はじめに
この修理ガイドを使って、フロントガラスとデジタイザを交換します。
ホームボタンのTouch IDセンサーはロジックボードとペアになっています。このガイドではホームボタンの取り外しが含まれます。そのため、Touch ID機能を保持するには、新しいフロントパネルアセンブリにオリジナルのホームボタンを移植する必要があります。ご注意ください。
警告: このガイドに記載されているバッテリーの絶縁方法は時代遅れであり、ロジックボードのバッテリーピンに永続的な損傷を与える可能性があります。この方法でバッテリーを分離する場合は、すべての警告に注意し、非常に作業を進めてください。バッテリーを分離せずに修理する場合は、バッテリーをショートさせたり、デリケートな回路パーツを損傷することがあります。不可欠な場合(ネジを外すときなど)を除いて、メタル製の工具の使用は避けてください。
必要なもの
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鍋を十分な量のお湯で満たして、iOpener を完全に沈めます。
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お湯を沸かして熱くなったら火を止めます。
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iOpenerを熱湯の中に約2−3分間沈めます。iOpener全体が完全に浸かっているか確認してください。
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トングなどを浸かって、温まったiOpenerをお湯から取り出します。
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タオルでiOpener全体を拭き取ります。
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iOpenerの準備は整いました。iOpenerを再度温める必要がある場合は、お湯を沸騰させて、火を止めてからiOpenerを2-3分間浸してください。
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ディスプレイガラスにひびが入ってしまった場合、割れてしまった部分が広がらないようにガラス表面上にクリアテープを貼るなどして、怪我がないようご注意ください。
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iPadディスプレイ上にクリアタイプのテープを何重にも貼り、全体を覆います。
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ここに書かれている手順にできるだけ従ってください。しかしながら、ガラスが一旦割れてしまうと、作業を続けていくにつれてひびが広がってしまう可能性があります。この場合、ガラスを取り出すためにはメタル製工具を使用する必要があります。
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温めた側の真ん中から少し上辺りに、吸盤カップを取り付けます。
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しっかりと吸盤がスクリーンに装着されるにはカップがスクリーン上に完全に平らに付いているか確認してください。
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iPadを片手で押さえながら、背面ケースをフロントパネルのガラスから離すために吸盤カップを上部に向けて引っ張りあげます。
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iPadのスクリーンの破損がひどい場合は、透明なパッキングテープで表面を覆うと、吸盤がうまく接着します。 または、強力なテープ(ダクトテープなど)を使用して、ハンドルに折りたたんでください。
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ロジックボードにバッテリーコネクターを留めている2.3 mm プラスネジを1本外します。
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ロジックボードのバッテリーコネクターの下にバッテリーブロッカーを差し込み、作業中、この状態のままにしておきます。
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フロントパネルアセンブリを取り外します。
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もしも画面をタッチしていないにも関わらず反応してしまう等の不具合が新しい画面で生じるようであれば、カプトン(ポリアミド)テープのような非常に薄い絶縁テープをパネルの裏のオレンジで囲まれた部分に貼ることで解決することが出来ます。iFixitのパネルは適切な絶縁が施された状態で出荷されているため、テープを追加で貼る必要はありません。
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デバイスを再組立する際は、これらのインストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
デバイスを再組立する際は、これらのインストラクションを逆の順番に従って作業を進めてください。
186 の人々がこのガイドを完成させました。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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27 件のコメント
Very nice!!!
The 1st Gen iPad Air and iPad 5th Gen are virtually the same minus the touch ID
The 6th gen ipad has support for the Apple Pencil, whereas the 5th ipad doesn’t, so I don’t think that the 5th gen screen will work on a 6th gen ipad. iFixit sells a 6th gen screen for only a few bucks more than the 5th gen, so I would use that one.