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必要な工具と部品

ビデオの概要

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのMicrosoft Surface Go Gen 1を修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. Microsoft Surface Goの分解, Microsoft Surface Goの分解: 手順 1、 2の画像 1 Microsoft Surface Goの分解, Microsoft Surface Goの分解: 手順 1、 2の画像 2
    • いつものように、分解は簡単なスペックの調査から始まります。

    • 10型のIPSマルチタッチ対応のディスプレイは3:2の縦横比で解像度は1800 × 1200 ピクセル (217 ppi)

    • デュアルコア1.6 GHz Intel Pentium Gold 4415Y processorにはIntel HD Graphics 615が内蔵

    • 4 GB RAM (オプションで8 GB)

    • 64 GB eMMCストレージ(オプションで128 GB NVMe SSD)、microSDXCで拡張することも可能

    • メインのカメラは800万画素で1080pの動画撮影に対応、自撮り用カメラは500万画素で1080p動画撮影に対応

  2. Microsoft Surface Goの分解: 手順 2、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 2、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 2、 3の画像 3
    • Proと比べると、Goはスムースな曲線で角もより丸くなっていて、iPadっぽい見た目になっています。

    • Surface Goは少ないポートから多くのポートを分岐させる流行に乗りませんでした。このタブレットにはUSB-Cポート、ヘッドフォン端子、Surface専用端子とSDカードリーダーを備えています。

    • SDスロットを探しているときに、誤って 寝ているGoを起こしてしまいました。おそらく磁気センサが磁石内蔵のスタンドの動きを検出しているものと思われます。

    • 少し設計の変わったヒンジの間を覗いてみると、FCCの認証情報、モデル番号 (1824)、ストレージやメモリの容量がありました。

  3. Microsoft Surface Goの分解: 手順 3、 2の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 3、 2の画像 2
    • 分解の方法は一つではありません。我々のやり方は時間がかかるので、Creative Electronの友人がX線の分解図をくれました。

    • 2つのバッテリーセル、多数の基盤はありますが、ヒートパイプは見当たりません。Surfaceは低銅ダイエットの最中のようです。

  4. Microsoft Surface Goの分解: 手順 4、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 4、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 4、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    iOpener
    $12.99
    購入する
    • Surfaceの開口作業を5年もやっていれば、もう手順は分かっています。

    • 使い慣れたiOpenerで温めてから、ハンドル付き吸盤カップ開口ピック(今回はわずか数個のみ使用)を使って、たっぷりと付けられた接着剤に挑みます。

    • このような粘着力たっぷりの接着剤は初めてではありません。このように小サイズで頑丈なディスプレイでは、破壊する可能性が低くなるため、開口作業もあまり怖くありません。

    • ディスプレイが外れると、Microsoftがとても長いリードを付けてくれたことに嬉しくなります。

    • ディスプレイケーブルが長いとケーブルにダメージを与えず、安全に簡単にディスプレイを外せます。

  5. Microsoft Surface Goの分解: 手順 5、 2の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 5、 2の画像 2
    • ディスプレイを取り出す最後の砦はーディスプレイのZIFコネクタを保護するEMIシールドです。

    • ディスプレイが外れると、下側端に注目していきます。そこにディスプレイのチップを幾つか発見できます。

    • MegaChips S15シリーズ LCD タイミングコントローラーに類似

    • i7248 H717690

    • 18996MB N746547

    • KTH6212MAYS

  6. Microsoft Surface Goの分解: 手順 6、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 6、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 6、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    iFixit Adhesive Remover
    $19.99
    購入する
    • びっくり仰天することは、Surface Goのバッテリーのコネクタがすぐに外せることです!マザーボードを完全に取り出す必要もなく外せるので、修理難易度は大きな期待が持てます。

    • というはずだったのに?実際のバッテリーの取り出しは、昔に行った悪夢の作業を思い起こさせます。ー2つの巨大な接着剤パッドがiFixit接着剤リムーバーとプラスチックカードに対して全力で戦いを挑んでくるのです。

    • 接着剤で固定されたバッテリーは、デバイスの寿命を簡単に延命したいと願う消費者を失望させると同時に、デバイスの寿命が尽きた時、リサイクル業者に高額なリサイクル費用を負担させるのです。

    • Goのバッテリーの容量は26.12 Whで、このProシリーズ前モデルに比べてサイズが大幅に小さくなりましたーiPad 6のバッテリーサイズとほぼ同じですが、それでもこちらは32.9 Whのパワーがあります。

    • A Texas Instruments BQ40Z50シリーズのリチウムイオンバッテリーパックマネージャーがこのシステムの頭脳を担っています。

  7. Microsoft Surface Goの分解: 手順 7、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 7、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 7、 3の画像 3
    • 次にWi-Fiアンテナに注目してみましょう。ディスプレイを手当たり次第分離させて取り出した後ではWi-Fiアンテナは破壊されているはずです。

    • ディスプレイカバーのガラスはWi-Fiアンテナ上に直接、接着剤で留められているため、Surface Proの修理作業は暗礁に乗り上げます。ディスプレイを取り外す作業ではアンテナを上手く取り出せません。

    • ここでは、Wi-Fiアンテナを細かく探し続けながら…さらに探し続けます。

    • 実際にWi-Fiアンテナは非常に見つけにくく、奇跡的に無傷のようです。これが前回分解した5th-gen Surface Proのアンテナです。比較してみてください。(3番目画像)

    • アンテナは間違いなく再設計されています。修理作業がもたらすストレスを若干軽減できるように考慮されたのでしょうか?

  8. Microsoft Surface Goの分解: 手順 8、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 8、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 8、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Manta Driver Kit - 112 Bit Driver Kit
    $69.95
    購入する
    • 分解の手をマザーボードに移した時点で、Surfaceの水面下での作業は困難を極めるものでした。

    • ありがたいことに、ここには接着剤が使用されていません。しかし、ボードの下に侵入するには果てしなく出現してくるシールド、テープ、隠されたネジを掘り下げていかなければなりません。

    • 幸いなことに、iFixit特製のManta Driver Kitがあればどんなネジでも対応できます。

    • やっと出てきたマザーボードのネジを緩めて、メタルとプラスチックの檻から解放します。

    • マザーボードが取り出せた後もなお、シールドやファブリックのステッカーを剥がし続け、その下に隠されたチップをようやく確認できました。

  9. Microsoft Surface Goの分解: 手順 9、 2の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 9、 2の画像 2
    • ついに、チップの宝箱を手に入れました。

    • Intel Pentium 4415Yプロセッサ

    • SK Hynix H26M74002HMR 64 GB eMMC5.1 NANDフラッシュメモリ

    • 2x SK Hynix H9CCNNNBKTAL 16 Gb LPDDR3 SDRAM (合計4 GB)

    • Texas Instruments BQ25700Aバッテリ昇降圧充電コントローラ

    • ON Semiconductor NCP81216位相コントローラ

    • Qualcomm QCA6174A Wi-Fi/Bluetooth SoC

    • Parade Technologies PS87430 (USB ホストスイッチか)

  10. Microsoft Surface Goの分解: 手順 10、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 10、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 10、 3の画像 3
    • フロント側にはまだチップが残っています。

    • Qualcomm QCA6174A Wi-Fi/Bluetooth SoC

    • ITE Tech Inc.IT8987 LPCバスコントローラー

    • Realtek ALC298オーディオコディック

    • 裏側のチップです。

    • NXP P3003

    • Atmel ATSAMD20E ARMマイクロコントローラー

  11. Microsoft Surface Goの分解: 手順 11、 3の画像 1 Microsoft Surface Goの分解: 手順 11、 3の画像 2 Microsoft Surface Goの分解: 手順 11、 3の画像 3
    • こんなに沢山のシリコンが並べられているにも関わらず、Goにはファンやヒートパイプが搭載されていません。薄いコッパーシルドと幾つか付けられたサーマルペーストが、このPCのようなものに備えられたヒートシンクの役割を担っています。(そしてこれも冷凍庫の中で使用ができるようです)

    • 画像右側の5th-gen ProGoで搭載されている薄いコッパーのタコの足とは明らかに大きな違いがあります。電力消費が高く、Turboのないプロセッサに見合うデザインであることを願います。

    • さてこの分解作業の残りを摘み取る時がきました。Windows Hello カメラ、5MPフロントカメラ、8MPリアカメラ(LEDと相乗り機能)などです。これらは全て一列に並んでいます。

    • 最後にモジュール式のmicroSDXCポート、Realtek 5227Sカードリーダーコントローラー付きが搭載されています。すなわち、ストーレッジのアップグレードが可能ということです!

    • といいつつ、一体どんなアップグレードを望むのか分かりませんが、可能なものは何でも受け入れましょう。

  12. Microsoft Surface Goの分解: 手順 12、 1の画像 1
    • Surfaceの水面下に隠れていたパーツ一覧です。この分解にお付き合いいただき、ありがとうございます!

    • いつも素晴らしいX線画像を提供してくれる Creative Electronに感謝します!

  13. まとめ
    • 小さくなったフォームファクターによって、ガラスを壊さずに取り出すことができるようになりましたが、それでも恐ろしいほど難しい作業です。
    • PCに交換することを考えている場合、アップグレードができないデザインではデバイス自体の寿命に限界があります。
    • 使用頻度の高いポートなどにモジュール式デザインが導入されていないため、修理費は不必要に高額となります。
    • ディスプレイやバッテリーなどを含む多くのコンポーネントが接着剤で固定されています。
    • どのパーツを交換するにも、ディスプレイアセンブリを取り出さなければならず、(高額な)パーツに簡単にダメージを与えてしまいます。
    リペアビリティのスコア
    1
    10点中1点のリペアビリティ
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

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29 件のコメント

Do you think the Surface go 128gb uses a different motherboard? This 64gb model has the eMMC ssd chip, but I don’t know if there are any pin compatible nvme ssd single-chips packages that feature the same pcb footprint and signaling as an eMMC part. I’m pretty sure an NVME ssd has to have a separate controller and nand at this point in time. I have not seen any one-chip packages yet. Even the new MacBook Pro 15" Touch Bar 2018 teardown revealed a multi-package configuration (controller + 2 nand packages) for the integrated nvme ssd. It doesn’t look like there’s room for a m.2 nvme drive in the surface go either, so I think the 128gb/256gb model uses a different motherboard. Let me know what you think! :D

Anthony Kouttron - 返信

I looked into mainboard’s picture and found many blank area on the top left. Probably it was designed for SSD and will be used on 128GB model. I don’t think Microsoft will spent too much money to design and manufacture another type of mainboard.

Huang Junjie -

Looks like the empty solder pads on the back of the main board between the USB-c and charge connector have space to solder a NVMe connector. May also need controller though as Al2Me6 mentioned on 08/04/2018. I would like to know if an NVMe drive can be added to the EMMc version I have.

Bran Man -

I own this product and it is not that great. All you can do is search the internet and its so slow, my phone works faster! I had to re-install windows 10 Pro just to get some speed out of the unit that ships in windows 10 S mode, The S is for slow lol… The S is for secure and locked down to windows store apps, which is not much. You can opt out of S-Mode but then you get windows 10 Home. you can not even CMD or run a simple bash command in S mode. Expect a ton of returns from uneducated general public. There is no fan, but there is no vent, the back becomes extremely hot. the 9 hour battery life must have been conduced by someone who does not know how to tell time or possibly the “watchman” cause I’ve had a number of test and im getting around 3 hours.

There is no reason for the 4GB 64GB $399 table to exist, Windows is around 30GB storage after all updates needed. Its a shame that truly for a okay slow Surface is $760 with a keyboard after tax for the 8GB configuration.

My keyboard stopped working, it bent.

Jimmy Schaefer - 返信

I agree that on Windows 10, as with all reviewers, this product is pretty much useless. That said, for me, it is incredibly useful only because, as a few other people have done, I wiped the drive of Windows and installed Linux (Ubuntu). This gets around all of the performance issues and it works great for general programming tasks and even low-end gaming.

sitt.evan -

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