はじめに
Microsoftはまた今年もラップトップ タブレット Surfaceに新たな番号を付け加えました。今年のSurface Pro 6のカラーバリエーションに新しくブラックが追加され、Surfaceでは初のクアッドコアプロセッサを搭載しています!その他に何が内側に潜んでいるでしょうか?見つけるにはたった一つの方法しかありませんー分解を始めましょう!
iFixitのFacebook、Instagramや Twitter、Twitter日本語版をフォローしてください。またあなたのメール受信箱に直接ニュースを届けて欲しい方はニュースレターを購読してください。(英語での発信)
必要な工具と部品
-
-
新Surfaceには新スペックです(大して違いはありませんが)。
-
2736 × 1824解像度(267 ppi)の12.3インチPixelSense ディスプレイ
-
第8世代 (Kaby Lake R)クアッドコア インテルCore i5プロセッサ、Intel UHD Graphics 620
-
8 GB RAM (オプションで16 GB)
-
128 GB ソリッドステートの容量 (256 GB, 512 GBまたは1 TB)
-
8 MPリアカメラ(1080p Full HD ビデオ対応) そして5 MP /1080p フロントカメラ、Windows Hello 顔認証サインイン用カメラ (前面)
-
USB 3.0, microSDXC, Mini DisplayPort, SurfaceConnectそして3.5 mm ヘッドセット ジャック
-
802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi, Bluetooth 4.1
-
-
-
2つの同じSurface Pro 6が重ねられているように見えますが、えっと、ちょと待ってください。どちらか1つは去年モデルのSurface Proです。
-
外観は昨年モデルと大きな変化はありません。同じケースに、同じヒンジ、そして沢山付けられたポートも一緒です。
-
昨年モデルと新Surfaceの違いを認識するには、より詳細に見比べなければなりません。ところが、キックスタンド下に隠れていたモデル番号でさえ、同じ1796です。
-
-
この手順で使用する道具:iOpener$17.99
-
Surface Proシリーズには幾つかデザインがあります。全てのデザインには、アップグレードされた接着剤が一緒についてきます。
-
手順1: iOpenerを均等に載せる。
-
手順2: 開口ピックとハンドル付き吸盤カップを手に取り、Microsoftの接着剤に決死の覚悟で挑む。
-
手順3(こちらはオプション): 辛抱する、スクリーンを破壊する。笑。
-
ラッキーなことに、ディスプレイの取り外しはこれまで通りに進みますー手順はほとんど以前の流れと同じです。Surface Goの分解と比べると、ディスプレイケーブルを1本、切断せずに済みました。
-
-
-
ディスプレイ用チップの情報をお届けするために、分解の手を一旦止めましょう。
-
Microsoft X904169, おそらくN-Trigの Surface PenコントローラーとX904163 (おそらくタッチスクリーンラインドライバー)
-
Analogix ANX2604, おそらくDisplayPort コンバーター
-
MacronixMX25U1635F16 Mbシリアル NORフラッシュメモリ
-
Silicon Works SW5077 パワーマネージメント
-
おそらくSilicon Mitus SM4063B プログラム可能なガンマ・バッファ
-
LGがこのディスプレイを製造していますが、Surface Pro 5で搭載されていたものと非常に似ているようです。
-
-
-
-
ヒートシンクの下に隠された宝探しです。何箇所か剥がしてみますが…見つかったものは?Surface Pro 4では銅のヒートスプレッダーが使用されていましたが、このモデルではグラファイトのようです。
-
ヒートスプレッダーの下にお宝探しのゴールドが使われることはありませんが、これでヒートシンクが外せるようになります。
-
ヒートシンクが外れると、ヒートジェネレーターにアクセスできますーここはチップの山です!
-
-
-
新しく登場したチップと古いチップです。(ですが、古いチップがほとんどです)
-
Intel Corei5-8250Uプロセッサ
-
Samsung K4E6E304EB-EGCF 2GB LPDDR3 DRAM (4チップあるため合計8 GB)
-
SK Hynix HFB1M8M0331A (BC501) 128 GB NVMe SSD
-
Winbond 25Q128JVPQ 128Mbシリアルフラッシュメモリー
-
Marvell W8897 802.11ac, NFCとBluetooth SoC
-
Nuvoton NPCT650SBCWXTrusted Platformモジュール
-
Realtek RTS5343 microSDカードリーダーコントローラ
-
-
-
IC認識、パート2です。
-
Monolithic Power Systems MP2949A PMBusインターフェース付き3ループデジタル多相コントローラ
-
Monolithic Power Systems NB681 6 A 同期型バックコンバータ
-
Monolithic Power Systems NB685A 12 A 同期型バックコンバータ
-
Monolithic Power Systems MP86901-A とMP86902-B 電源フェーズ
-
Texas Instruments CSD87334Q3D 20 A 電源ブロック
-
Texas Instruments TLV62085 3 A 降圧コンバータ
-
-
-
IC認識、パート3です。
-
Texas Instruments TPS62140 2 A 降圧コンバータ
-
Texas Instruments TPS62175 0.5 A 降圧コンバータ
-
Monolithic Power Systems MP3376A 8チャンネル WLEDドライバー
-
Monolithic Power Systems MP2370DGT 白色LEDドライバ
-
Texas Instruments TPS70933 150 mA LDO レギュレータ
-
Texas Instruments TPS3700 18 Vボルテージ検出器
-
Texas Instruments TLV3011 電圧リファレンス付きコンパレーター
-
-
-
IC認識、パート4です。
-
Bosch Sensortec BMI160 3軸加速度センサー/ジャイロスコープ
-
Bosch Sensortec BMA254 加速度計 (おそらく)
-
ON Semiconductor CAT24C16 16 Kbシリアル EEPROMメモリとWinbond W25X40CL 4 Mbシリアル NORフラッシュメモリ
-
Texas Instruments SN74AVC2T245 2電源バストランシーバー
-
Texas Instruments TS3USB30E 高速USB 2.0 1:2 MUX/DEMUXスイッチ
-
Nexperia (旧NXP Semiconductor) 74LVC125A 3ステート・クワッドバッファ/ラインドライバ
-
Nexperia (旧NXP Semiconductor) 74AUP1G32 2入力ORゲート
-
-
-
さて、Surface分解のなかで避けることとのできない交差点に差し掛かりました。この接着剤で固められたバッテリーを取り出すか、はたまたそのままにするか?
-
ストレッチタイプのリリース用バッテリータブも付いていません。考えぬいて、この野獣をしばらく眠りにつかせることにしました。(バッテリーをそのままにすることにしました)
-
このバッテリーの容量は45Wh (7.57 V x 5940 mAh)で、昨年のバッテリー容量と同じです。
-
予想通り、他のモバイル型ラップトップより大きいサイズです。そして最新モデルのiPadよりも若干大きいサイズです。
-
-
-
眺めるお楽しみのために、殻から外れたSurfaceを並べてみました! 理論上は簡単に分解できるはずのタブレットですが、現実には痛恨の極みでした!
-
前モデルの冷却システムを変更せずとも、Surface Pro 6はより強力な処理能力パワー(と熱)を引き起こします。このモデルのヒートシンクに搭載された新サーマルスプレッダーだけで対応できるだけのパワーブーストとなるのでしょうか?時間が経過してみなければ、答えは判りません。
-
”Modular Studio”の噂から、Surface Proのこのジェネレーションはこれまでの方向を変えて、モジュラー式デザインが多く採用されているのかと期待していました。ところが実際は、アップグレードもできなければ、修理もこれまで通り難しく、USB-Cポートさえ付けられていないのです。
-
- 広範囲で標準型トルクスファスナーネジが使用されています。
- このタブレットにはモジュラー式ヘッドホンジャックがついています。対応パーツを入手できるのなら交換が可能です。
- 全ての修理を始めるにはディスプレイアセンブリを取り出さなければなりません。このディスプレイは強固な接着剤で固定されており、ひび割れの確率が高くなります。
- バッテリーも強固な接着剤で固定されています。バッテリーのコネクタは基盤の下に留められているため、交換作業はほぼ全てのパーツを取り出さなければなりません。
- 昔むかし、Surface Proのストレージは取り外しが可能でしたが、残念なことに、このバージョンは不可能です。
- 他のタブレットに比べて、複雑な内部構造が解体と再組み立てを困難にします。
まとめ
リペアビリティのスコア


(10点が最も修理しやすい指標です)
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
これらの翻訳者の方々は世界を修理する私たちのサポートをしてくれています。 あなたも貢献してみませんか?
翻訳を始める ›
28 件のコメント
Is it better a SKhynix HFB1M8M0331A (BC501) 128 GB NVMe SSD instead of a a SSD m.2 slot like in the surface 4? now there is no way we can change the ssd :/
Its to save space I guess. Whats strange is my surface pro 6 is the same config i5 128 and it has samsung SSD. They must have switched vendors.
Ash -
Excellent tutorial, the director of IFIX I suggest on the page add a translator of languages in Spanish as well as activate the multilanguage translation of the videos of YOUTUBE so you will socialize the knowledge of your pipelines in all languages! Not the whole planet speaks or reads in English!
Hi Johan! This teardown has been translated into SIX non-English languages, including Spanish! Hope this helps!
What kind of a world do we live in where an iPad gets a higher repairability score than a Windows tablet?
Rocky Carr - 返信