はじめに
このガイドを使用して、iPhone 14 の割れたリアガラスを交換します。リアガラスには、充電コイルと背面マイクが含まれます。
このガイドは A2882 (国際モデル) を使用して作成されています。他のiPhone 14モデルを修理する場合、見た目に多少の相違があるかもしれませんが、手順は同じはずです。
安全のため、分解する前にバッテリーを25%以下に放電してください。これにより、修理中に誤ってバッテリーを損傷した場合の発火の危険性を軽減することができます。電池が膨張している場合は、 適切な処理を参照してください。
注意: iOS 18以降を使用している場合、Appleの修理アシスタントを使って新しい純正リアガラス部品をペアリングし直すことができます。
バッテリーやスクリーンを再組み立てする際には、交換用の接着剤が必要になります。デバイスは正常に機能しますが、IP(Ingress Protection)等級が失われる可能性が高くなります。
必要な工具と部品
-
-
iPhoneの画面全体に、透明な梱包用テープを重ね合わせます。
-
次の手順でうまく吸盤が装着しない場合は、強力なテープ(ガムテープなど)を持ち手に折って、代わりにスクリーンを持ち上げてみてください。
-
-
この手順で使用する道具:Clampy - Anti-Clamp$24.95
-
このガイドに従って、付属のテープでスクリーンを固定してください。
-
青いハンドルをヒンジ側に引くと、リバースクランのアームを解除します。
-
iPhoneの左/右側の端に向けてアームをスライドします。
-
吸盤カップをiPhoneの下端付近に装着します。上部に一つ、下部に1つずつ取り付けます。
-
吸盤カップ両側をしっかりと締め合わせると、標的の場所にしっかりと装着させることができます。
-
-
-
青いハンドルを手前に引くと、アームがロックされます。
-
ハンドルを時計回りに360度回転させ、カップが両側をストレッチするまで回し続けます。
-
吸盤の位置が合っていることを確認してください。装着位置がずれ始めたら、吸盤を少し緩めてアームを装着し直してください。
-
-
-
吸盤ハンドルをスクリーンガラスの端ぎりぎりを避けながら、少し開けた端付近に装着します。
-
吸盤カップをしっかりと一定の力で引き上げて、ケースとリアガラスの間にわずかな隙間を作ります。
-
隙間にオープニングピックを差し込みます。
-
-
-
-
リアガラスから吸盤ハンドルを外します。
-
ゆっくりとiPhoneのディスプレイを右側から(本のページをめくるように)開きます。
-
作業中、ディスプレイが邪魔にならないよう、ディスプレイを立てかけるための衝立てを準備してください。
-
スクリーンを立てかけるものが手元にない場合は、吸盤ハンドルを利用するとよいでしょう。
-
-
この手順で使用する道具:Magnetic Project Mat$19.95
-
Y000ドライバーを使って、バッテリーのコネクタカバーを固定している、長さ1.3mmネジを2本外します。
-
-
この手順で使用する道具:Tweezers$4.99
-
-
スパッジャーの先端で、ソケットからバッテリーケーブルのコネクタをこじ開けて外します。
-
修理中に誤ってソケットに接触し、デバイスに電源が供給されるのを防ぐため、コネクタをロジックボードから少し離して曲げます。
-
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
このデバイスを再組み立てするには、インストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
修理が完了した後、使用した部品によっては、iOS 18以降で利用可能になった修理アシスタントを使ってキャリブレーションを行うことができます。最新バージョンのOSにアップデートした後、「設定」→「一般」→「情報」→「部品とサービスの履歴」の順に選択し、「再起動して修理を完了」をタップし、画面の指示に従って操作して下さい。
R2またはe-Stewards認定リサイクル業者(英語)に廃棄物を持ち込んでください。
修理が計画通りに進まなかった場合は、ベーシックなトラブルシューティングを試すか、このデバイスのコミュニティーに質問してみてください。
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
このデバイスを再組み立てするには、インストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
修理が完了した後、使用した部品によっては、iOS 18以降で利用可能になった修理アシスタントを使ってキャリブレーションを行うことができます。最新バージョンのOSにアップデートした後、「設定」→「一般」→「情報」→「部品とサービスの履歴」の順に選択し、「再起動して修理を完了」をタップし、画面の指示に従って操作して下さい。
R2またはe-Stewards認定リサイクル業者(英語)に廃棄物を持ち込んでください。
修理が計画通りに進まなかった場合は、ベーシックなトラブルシューティングを試すか、このデバイスのコミュニティーに質問してみてください。
22 の人々がこのガイドを完成させました。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
これらの翻訳者の方々は世界を修理する私たちのサポートをしてくれています。 あなたも貢献してみませんか?
翻訳を始める ›
16 件のコメント
Does Ifixit currently offer this part?
Dear Mark Schulze, unfortunately not.
After completing this repair, my camera doesn't save flash photos anymore, even though the flash fires and it saves normal photos. Flash photos still save with the original back glass. Anyone else run into this issue?
Hi Rich, the issue could be caused by a damaged IC (see marked in this image)
You need to transfer the charging coil and any parts adhered to the back glass as they are paired.