はじめに

HP EliteBook 845 G8ノートパソコンのRTCバッテリー（CMOSバッテリーまたはクロックバッテリーとも呼ばれます）を交換するには、このガイドを使用してください。

RTCバッテリーは、システムの時計に電力を供給し、コンピュータの電源がオフのときにBIOS設定を保持する役割を担っています。コンピュータの時間がずれたり、BIOS設定がリセットされたりする場合は、RTCバッテリーの交換が必要になることがあります。

バッテリーを取り扱う際は、鋭利な工具や金属製の工具を使用したり、バッテリーを曲げたり、過度な力を加えたりしないでください。バッテリーが膨張している場合は、適切な予防措置を講じてください。

まだ保証期間内ですか？保証状況の確認、対象となる場合の保証期間内の修理、またはその他の保証情報については、 HPにお問い合わせください。

必要な工具と部品

修理を始める前に、ノートパソコンのバッテリー残量を25%以下にしてください。充電されたリチウムイオンバッテリーは、誤って損傷した場合に安全上の問題となる可能性があります
作業内容を保存し、ノートパソコンを完全にシャットダウンして、すべてのケーブルを抜いてください。

規格にもかかわらず、プラスドライバーはサイズや形状が異なる場合があります。同じサイズと表示されていても、同じネジに異なるフィット感を示すことがあります。ネジ頭をなめないように、最もぴったりとフィットするサイズのドライバーを使用してください。
プラスドライバーを使って、底面カバーを固定している5本のネジを完全に緩めます（ただし、取り外しません）。

下部カバーを持ち上げて取り外します。
カバーは簡単に持ち上がるはずです。もし抵抗を感じる場合は、スパッジャーの平面側先端を使って残っているクリップを外し、すべてのネジが完全に緩んでいることを確認してください。
再組み立ての際は、カバーの前端（ヒンジの反対側）にあるクリップをフレームのスロットに差し込み、カバーを置きます。周囲をしっかりと押さえつけ、すべてのクリップをはめ込みます。

この手順で使用する道具：

Tesa 61395 Tape

$2.99

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RTCバッテリーをスパッジャーの平らな方で優しくこじ開け、フレームに固定している接着剤を剥がします。
RTCバッテリーを取り外します。
再組み立て時：
新しいRTCバッテリーを取り付ける際は、ケーブルがマザーボードのソケットに向かっていることを確認してください。
交換用バッテリーに接着剤が事前に貼られている場合は、新しいバッテリーを取り付ける前に、フレームから古い接着剤を取り除いてください。
もし接着剤が付いていない場合は、まだ粘着力があれば元の接着剤を再利用できます。そうでない場合は、新しいバッテリーを固定するために薄い両面テープを使用してください。