はじめに
このガイドはiFixitスタッフによって執筆されたものであり、Googleの認定を受けたものではありません。iFixitのガイドの詳細はこちらから。
Google Pixel 9のリアカメラモジュールを交換するには、以下の手順に従って作業してください。本端末では、広角カメラと超広角カメラが一つのモジュールになっています。
撮影した写真が歪んでいる、ぼやけている、または全く作動しないのいずれかの問題が発生している場合、リアカメラモジュールを交換する必要があるかもしれません。
修理を完了するには背面ガラスとオートフォーカスセンサーの接着剤が必要です。
注意: リアカメラモジュールの交換を含むすべての修理手順は、端末の耐水性能を低下させる可能性があります。背面カバーの再接着の仕方によってこの低下率は変わります。
必要な工具と部品
-
-
接着剤は、背面ガラスの外周と端末のフレームを固定するために使用されます。
-
スクリーンにパッキンテープを重ねて貼ることで安全性が高まり、分解が簡単になります。吸盤カップで吸着できるような、テープを貼っていない箇所を画面の下端に残してください。
-
-
-
背面ガラスをゆっくりと持ち上げて取り外します。
-
背面ガラスを再接着する前に、端末が起動するか確認しましょう。電源を入れて問題なく機能することを確かめてください。手順を続ける前に、電源を必ず切ってください。
-
新しい接着剤を塗布するための手順は、こちらを参照してください。
-
-
-
この手順で使用する道具:Standoff Screwdriver for iPhones$5.49
-
以下の2本のねじを取り外します。
-
2.9mm長の3IPトルクスプラスねじ
-
5mm長のスタンドオフねじ
-
-
-
スパッジャーの先を、マザーボード下部の右端に差し込みます。
-
スパッジャーをひねってマザーボードを浮かせます。
-
そのまま浮かせ続け、手で持てるほどの十分なスペースを作ります。
-
-
-
サーマルパッドの状態を確認します。サーマルパッドはロジックボードの下部とフレームのどちらかに接着されています。
-
サーマルパッドが破損していない場合は、この手順を飛ばしてください。
-
サーマルパッドが破損している場合、スパッジャーの先でパッドをめくってはがします。
-
純度90%以上のイソプロピルアルコールとマイクロファイバークロスで、ロジックボードとフレームからはがしきれなかった部分を拭き取ります。
-
空いたスペースに新しいサーマルパッドを取り付けます。
-
-
-
ピンセットでオートフォーカスセンサーとフラッシュアセンブリをつまみ、リアカメラモジュールから取り外します。このとき、ケーブルやプレスコネクターが破損しないように細心の注意を払ってください。
-
この段階で、リアカメラモジュールのみが残ります。
-
-
-
スパッジャーとピンセットを用いて、LDAF(レーザー検知オートフォーカス)センサーとフラッシュモジュールの背面にある接着剤を取り外します。
-
二つあるフラッシュモジュール用接着剤のうち、片方から青い保護膜をはがします。
-
接着剤をモジュール下部の切り抜き部分に設置し、スパッジャーの先で軽く押して固定してください。
-
上記の手順を繰り返して、もう片方の接着剤もモジュールに固定します。
-
残りの二つの青い保護膜をはがします。
-
-
-
交換用のリアカメラにキャップや保護膜がついている場合は取り除いてください。
-
リアカメラを傷つけないようにセンサーをかぶせ、力を少しかけて接着します。
-
お使いのPixel 9を組み立てなおす際は、このガイドの手順をここから逆順に進めてください。
Pixel標準搭載の診断ツールを用いて診断テストを行う場合はこちら(英語)を参照してください。
修理の際に発生した電子廃棄物は、自治体の指示に従って適切に処理してください。
修理がうまくいかなかった際は、トラブルシューティングを行うか、Pixel 9のコミュニティ に相談してみましょう。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
MistyClouds4さんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
翻訳を始める ›