自分の所有物を自由に修理する権利はありますが、どれくらい簡単に修理できるでしょうか?
それを知るために、iFixitエンジニアは最新のラップトップを分解し、その修理可能性を0点(修理不可能)から10点(最も修理しやすい)までスコア表示しています。
修理しやすいデバイスとは?
メーカーから提供された(あるいは保証された)部品とマニュアルを使えば、壊れた製品を分解して交換するのは簡単なはずです。しかし、それはほんの始まりに過ぎません。リペアビリティには実に多くの意味が含まれています。詳しくは、リペアビリティを評価する方法をご覧ください。
リペアビリティは常に変動するもの
新しいテクノロジーや素材、設計のトレンドに対応するため、頻繁に採点基準を更新しています。このため、過去に評価されたデバイスを再考察すると、全く同じ結果になるとは限りませんが、同時代のデバイスと容易に比較できます。各スコアの算出に使用された基準の正確なリストについては、以下の各デバイスにリンクされているスコアカードのバージョン番号をクリックしてください。全スコアのダウンロード対応(CSV)リストについては、こちらをクリックしてください。

ワイヤレスヘッドホンのスコア
新モデルから順に表示
Apple AirPods Max 2
プラスポイント
- 修理作業を最もシンプルにするマグネットのイヤークッションを採用。
- メッシュ製のヘッドバンドカバーは、SIMカード用イジェクトツールがあれば、簡単に取り外せる。
マイナスポイント
- 内部へのアクセスが難しく、接着剤が大量に使用されている。Apple独自のネジが使用されており、作業スペースが限られている。
- バッテリーはモジュールだが、内部深くに埋め込まれている。
- イヤーパッドを除いて、Appleは交換パーツや修理マニュアルを提供していない。
Sony WH-1000XM6
プラスポイント
- 完全にモジュールの内部構造——充電ポート、バッテリー、ドライバー、ヘッドバンドはすべて個別に交換可能。
- 最高水準のANCを搭載しているが、修理を妨げる接着剤は使用されていない。
- バッテリーは保護シェルに収められていて、接着剤の代わりにネジを使用している。
マイナスポイント
- ラバーシールの下にある不便なマイクコネクタによって、ドライバーハウジングの再組み立てが難しい。
- ソニーは修理マニュアルや交換パーツを提供していない。
Marshall Monitor III
プラスポイント
- ねじ込み式のイヤーパッド、ねじで留められたヘッドバンドパッド、そしてバッテリーの収納部が分かりやすく表示されているため、修理がしやすい。
- 両方のバッテリーは標準的なコネクタで、軽く接着剤で固定されているため、簡単に取り外せる。
- Marshall社は、一部のパーツについて修理ガイドを提供している。
マイナスポイント
- The USB-Cポートが主基板にはんだ付けされている。
- ドライバーにはシンプルなコネクタが使用されているが、接続されたANCマイクの配線ははんだ付けされている。
Beats Solo 4
プラスポイント
- ヘッドバンドのクッションの交換は、一般的な工具があれば、少し手間がかかるが可能。
マイナスポイント
- イヤーパッドは接着剤で固定されているため、交換作業に手間がかかる。
- バッテリーは接着剤でしっかり固定されている。
- ホットグルーやはんだ付けされた接続部が、充電ポートやドライバーの修理を妨げている。
JBL Tune 520BT
プラスポイント
- バッテリーのコネクタは標準タイプで、接着剤で軽く固定されているため簡単に取り外せる。
- イヤーパッドとドライバーのハウジングは、ベーシックな工具で簡単に取り外せる。
マイナスポイント
- USB-Cポートは、全てのボタンと同様に主基板にはんだ付けされているため、交換は不可能。
- ヘッドバンドのクッションは一体型構造で、はんだ付けされたクロスオーバーケーブルがあるため取り外し不可。
- JBLは修理マニュアルや交換パーツを提供していない。
JBL Tune 770NC
プラスポイント
- このドライバーはスプリングコンタクトを採用し、ハウジングから取り外し可能。この価格帯の製品において注目すべき設計。
- バッテリーへのアクセスは簡単で、標準的コネクタを採用している。
- スナップ式のイヤーパッドは交換が簡単。
マイナスポイント
- USB-Cポートは主基板にはんだ付けされている。
- ヘッドバンドのクッションは接着された一体型で、クロスオーバーケーブルがはんだ付けされている。
- JBLは修理マニュアルや交換パーツを提供していない。
Anker Soundcore Q20i
プラスポイント
- スナップ式イヤーパッドは、オープニングツールを使って簡単に交換可能。
マイナスポイント
- バッテリーはメインボードにはんだ付けされているので、交換が必要以上に困難。
- はんだ接合部にホットグルーが塗布されているため、ドライバー関連の修理には余分な手順と加熱作業が必要。
- USB-Cポートとヘッドバンドのクッションは、どちらもアクセス不可。
- イヤーパッドを除いて、Ankerは交換パーツや修理マニュアルを提供していない。
Beats Studio Pro
プラスポイント
- 基本的な工具があれば、多少の手間がかかるが、バッテリーの交換は可能。
マイナスポイント
- イヤーパッドは強力な接着剤で固定されているので、修理頻度の高い作業が、分解を伴う面倒な作業になる。
- クリップや接着剤による留め金によって、大部分の修理が妨げられており、再組み立ても面倒。
- AppleはBeatsヘッドホンに対する修理マニュアルや、交換パーツの提供を行っていない。
Fairphone Fairbuds XL (2023)
プラスポイント
- バッテリー交換に工具不要で、クッション、フレーム、クロスオーバーケーブルも個別に交換可能な完全モジュラー式のヘッドバンド設計が、新たな基準に。
- USB-Cクロスオーバー接続により、各モジュールからヘッドホン全体の分解が簡単。
- Fairphoneは、詳細な修理マニュアルと豊富な交換部品のラインナップを提供し、修理を強力サポート。
マイナスポイント
- 充電ポートを交換すると、防水性能が損なわれる可能性がある。
Skullcandy Crusher ANC 2
プラスポイント
- シャワーキャップ型のイヤーパッドは、工具なしで交換可能。(取り付け作業は少々手間がかかるかもしれません)
マイナスポイント
- バッテリーのリード線ははんだ付けされていて、充電ポートは主基板に組み込まれている。
- ホットグルーやはんだ付けされた接続部により、ヘッドバンドやドライバーの修理が困難。
- Skullcandyは修理マニュアルや交換パーツを提供していない。
Sony WH-CH720N
プラスポイント
- バッテリーは標準的なコネクタを採用しており、接着剤で軽く固定されているので、交換が簡単。
- スナップ式のイヤーパッドは、頑丈な縁で、他社モデルに比べて再取り付けが容易。
マイナスポイント
- USB-Cポートは主基板にはんだ付けされている。
- ドライバーとANCマイクの配線は各イヤーカップの基板にはんだ付けされているため、修理が困難。
- ヘッドバンドのクッションは融合されていて、ヘッドバンドの取り外しには大規模なはんだの除去作業が必要。
- ソニーは修理マニュアルや交換パーツを提供していない。
Sennheiser Momentum 4
プラスポイント
- スナップ式のイヤーパッドは、工具なしで交換可能。
- ヘッドバンドのクッションと充電ポートは、ベーシックな工具があれば交換可能。
マイナスポイント
- バッテリーはしっかりと接着剤で固定され、ドライバーの接続部は主基板にはんだ付けされている。
- イヤーパッドを除いて、Sennheiser は交換パーツや修理マニュアルを提供していない。
Bang & Olufsen Beoplay HX
プラスポイント
- バヨネット式のイヤーパッドとクリップ式のヘッドバンドパッドで、最も消耗しやすい2つのパーツの交換が簡単で、B&Oの公式サイトでは交換方法の動画も公開されている。
- バッテリーは標準コネクタと接着剤で軽く固定されているため、簡単に取り外せる。
マイナスポイント
- ドライバーはハウジング内に密閉されていて、ユニット全体での交換が必要。
- USB-Cポートは主基板にはんだ付けされている。
Apple Airpods Max
プラスポイント
- マグネット式のイヤーパッドは、メンテナンスを考慮すると業界最高の修理のしやすさを実現。
- メッシュ製のヘッドバンドカバーは、SIMカードのイジェクトツールだけで簡単に取り外せる。
マイナスポイント
- 内部へのアクセスは難しく、大量の接着剤使用や、Apple独自のネジが使用されている他、作業スペースも限られている。
- バッテリーはモジュール式だが、内部深くに埋め込まれている。
- イヤーパッドを除いて、Appleは交換パーツや修理マニュアルを提供していない。






















