iPhoneの発売は未来への旅行を意味しますー iFixitの分解クルーはiPhone 5sをいち早く入手するため、17時間先へ旅立ちました。

この分解のためにメルボルンにあるオフィスを貸与してくれたMacFixit Australiaに多大なる感謝の気持ちを伝えます。このMacFixit Australia ではMacやiPhoneのアップグレードキット/アクセサリーやiFixitのツールキットを取り扱っています。

まず基本的な確認として、優秀な言語学者に確認しました。5sは南半球でも上下逆でも同じように5sと言うようです。

この分解に使用するツールと言えば、 iFixitの新しいブランド64Bitドライバーセットを持参しました。

この素晴らしい5sの内部に飛び込む前に、まずテックスペックを幾つか確認しましょう。

Apple A7プロセッサ、64-ビットアーキテクチャー

M7モーションコプロセッサ

容量16, 32, 64 GB

4インチ Retina ディスプレイ、326ピクセル

8 MP iSightカメラ(with larger 1.5µ pixels) と 1.2MP FaceTimeカメラ

ホームボタンに搭載された指紋認証センサー

カラーは3色：スペースグレイ、シルバー、ゴールド

Appleはユーザーをペンタローブネジでドアからロックアウトするという永久的なデザインを踏襲しています。幸いな事に、私たちは常日頃これに備えています。iPhone 5のリベレーションキットを取り出して、ペンタローブネジをプラスネジに交換してみます。びっくりする事に、成功しました！

残念なことは、私たちの用意しているプラスネジにはシルバーとブラックしかありません。交換用のゴールドのネジは手元にありません。

現在私たちのプロダクトデザイナーが14kゴールドの交換用ネジを鋭意制作中です。初めてペンタローブネジを取り出すのに必要な

私たちのiPhone 5sがペンタローブネジから無事解放されました。

周囲のペンタロープネジを外しました。さてこのベイビーを開ける時間がやってきました！去年同様にリアケースからディスプレイアセンブリを開くために吸盤カップの出番です。

昨年の分解と違うことは、スパッジャーをゆっくりと丁寧に使って作業をしなければいけないということです。念には念を…。

丁寧にスパッジャーを取り扱った甲斐がありました。電話本体の底でホームボタンに付いているケーブルがTouch IDセンサーとLightning ポートアセンブリを繋いでいます。

まず最初に仕掛けられた爆弾から身を守ることができました。スパッジャーの先端を使って、ゆっくりとTouch IDケーブルコネクターの接続を外します。

5sの内部レイアウトをざっくりと確認しました。iPhone 5と比べてみると、さほど違いがありません。大きく変わった点を一つ挙げれば、バッテリー取り出し用のプルタブがなくなったことです。

お気に入りのスクリュードライバーセットを手に取り、メタルコネクタのカバーを外します。

バッテリーのプルタブが見当たりません。害はないように見えますが、バッテリー修理には深刻な問題があります：接着剤です。

おそらく5sの"s"は"stuck"=取り出せない、つまり”このバッテリーは多量の接着剤によって取り出せません”もしくは”このバッテリーを交換しないでくださいーどうせこの箇所で行き止まりになります”ということを意味しているのでしょう。

他のスマートフォンの分解で見られたようなツールの不要なバッテリーの取り出し方法がお気に入りですが、ここではiOpenerを使って温めたバッテリーを取り出すしかないようです。

Holy adhesive!(何という接着力‼︎) AppleはiPhone5の少量の接着剤の代わりに、5s(tuck)にはバッテリーを固定しているのは2つの巨大な白色のランウェイが使用されています。

更新情報:多くのユーザーの皆さんが教えてくれた情報によると、接着ストリップは先端を剥がして引っ張るタイプです。修理ガイドにも対応しています。この問題を精査した後、必要であれば修理難易度も修正します。

5sは3Gで10時間の通話時間が可能ですが、iOS 7はあまり良くないシステムだという噂もあります。

中国恵州にある Desay Battery Co., Ltd で製造されたこの黄金のバッテリーは3.8V - 5.92Wh - 1560 mAhです。比較をしてみましょう。

iPhone 5: 3.8 V - 1440 mAh - 5.45 Wh。通話時間は3Gで最大8時間、連続待受時間は最大225時間。

Samsung Galaxy S4: 3.8 V - 2600 mAh - 9.88 Wh。通話時間は最大7時間、連続待受時間は最大300時間。

Motorola Moto X: 3.8 V - 2200 mAh - 8.4 Wh。 "通話と待受時間を合わせ"て最大24時間。

バッテリーを安全に外したら、次の分解の探検に戻ります。(前モデルからアップデートない)326 ppi Retinaディスプレイアセンブリの取り外しです。

スパッジャーで数カ所こじ開けると、FaceTimeカメラ、デジタイザとLCDケーブルとディスプレイの接続が外れます。

すぐにホームボタンとAppleの新しい指紋認証スキャナーであるTouch IDを取り出します。

CMOS chip、すなわちTouch IDは指の表面にある指紋の”画像”を生成する大変小さなキャパシタが集合したものです。

AuthenTec によって開発されたセンサーテクノロジーは昨年Appleに買収されました。取り上げられた記事によると、採取した指紋情報はローカルに保存され、iPhoneにあなたの指紋情報を与えるとクパチーノ(Apple本社本拠地)にはもう戻れなくなります。

多くのCMOS指紋認証センサーのように幾度に渡って使用することにより精度が落ちてしまうのではないか、このセンサーを覆っているサファイアクリスタルがどう精度を守れるのか少し心配しています。もし精度を守れないのなら、超強力な接着剤で固められたバッテリーと同じで、時限付きになります。

iSightカメラを取り出します。

iSightカメラの裏側にはDNL333 41WGRF 4W61Wのラベル表記があります。

Chipworks社のテクノロジーアナリシスグループの副社長であるJim Morrison氏によると、”DNLのマークはiPhone 4sやiPhone 5に搭載されていたSony IMX145のカメラモジュール上のマークと一致している。モジュール横のマークは異なりますが、私たちのようなこの業界内での情報からこれはまたSONY製であると分かります。”

カメラの底にはAW32 65BD 4511 b763のラベルが付いています。

これまでの手順を数えて昨年モデルと比較してみると、当然ですがだいたい同じです。

Appleの反復されたデザインを例にして、5sは内部構造においてあるストリームラインと最適化されたものがあることが分かります。

これらのアンテナインターコネクトケーブルはなくなったため、アクシデントで接続を外してしまったり、切断する可能性が一つ減りました。

Murata 339S0205 Wi-Fiモジュールがあるように見えます(Chipworksによると、Broadcom BCM4334上にあります)。

またここで、16と64GBモデルを比較してみましょう。

iPhone 5s間ではMurata ICは同じように見えます。

双方の基板のデザインは同一に見えますが、マークに若干に違いがあります。(例えば一番右側に94V-0とありますが、左側は記載なしです。)ということは、Appleは5sの基板を複数の製造会社に依頼して製造したということです。

さてチップ認識の結果です。

SK Hynix H2JTDG8UD3MBR 128 Gb (16 GB) NANDフラッシュ

Qualcomm PM8018 RFパワーマネージメントIC

TriQuint TQM6M6224

Apple 338S1216

Broadcom BCM5976タッチスクリーンコントローラー

Texas Instruments 343S0645 タッチスクリーンインターフェイス

Skyworks 77810

まだチップは続きます！

Skyworks 77355

Avago A790720

Avago A7900

Apple 338S120L

これらの素晴らしいデバイスの認識を進めてくれたChipworksに多大なる感謝です。

次の基板の裏側に注目してみましょう。

Apple A7 APL0698 SoC (based on this MacRumors上の投稿によるとRAMを指す表示のF8164A1PDは1GBのようです)

Qualcomm MDM9615M LTEモデム

Qualcomm WTR1605L LTE/HSPA+/CDMA2K/TDSCDMA/EDGE/GPSトランシーバー

期待されているM7コプロセッサを探しているうちにこれは別のICかはたまた、A7に追加機能として搭載されているのではないかという疑問が起こってきました。

更新情報:M7が確認できました！

私たちのA7が7月に発売されました。

この新しいチップを確認する時間です。A7攻撃機のように飛行するような気持ちです。指紋認証センサーも含めて、A7チップは、5cモデルよりも5sを手に取りたくなる魅力があります。

A7は5(同じく5cも)に搭載されているA6プロセッサの2倍のパフォーマンスを実現すると言われています。

ここに翻訳を挿入する

Time for your close-up, selfie cam!

A few screws hold the 1.2MP FaceTime camera in place.

While the updated pixel size in the iSight camera may get a lot of attention, DIY paparazzi is what bling iPhones are all about.

The lower peripherals on the 5s look very similar to those in the 5, though the speaker assembly comes out with slightly more ease in this iteration.

With the speaker assembly out, the headphone jack/microphone/Lightning connector assembly comes out easily.

As with previous generations, you will have to replace multiple components at once, since the design is not modular.

We find another hardware update: the new dual flash.

White and amber LEDs sit by the camera to balance the flash-induced ghostly tones of night-life photography.

iPhone 5s Repairability: 6 out of 10 (10 is easiest to repair)

Just like in the iPhone 5, the display assembly is the first component out of the phone, simplifying screen replacements.

The battery is still fairly easy to access, even though it's not technically "user replaceable."

The fingerprint sensor cable could be easily ripped out of its socket if a user is not careful while opening the phone.

The iPhone 5s still uses Pentalobe screws on the exterior, making the 5s difficult to open.

The front glass, digitizer, and LCD are all one component, thereby increasing cost of repair.