ドキュメント
製品情報とモデルの識別方法
Fresenius Medical Care AG & Co. KGaAは、腎透析サービスを提供しており、主に末期腎不全(ESRD)の治療を行っています。医学において透析とは、腎臓が本来の機能を果たせなくなった人の血液から、余分な水分、溶質、毒素を取り除くプロセスです。透析は腎代替療法とも呼ばれます。
腎機能の急激な喪失(急性腎障害、以前は急性腎不全と呼ばれていました)がある場合、患者は透析を必要とすることがあります。また、慢性腎臓病の患者が腎機能の低下によりステージ5の慢性腎不全に達した場合も、透析が必要になることがあります。ステージ5の慢性腎不全は、患者の糸球体濾過量が正常の10~15%、尿毒症が存在し、クレアチニンクリアランスが毎分10 mL未満になった状態を指します。透析は、腎移植を待機している患者や、急性腎障害の患者に対する一時的な措置として用いられます。オーストラリア、カナダ、米国、英国では、対象となる患者の透析費用は政府によって負担されます。
研究用ラボでは、透析技術を用いて分子をそのサイズに基づいて分離することができます。また、透析はサンプルと、そのサンプルが入っている溶液である「透析液」との間でバッファーのバランスをとるためにも使用されます。実験用の透析装置では、ニトロセルロースや酢酸セルロースで作られた管状の半透膜が使用されます。細孔のサイズは、必要な分離サイズに応じて変えられます。細孔のサイズが大きいほど、より大きな分子が膜を通過できるようになります。