はじめに
これらのインストラクションを参照して、接着剤で固定されたバッテリーを、接着剤リムーバー付きiFixitキットを使って交換します。接着剤リムーバーを使用すると、古いバッテリーを固定している接着剤が柔らかくなり、外しやすくなります。
iFixitの接着剤リムーバーは可燃性です。この作業は換気の良い場所で行ってください。 また作業中は、喫煙を控え、火気のある所で作業しないでください。
ダメージを軽減するために、この作業を始める前に、MacBookの電源を入れて、バッテリーを完全に放電してください。充電されたリチウムイオンバッテリーは引火の原因となったり、アクシデントで穴を開けてしまうと爆発の恐れがあります。バッテリーが膨張している場合は、 適切な方法で処理してください。
注意:バッテリー取り付け用接着剤を柔らかくするために使う溶剤は、一部の種類のプラスチックを破損することがあります。記載されている指示には全て従うとともに、接着剤リムーバーを塗布する場所には十分注意して下さい。
このガイドで使用されている数枚の画像は、違う機種を使用しているものがあります。見た目上の違いはありますが、作業自体に影響はありません。
必要な工具と部品
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この手順で使用する道具:Magnetic Project Mat$19.95
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MacBookにBig Sur v11.1以降が搭載されている場合、自動起動の無効がうまくいかない場合があります。通常通りに作業は進みますが、デバイス内部が開いたらすぐにバッテリーを外してください。
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P5ペンタローブドライバを使って、下部ケースを固定しているネジを6本外します。
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6.7mm ネジー2本
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3.4mm ネジー4本
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下部ケースを取り出します。
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所定の位置に載せて、クリップをディスプレイヒンジの近くに合わせます。 カバーを押し下げて、ヒンジに向かってスライドさせます。 クリップが上手く装着できれば、それ以上スライドできません。
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クリップが完全にかみ合って、下部ケースが正しく位置合わせができているように見えたら、下部ケースをしっかりと押し込み、下にある4つの隠しクリップをかみ合わせます。 各クリップが装着する感覚があるはずです。
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スパッジャーを使って、バッテリー電源コネクタを慎重に持ち上げて、バッテリーの接続を外します。
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コネクタがソケットから離れるように、コネクタを十分に高く持ち上げます。 修理中に誤って接触してしまうと、MacBook Proに損傷を与える可能性があります。
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iOpenerを用意し、トラックパッドリボンケーブルの上に約1分間置き、トラックパッドリボンケーブルをバッテリー上部に固定している接着剤を柔らかくします。
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iOpenerがない場合は、代わりにヘアードライヤーでケーブルを温めてください。ケーブルを触っても熱すぎない程度にしてください。バッテリーを温めすぎないように注意してください。
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ディスプレイを保護するため、作業中はディスプレイとキーボードの間にアルミフォイルシートを装着してください。
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さらに、ペンキ用などの剥がしやすいテープをトラックパッドエリアに装着してください。オプションとして、余分な接着剤リムーバーが飛び散らないように、トラックパッドエリアの下に直接紙タオルなどを載せてください。
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接着剤リムーバーの流れをコントロールするには、MacBook Proの裏側端(ヒンジ側)の下に本やホーム製ブロックなどを置くなどして、5cm程度傾斜させてください。
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MacBook Proの作業準備が完了です。次は、あなた自身を安全装備しましょう。
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接着剤リムーバーを塗布する際は、保護メガネを着用してください。(保護メガネはキットに含まれます。)
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保護メガネを装着せずにコンタクトレンズの装着はしないでください。
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保護グローブもキットに含まれています。肌荒れや敏感肌の方は、ここでグローブを装着してください。
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黒いゴム製ストッパーを接着剤リムーバーから引っ張って外します。
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ハサミを使ってアプリケーターのシールされた先端をカットします。
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先端を細くカットすると、少量のリムーバーをコントールよく塗布できます。
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接着剤リムーバーを2つの右側バッテリーセルの下に注入します。
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液体接着リムーバーが浸透して、接着力が弱まるまで、約2分間待機してください。それから次の作業に進みます。
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この手順で使用する道具:Plastic Cards$2.99
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2、3分経過後、プラスチックカードの角をバッテリーの下に差し込みます。一番右側のセルの下側端から作業を初めてください。
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カードを左右に揺らしながら、2つのバッテリーセルの下全体をスライドします。
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接着剤を完全に剥がせたら、バッテリーを持ち上げますが、MacBookから完全に取り出さないでください。
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プラスチックカードを一時的にバッテリーの下に残します。次の作業に進んだ時、接着剤が再装着するのを防ぐためです。
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バッテリーセルの下のカードが上手くスライドできない場合、フロスやワイヤを使って、バッテリーセルの下に通し、鋸を引くように交互に左右へ引きます。
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前の2−3の手順を繰り返して、一番左側のバッテリーセルを乖離します。
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MacBook Proの左側を上げて、接着剤リムーバーがスピーカーに流れこまないようにします。
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一番左側バッテリーセルの下に、プラスチックカードの1つのコーナーをスライドして、バッテリーを固定している接着剤を慎重に剥がします。
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作業中にセルが再接着しないように、プラスチックカードをセルの下に一時的に置いておきます。
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残り3つのバッテリーセルの下に、接着剤を数滴落とします。
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リムーバーの漏れに注意し、必要に応じて次の手順で接着剤リムーバーを追加してください。
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次の手順に進むまでに、約2分間置いてください。
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前の手順で既に分離した左端バッテリーセルの下にプラスチックカードを完全にスライドさせ、残り左側のバッテリーセルとMacBook Proのアルミケースの間に慎重に差し込みます。
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プラスチックカードの一角を、一番大きい中央のバッテリーセル上部の下に差し込みます。
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カードを左右に揺らしながら、バッテリーセルの下をスライドして、固められた接着剤から完全に乖離します。
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この手順で使用する道具:Tweezers$4.99
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この手順で使用する道具:Tesa 61395 Tape$12.99
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旧モデルではバッテリーデータケーブルが、バッテリボードの下に挟まっていないか確認してください。
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バッテリーの底側にプレインストールされた接着剤が付いている場合は、裏返して、慎重にシールを剥がして、接着面を露出させます。バッテリーに接着シールが付いていない場合は、Tesa 61395のような両面接着テープを使ってバッテリーを固定します。
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バッテリーの装着位置を確認したら、定位置に取り付けます。
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バッテリーをしっかりと5−10秒間、下部ケースに押し込んで、固定させます。
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オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
デバイスを再組み立てする際は、これらの手順を逆の順番に従って作業を進めてください。
e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
修理が上手く進みませんか?まずはベーシックなトラブルシューティングを試してみるか、このモデルのアンサーコミュニティに尋ねてみましょう。
オリジナルのパーツと交換用パーツをよく見比べてください。交換用パーツに付いていない残りのコンポーネントや接着シールなどは、インストールする前に新パーツに移植する必要があります。
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e-wasteを処理する場合は、認可済みリサイクルセンターR2を通じて廃棄してください。
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17 の人々がこのガイドを完成させました。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
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3 件のコメント
Thank you for a great tutorial. Helped me a lot to replace the battery on a MacBook Pro.
Thanks for the very useful tutorial which was very helpful when replacing 2020 MacBook batteries.