やれば実現します!ついに私たちの修理ガイド数は100,000を超えました!!!
私たちが成し遂げた、巨大なマイルストーンは、フィクサー(修理を愛する人たち)、モデレーター、修理ガイドの執筆者、テックライティング講座を受講する大学生たち、テックライターで構成される素晴らしいiFixitコミュニティのおかげです。 皆様からのサポートに感謝してもしきれません!
修理ガイドの作成は大変な作業です。デバイス内部にアクセスし、鮮明な画像を撮影し、修理の完了から再組み立てまでの詳細な技術手順を明記しなければなりません。それに加えて、他のユーザーたちが実際の修理に使えるように、修理ガイドのフォーマットに作業のマジックを詰め込む必要があります。
同時に、私たちは必要とする修理ガイドを待っているユーザーが大勢いることを知っています。そうでなければ、今日この記念すべき日を祝うことはできなかったはずです。
社会で日常的に目にする修理人のことを考えてみてください。整備工場で、コンピューター修理の受付カウンターで、裁縫サークルやフリーマーケット、古着屋やリペアカフェなど、古くなったものを修理して提供する場所を数え上げれば、きりがありません。

修理人たちは沢山います。街の至る所で、沢山の修理工たちが活動しています。私たちが目指した場所は、彼らのようなスキルを持った人たちが集まり、知識を共有できる場所を提供することでした。
しかし、私たちの目の前に2つの問題がありました。
修理するスキルはあっても、その修理情報をどこで共有すればいいのか分からない人たちがいました。そして同時に、修理をしたくても、どこに助けを求めればいいのかわからない人たちがいることでした。
だからこそ、10万人のガイドを達成することは、特別な意味があります。自分たちがどんな問題に直面しているかを知っているからです。
私たちの願いは、誰でも修理情報にアクセスできるようにし続けることであり、すべての人があらゆるものを修理できるようにすることに一歩近づけることです。
それでは, どのようにして実現できたのか?
簡単に言えば、コミュニティーのサポートとWikiベースのフォーマットの組み合わせです。詳しく答えるなら、もっと楽しいことです!
私たちの素晴らしいWikiフォーマットの特長は、誰でも修理ガイドの作成を始めることができ、誰でも既存のガイドに追加/修正できることです!つまり、iFixitサイト上で公開されている全ての修理ガイドは誰でも編集可能です。
これは本当に特別なことです。とりわけ、ユーザーによる共同作業が促進されるからです。彼らが協力しながら、正確な修理情報をガイドに含めていきます。私たちは一人の人間があらゆる修理方法を熟知しているとは考えていないため、このようなシステムを採用しています。Wikiベースのサイトを持つことで、修理情報をクラウドソーシングでき、正確な方法が含まれるように加筆と修正が重ねられます。さらにWikiという特性上、修理ガイドが古くなっても、常に更新することができます。
私たちは、このような修理システムを構築してきました。
しかし、Wikiページを拡充させるには人力が必要です。私たちのリペアの旅では、真のヒーローたちが登場します。それがiFixit オンラインコミュニティです。
iFixitのコミュニティは一般のメンバー、モデレーター、修理ガイドの執筆者、テックライティング講座の受講生、そしてテックライターたちから構成されています。 このリペアサイクルを循環させてくれているコミュニティメンバーの一人一人に拍手を送ります。
まず、オンライン上で活躍してくれている、300万人近い修理コミュニティメンバーについて紹介します。この修理を愛するメンバーたちは世界の至る所に点在しており、困難だと思われる問題の解決策を生み出してくれています。故障診断に関する質問に答えたり、修理ガイドを作成したり、Wikiを加筆/修正してくれたり、とにかくiFixitにおける影の立役者です。この巨大なコミュニティが存在なしでは、これほど多くの修理ガイドを集めることはできません。
修理ガイドの執筆者とモデレーターは、iFixitを支える次の貢献者グループです。彼らによって、このような素晴らしいコミュニティが育っています。消えたフィクサーを探し出し、スパマーを追い出し、質問に答えるだけでなく、特権を与えられたこのグループは作成した修理ガイドを、iFixitスタッフのレビューなしで公開できます。(つまり、それだけ信頼されているという特権です)。
ご存知ないかもしれませんが、iFixitにはエデュケーションチームが活動しています。このチームは、カナダを含む北米の大学と提携して、修理とテクニカルライティングを教えています。iFixitのソフトウェアが簡単そうに見えても、テクニカルライティングは、ちょっとしたノウハウが必要です。これまでに97の大学に所属する学生たちが、エデュケーションチームが開発した実践的プロジェクトを使って修理ガイドを作成し、実際に毎年何千もの修理ガイドが公開されています。

そして最後に、iFixitに所属するテックライターです。社内のテクニカルライティングチームは、みなさんが目にするデバイスを、高画質で美しく構成された写真を制作しています。iFixitが公開する真っ白な背景と完璧に手入れされた爪を見ると、一見簡単そうに見えます。しかし、実際は修理ガイドを正確に文書化するために、チームにはかなりの時間と集中力を注いでいます。このチームは、年間何百もの修理ガイドを作成、公開しています。
iFixitコミュニティのどこに住んでいても、このマイルストーン達成にご協力いただきありがとうございました!
将来、さらに10万の修理ガイドが作られ、そしてさらに10万の修理ガイドも追加され…やがて、あらゆるものに対応できる修理ガイドが実現するまで、私たちは止まらないでしょう。
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