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ファスナーの識別方法

    • ファスナーの識別には主に4つのカテゴリーがあります:

    • エレメント(務歯)の種類 - 歯の形と材質

    • サイズ - エレメントの大きさ(スライダーの大きさも決定する)

    • 分離 - ジッパーが底で外れるかどうか

    • ロック - スライダーがテープを滑り落ちないようにするロック機構があるかどうか

    • 手順3ー7では、これらのカテゴリーについてさらに詳しく説明し、手順8から10では、さらにいくつかの特質(メタル、リバーシブル、インビジブル、デュアル、防水、ウォータープルーフ)について概説します。

  1. ファスナーの識別方法, ファスナーのパーツと名称: 手順 2、 2の画像 1 ファスナーの識別方法, ファスナーのパーツと名称: 手順 2、 2の画像 2
    • スライダー

    • 引き手

    • 上止め

    • 箱とピン

    • エレメント(務歯)

    • テープ

  2. ファスナーの識別方法, エレメント(務歯のタイプ): 手順 3、 3の画像 1 ファスナーの識別方法, エレメント(務歯のタイプ): 手順 3、 3の画像 2 ファスナーの識別方法, エレメント(務歯のタイプ): 手順 3、 3の画像 3
    • ファスナーのエレメントには主に2つのタイプがあります:コイルプラスチックのエレメント(Vislon®とも呼ばれる)。

    • コイルジッパーは、ファスナーテープの端に位置する連続的なナイロンコイルの一部であるエレメントを持っています。

    • プラスチック務歯(Vislon®)ファスナーは、ファスナーテープの端にクランプされているプラスチック製の個々の歯を持っています。

    • スライダーの裏側には、コイルはC、そしてプラスチック製エレメント(Vislon®)はVと記されていることが多いです。

  3. ファスナーの識別方法, コイルインとコイルアウト: 手順 4、 3の画像 1 ファスナーの識別方法, コイルインとコイルアウト: 手順 4、 3の画像 2 ファスナーの識別方法, コイルインとコイルアウト: 手順 4、 3の画像 3
    • コイル型ファスナーでは、コイルはファスナーテープの内側(イン)または外側(アウト)に付けられています。このため、このファスナーのタイプはさらにコイルイン(内側)とコイルアウトに分類されます。

    • コイルインのファスナーはコイルがファスナーテープの内側にあり、着用時に外から見えないようになっています。(「リバースコイル」と呼ばれることもある)

    • コイルアウトファスナーはコイルがファスナーテープの外側にあるため、着用時に外側からコイルが見えます。

    • コイルインとコイルアウトのスライダーは、コイルが乗るテープの面に合わせてスロットの向きが異なります。

  4. ファスナーの識別方法, サイズ: 手順 5、 3の画像 1 ファスナーの識別方法, サイズ: 手順 5、 3の画像 2 ファスナーの識別方法, サイズ: 手順 5、 3の画像 3
    • 最も一般的なジャケットのファスナーのサイズは3、4、45、5です。これらの数字は、閉じたファスナーのエレメントのおおよその幅をミリメートル単位で表したもので、数字が大きくなるほどサイズも大きくなります。

    • サイズはスライダーの裏側にある最初の数字です(参考画像#2)。サイズがファスナーの箱にも記載されていることもあります(参考画像#3)。

    • 識別番号がない場合(またはスライダーがない場合)は、閉じたファスナーの務歯の幅をミリメートル単位で測ってください。

    • サイズ3~3ミリ、サイズ4~4ミリ、サイズ45~4.5ミリ、サイズ5~5ミリ

  5. ファスナーの識別方法, セパレートタイプと非セパレートタイプ: 手順 6、 3の画像 1 ファスナーの識別方法, セパレートタイプと非セパレートタイプ: 手順 6、 3の画像 2 ファスナーの識別方法, セパレートタイプと非セパレートタイプ: 手順 6、 3の画像 3
    • セパレート型ファスナーは下部で接続が外れ、ピンをボックスに入れてからスライダーを引き上げることで固定されます。

    • ジャケットのセンターフロント型ファスナーはセパレート型ファスナーです。

    • 非セパレート型のファスナーは底部で接続され、スライダーを引き上げて固定します。

    • 非セパレート型ファスナーは、上部が閉じているもの(ポケットもしくはバックパックのファスナーなど)と、上部が開いているもの(パンツのフライやプルオーバーのファスナーなど)があります。

  6. ファスナーの識別方法, ロック: 手順 7、 1の画像 1
    • エレメントのタイプ、サイズ、セパレーションがファスナー全体に適用されるのに対し、ロック属性はスライダーだけに適用されます。ロック式スライダーには、閉じたテープの下を滑らないようにする機構があります。

    • ロックスライダーにはファスナーテープに突き刺さるピンがあり、タブを引くことで外れます。この機構はスライダークラウンの内側にあります。

    • 非ロッキングスライダーにはこの機構はありません。

    • 実際には、ロック式ファスナーはファスナーにテンションがかかっても動くことはなく、センターフロントのファスナーラインによく見られます。

    • 一般的に、非ロッキング型ファスナーはコーティングファスナーや防水ファスナー、ポケットのファスナーに使用されています。

  7. ファスナーの識別方法, 他のカテゴリー: 手順 8、 3の画像 1 ファスナーの識別方法, 他のカテゴリー: 手順 8、 3の画像 2 ファスナーの識別方法, 他のカテゴリー: 手順 8、 3の画像 3
    • パタゴニアのアイテムのファスナーにはさらにいくつかのカテゴリーがあります:

    • メタル製ファスナーには金属の歯があり、関連するスライダーが必要です。

    • リバーシブル・ジッパーは裏返しで使用でき、両側に引き手が付いたスライダー、または片側からもう片側へ動く引き手が付いています。

    • インビジブル・ジッパーは、歯とテープが隠れるようにデザインされ、外側からはプルタブだけが見えるようになっています。このジッパーは修理が難しい。

    • 標準的な金属製ではなく、プラスチック製のスライダーを使用している商品もあります。

  8. ファスナーの識別方法, デュアルファスナー: 手順 9、 3の画像 1 ファスナーの識別方法, デュアルファスナー: 手順 9、 3の画像 2 ファスナーの識別方法, デュアルファスナー: 手順 9、 3の画像 3
    • デュアルファスナー(2ウェイジッパーとも呼ばれる)には2つのスライダーがあります。

    • 上からファスナーを開けるタイプ

    • ひとつは逆さまの向きで、下からファスナーを開けるタイプ

    • 重要なのは、これらのファスナーにはファスナー用のボックスがないことです(参考画像#3)。

    • デュアルファスナーで問題が発生した場合、まず両方のスライダーがファスナーの底にあることを確認してください。上のスライダーがテープの上に移動してしまい、下のスライダーだけではファスナーが留められなくなることがあります。

  9. ファスナーの識別方法, コーティングと水中対応: 手順 10、 2の画像 1 ファスナーの識別方法, コーティングと水中対応: 手順 10、 2の画像 2
    • コーティングジッパーはTPUでコーティングされているため、テープが防水性を備えています。

    • 水中用ファスナーは完全防水で、水中に沈めても水密性を保つように設計されています。ほとんどの場合、この技術的機能は修理では維持できません。

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