケーブルにアクセスします。

iPadから2本のアンテナを巻き戻して、取り外します。

左側スピーカーをリアケースに固定している次の#00プラスネジを外します:

1.9mm　1本

1.7mm　1本

iPadからスピーカーのコンタクト用ワッシャーを外します。

左側スピーカーとリアケースの左下側の間の溝に、スパッジャーの先端を差し込みます。

スパッジャーを押し込み、リアケース奥からスピーカーをスライドして、取り出します

スパッジャーの平面側先端で、Lightingコネクタの端から押し出して、スピーカーをリアケースから取り出します。

iPadからスピーカーを取り出します。

iOpenerを温めて、iPadケースの裏側中央に載せます。

約1分経過したら、再度iOpenerを温めて、iPadのカメラの反対側にあたる右側に載せます。

iPadを裏返し、ロジックボード側、バッテリーのスピーカー側、リアケースの間にプラスチックカードを挿入します。

プラスチックカードを取り出し、リアケース端付近のセルの下に差し込みます。

正面カメラ付近のロジックボード側の下に、2枚目のプラスチックカードを差し込みます。

ヘッドホンジャック付近のバッテリーの下に2つ目のカードを差し込みます。

両方のカードをつかみ、バッテリーのケース側に向いたバッテリーセルを背面ケースから4cm程度差し込み、下から持ち上げます。

バッテリーセルを曲げないように、ゆっくりと慎重に接着剤を剥がします。

右側のカードを反対側のバッテリーセルの下側にスライドします。

ロジックボードに向けて、左側カードを押し上げます。

2枚のカードを掴み、リアケースからバッテリーを持ち上げます。

iPadからバッテリーを取り外します。

Lightningコネクタケーブルを覆っているテープをめくり上げます。

ピンセットを使って、Lightningコネクタハウジングに留められたネジ上の小サイズのプラスチック製カバーを取り外します。

Lightningコネクタハウジングから2.8mm #00プラスネジを2本外します。

ロジックボードから1.3mm #00プラスネジを1本外します。

上部コンポーネントタブの下に一つと、Lightningコネクタリボンケーブルの下に一つです。

次の手順では、ロジックボードにダメージを与えないように、指示された場所だけを触ってください。

温めたiOpenerをリアケース底側に1分間置きます。

開口ピックをLightingコネクタのハウジング付近のリボンケーブル下に差し込みます。

開口ピックをロジックボード側に向けてスライドしますが、ケーブルが曲がっている箇所の手前1cmあたりで止めます。

開口ピックをケース側の端から、Lighingコネクタのリボンケーブル下に差し込みます。

開口ピックをLightingコネクタのリボンケーブルに沿ってスライドします。

iOpenerを再度温め、iPadのリアケース上部に、1分間置きます。

ロジックボードの下から正面カメラの右側に向けて、開口ピックを注意深く差し込みます。

背面カメラコネクタ付近のロジックボード上のホールにプラスチック製開口ツールを差し込みます。

残りの接着剤からロジックボードを持ち上げます。

ロジックボードのカメラ先端を持ち上げ、リアケースからLightningコネクタハウジングを慎重に引き抜きます。

iPad miniからロジックボードを取り外します。