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必要な工具と部品

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのiPhone SEを修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. iPhone SE の分解, iPhone SE の分解: 手順 1、 2の画像 1 iPhone SE の分解, iPhone SE の分解: 手順 1、 2の画像 2
    • 短く言えば、従来のケースに新しいハードウェアが装備されています。何となく見なれたデバイスフェイスの裏側に隠れているのは何か見てみましょう。

    • M9モーションコプロセッサが直接組み込まれているA9チップ

    • 容量16/64GB

    • 4インチ、1136 x 640ピクセル(326 ppi) 、Retinaディスプレイ

    • 1.22 µピクセルで4Kビデオを撮影できる12メガピクセルのiSightカメラと1.2 MP ƒ/2.4 FaceTime HD カメラ

    • 802.11a/b/g/n/ac Wi‑Fi + Bluetooth 4.2 + NFC + 19-band LTE

    • ユーザー認識とApple Payを備えたTouch IDセンサー

  2. iPhone SE の分解: 手順 2、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 2、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 2、 3の画像 3
    • ローズゴールドの背面ケースに注目してみましょう。モデル番号はA1662です。この組み合わせは今まで見たことがありません。

    • 色は別として、横に並べて比較してみると、SEは5sとほとんど区別がつきません。

    • これには驚きません。 SE は5sからのパフォーマンスの増強という重要な役割を担っています。そして5sと同じディスプレイと Touch IDセンサー、同サイズのボディを備えています。

    • 認識できる新しい特徴はディスプレイ周辺に面取りされたマットなエッジです。

  3. iPhone SE の分解: 手順 3、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 3、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 3、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    iSclack
    $24.99
    購入する
    • 次は私たちの嫌いな作業が待っています。ペンタロープネジです。この星型ネジは Apple がデバイスを開封しないでほしいと願っているかのように封印されています。

    • ですが、このペンタロープベジはローズゴールド色に塗られており、実に可愛らしく出来ています。

    • 可愛いピンクのネジを脇に置き、上部をiSclackで開封します。作業は難しくありませんーすると、ローズゴールドに色付けされたディスプレイの接着剤が確認できます。Appleの S-series フラグシップに比べるとこの開封作業は簡単です。

    • 6s と 6s Plusのディスプレイガスケットは耐水性機能か3D Touchを保護する構造補強、どちらかの目的のために付けられたと推測します。このモデルにはガスケットが付けられていないため、以前の予備テストからおそらく後者(=ガスケットを保護)の役割があると思われます。

  4. iPhone SE の分解: 手順 4、 2の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 4、 2の画像 2
    • iPhone 5sと同じようにSEのディスプレイ下に潜んでいるお馴染みのTouch ID ケーブルは、どうやら落とし穴のようです。

    • iPhone 5sをご存知ない方のために、このケーブルはアセンブリへ与える若干の危険性があります。ブラケットを取り出して、ケーブルの接続を外す前に、ディスプレイを大きく開いてしまうとケーブルが切断してしまい、突発的なダメージを与えてしまうのです。

    • iPhone 5sと SEの比較やパーツのテストをすぐに取り掛かりたいのですが、まずは安全第一です。バッテリーの接続を外しましょう!

  5. iPhone SE の分解: 手順 5、 2の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 5、 2の画像 2
    • ディスプレイアセンブリが外れました!

    • 5s (左側) と SE (右側)のディスプレイ横に並べて比較してみると、ほとんど同じに見えます!

    • この両者の類似性はとても似通っています。少し点検してみたところ、5s のディスプレイはSEに対して互換性がありますーパーツアクセサリ、コネクター、機能性は同じです。相互のパーツを入れ替えた瞬間、起動します。ということは、交換用パーツ修理ガイドはもうすでに存在しているのです。

  6. iPhone SE の分解: 手順 6、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 6、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 6、 3の画像 3
    • 過去の失敗はもう二度と経験しませんーこの便利なバッテリーの接着タブの使用方法をマスターしました!

    • iPhone SEのLi-ionバッテリーは3.82 V、6.21 Whr、1624 mAhです。これは5sの 1560 mAhに比べると僅かな(ですが注目すべき) 容量の補強です。

    • iPhone 6sのような大型デバイスに見られる1715 mAhの容量(そしてより電力消費が多いモデル)には追いつきませんが、Apple はこのバッテリーの連続待受時間は最大10日間、14時間の連続通話時間、13時間のビデオ再生が可能であると発表しています。

    • ディスプレイは5sと互換性があるように見えますが、SEのバッテリーコネクターは5sのコネクターと比べると構造が異なっています。残念ながら古い5sを使用することは出来ません。

  7. iPhone SE の分解: 手順 7、 2の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 7、 2の画像 2
    • 次に移りましょう。アップグレードされたリアカメラを取り出します。

    • 5s (左側)とSEのリアカメラ (右側)を並べてみるととてもよく類似していますが、 SEのカメラはコネクターに装着されたピンが少ないようです。

    • 増大したメガピクセルがコネクターの中で渋滞することはないのかと思いませんか?

    • SEの iSightカメラは12MPまで大幅に解像度がアップしましたが、ピクセル数は5sの1.5µmから1.22µmまで減少しました。

    • iPhone 6sのメインカメラと同じスペックのため、カメラはSEと交換可能であると期待しましたーしかしながら、Appleが前モデルから取り出したパーツを再利用して、新しいSEというフランケンシュタイン型携帯を作れるのかという期待は叶いませんでした。

  8. iPhone SE の分解: 手順 8、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 8、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 8、 3の画像 3
    • さて、SE分解から少し休憩しましょう:もっと分解をしたいと踊る cowbell分解ダンスです!(Saturday Night Live Showより)

    • 私たちの親友であるCreative Electronが X線写真を使って分解をしました!

    • iPhone 5製品ラインの3世代によるX線写真をお楽しみください。

    • 実のところ、唯一の明らかな変更はバイメタルのApple ロゴマークが追加されている点です。

    • そして5と5sの間にTouch ID ケーブルが加わりました。(残念なことにSEにも同じ場所に搭載されています)

  9. iPhone SE の分解: 手順 9、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 9、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 9、 3の画像 3
    • スピーカーアセンブリを取り出し、次にバイブレーター、最後にSIMカードとトレイを取り外します。

    • 検査したところ、これらのビットは5sの対応パーツと相互交換が可能ですー同じ形、同じ機能です。完璧です!

    • ローズゴールドはSE のみの仕上げですが、内部パーツの色もカラーコーディネートするならば、5sではなくSE専用のパーツを使用しなければなりません。

    • 特記:防水シールがあります!基板のコネクタの一部周辺に泡状シリコンシールが付けられていますー不思議なことにコネクタ全部には付けられていません。

    • フロントカメラ、ボリュームコントロールとリアカメラのコネクターには特製の防水処理が施されています。一方で、LCDデジタイザー、バッテリーとLightning コネクターアセンブリは対象外のようです。

  10. iPhone SE の分解: 手順 10、 2の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 10、 2の画像 2
    • ついにSEからLightningコネクターアセンブリを外します。

    • 5sのアセンブリそのものに見えますが、コネクターは若干異なります。5s/SE間のパーツ交換はできません。

    • これはUSB 3.0用の変更なのでしょうか?推測してみてください。

  11. iPhone SE の分解: 手順 11、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 11、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 11、 3の画像 3
    • 基板から強固に留められた背面コネクタを取り出します。すると栄光のシリコンの部分を全て確認ことができました!

    • Apple A9 APL1022 SoC + SK Hynix 2 GB LPDDR4 RAM (H9KNNNBTUMUMR-NLHという特記)

    • Qualcomm MDM9625MLTE Modem (iPhone 6/6 Plusと同じ)

    • Qualcomm WTR1625L RF Transceiver ( iPhone 6/6 Plusと同じ)

    • Qualcomm QFE1100Envelope Tracking IC (6s/6s Plusと同じ)

    • Skyworks SKY77611Quad-band Power Amplifier Module

    • これら全てのチップの認識に多大なる協力をしてくれた友人、Chipworks に特別な敬意を表したいと思います。 iPhone SEのシリコンについての分解はChipworks によるすごい分解もご覧ください。

  12. iPhone SE の分解: 手順 12、 1の画像 1
    • 反対側にもさらに多くのチップが搭載されています。

    • Toshiba THGBX5G7D2KLDXG 16 GB NAND フラッシュ

    • 339S00134 (Universal Scientific Industrial 339S00043Wi-Fi moduleの継続シリーズのように見える)

    • Apple/Dialog 338S00170 パワーマネージメント IC

    • NXP66V10 NFCコントローラーと1610A3 Charging IC (iPhone 6s/6s Plusと同じ)

    • Skyworks SKY77826 Ultra low-band パワーアンプデュプレクサとSKY77357 2G/EDGEパワーアンプモジュール(SKY77336)

    • Apple/Cirrus Logic 338S00105 and 338S1285オーディオIC (iPhone 6s/6s Plusと同じ)

    • Qualcomm WFR1620Receive-only Transceiver ( iPhone 6/6 Plusと同じ)

  13. iPhone SE の分解: 手順 13、 1の画像 1
    • チップの識別はさらに続きます。

    • Avago ACPM-8020 ミッドバンドパワーアンプデュプレクサ (iPhone 6 Plusと同じ)

    • Quorvo (TriQuint)TQF6410ローバンドパワーアンプデュプレクサ ( iPhone 6 Plusと同じ)

    • TDK EPCOS D5255 ダイバーシティレシーブモジュール

    • Qualcomm PM8019PMIC (iPhone 6/6 Plusと同じ)

    • Quorvo (RF Micro Devices) RF5159 アンテナスイッチモジュール(iPhone 6/6 Plusと同じ)

    • InvenSense EMS-A 6軸ジャイロスコープと加速度センサーコンボ

    • Broadcom BCM5976 タッチスクリーンコントローラー (iPhone 5で初めて登場)

  14. iPhone SE の分解: 手順 14、 3の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 14、 3の画像 2 iPhone SE の分解: 手順 14、 3の画像 3
    • さあ、次は前回の5sに比べてより複雑になったボタンケーブルに取り掛かりましょう。

    • パワーボタンブラケットは接地を目的としたクリップの代わりに、一体何なのか正体が分からない接続ケーブルが付いています。

    • これで、リアケースは終了です。分解も終わりに近づいてきました!

  15. iPhone SE の分解: 手順 15、 2の画像 1 iPhone SE の分解: 手順 15、 2の画像 2
    • iPhone SE のリペアビリティのスコアは10点中6点です。(10点は最も修理が簡単な指標)

    • ディスプレイアセンブリはデバイス本体から一番最初に取り外れるコンポーネントです。スクリーンの交換は簡単です。

    • バッテリーは技術的には”ユーザー自身で交換できる”と扱われていませんが、とても簡単にアクセスできます。

    • 修理中、デバイスを開口する際に十分注意していなければ、Touch IDケーブルが簡単にソケットから切断してしまいます。

    • 依然としてiPhone SEも外側ケースにペンタローブネジが使用されているため、特別な工具無しで開口することが困難です。

    • 修理で一番難しい点は何をするべきか知ることです。SEは5sと大変類似しているため、SE の修理ガイドはもうすでに素晴らしい内容で公開されていますーぜひご覧ください。

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

en jp

100%

Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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123 件のコメント

From your original picture, it appears the on/off switch in on the top. Is this correct? (I HATE the switch on the side).

Gail - 返信

Yup! The power button is in the same top position as it was in the 5s (and older) models.

Evan Noronha -

Thanks for the clarity! I really hate the side on/off button placement on the 6's. Stupid.

Gail -

It needs to be on the side for the 6 and on as they are a lot bigger and it is ergonomically impossible to place the power button on the top or you'd have to stretch your finger to reach it. By the way I agree with you.

es-webb -

Can you confirm that the display assemblies are exactly the same? Including the mid frame latches/clips? Would the display right out of an iPhone 5 not only function, but fit perfectly as well?

The Stem - 返信

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