セガサターン

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1994年末に日本で発売されたセガサターンは、メガドライブ（北米地域での販売名はSEGA GENESIS）の後継機として、それまでの16ビットから32ビットに変更され、ROMではなくCDを使用するようになりました。セガサターンには後方互換性があり、メガドライブのROMスロットが本体上部に残されていました。セガサターンの後継機であるドリームキャストでは、この機能は失われました。

その後1995年に北米とヨーロッパで発売されたセガサターンは、黒と白の2色で宣伝され、2番目のVDP（ビデオディスプレイプロセッサ）とデュアルCPU（中央演算処理装置）を搭載し、2Dと3Dの両方のレンダリングとパフォーマンスを向上させました。価格は399ドルから始まり、1998年に日本以外ではNINTENDO64の発売がセガサターンの売り上げを上回ったため、299ドルにまで下落しました。このゲームコンソールは2000年に完全に製造中止となったため、このゲーム用のソニックゲームは一度も発売されませんでした（訳註：原文にわざわざソニックに関する記載があるのは、メガドライブ版の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が北米でのメガドライブ（SEGA GENESIS）の販売数拡大に大きく貢献しているためと思われます）。

この修理ガイドのベースとなったセガサターンはVA15（15thバージョン）であり、他のバージョンのセガサターンとパーツが異なる場合があります。各バージョンにどのようなパーツが使われているかは、セガレトロサイトのこちらの記事でよく解説されています。セガサターンのマザーボードを見るとお使いのコンソールのVAが印刷されているのが見つかるはずです。セガサターンのバージョンを確認するには、マザーボードの交換ガイドに従って、安全にマザーボードにアクセスしてください（マザーボードを見るだけで、取り外しはしないでください）。

VA15型セガサターンの部品構成は以下の通りです。:
メインCPU: Hitachi SH-2 Dual CPU @ 28.6 MHz
RAM: 2MB RAM, 1.5MB VRAM、外部拡張用スロット搭載
CDドライブ: JVC HQA-001A HQ100002-002 610-6294-20 (Sanyo 610-6294-30)
サウンドプロセッサ: Yamaha SCSP (サターンカスタムサウンドプロセッサー) YMF292
Sound CPU: Motorola 68EC000

これらのリンクは、これらのガイドの作成に使用され、特定の問題に対するさらなる洞察や、デバイスに関する知識を深めることができるかもしれません。

セガサターン取扱説明書（英語版）

Sega Retro Forums（英語）

wikipedia日本語版のセガサターンのページ（英語版）

Video Game Critic: Sega Saturn（リンク切れ）

Amazon Product Page（北米Amazon、英語）

セガ公式サイト内「セガハード大百科」セガサターンのページ