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ドキュメント
Ford Cortina 技術仕様(シリーズ概要)
エンジンとパフォーマンス
- 1.6L 「Kent」クロスフロー(MkII/III):吸気ポートと排気ポートを反対側に配置したシリンダーヘッドを特徴とする、伝説的なOHV直列4気筒エンジン。チューニングの自由度が高く、フォーミュラ・フォード・レースの基礎となりました。
- 2.0L 「Pinto」OHC(MkIII/IV/V):より重量のある後期世代向けに導入されたエンジンで、ベルト駆動のオーバーヘッドカムシャフトと鋳鉄製ブロックを採用し、標準トリムで約100馬力を発生させました。
- V6オプション:南アフリカおよびオーストラリア市場(および英国のSavageコンバージョン)では、3.0L Essexエンジンや4.1L Falconエンジンをシャシーに搭載することが有名で、ファミリーセダンを高トルクのパフォーマンスマシンへと変貌させました。
ドライブトレインとトランスミッション
- トランスミッション:各世代には、機械的な「スニック・スニック(カチッ)」としたシフトフィールで知られる4速マニュアルギアボックスが搭載されました。GXLやGhiaなどのエグゼクティブ向けトリムには、Borg-Warner製3速オートマチックがオプションとして用意されていました。
- 後輪駆動:すべての世代において、エンジンを縦置きにし、ライブリアアクスルに動力を伝達するレイアウトが採用されました。MkIIIからは、MkIやMkIIのリーフスプリングに代わり、より洗練されたコイルスプリング式の4リンクリアサスペンションが導入されました。
シャシーと設計
- サスペンションの進化:MkIとMkIIはフロントにマクファーソンストラットを使用していましたが、MkIIIからは乗り心地の改善とブレーキ時の「ノーズダイブ(前のめり)」を低減するため、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションに変更されました。
- ブレーキ:初期モデルは全輪ドラムブレーキでしたが、60年代半ばまでには上位トリムでフロントソリッドディスクブレーキが標準となりました。1970年代には、2.0Lモデルで真空倍力装置(サーボ)付きブレーキが標準装備となりました。
- エアフロー換気:Cortinaは車内環境の快適性を追求したパイオニアであり、1964年に「エアフロー」システムを導入しました。これにより窓を開けずに新鮮な空気の循環が可能となり、当時の大きな技術的セールスポイントとなりました。
寸法(MkIIIの例)
- ホイールベース:101.5インチ(2,578 mm)
- 全長:168.0インチ(4,267 mm)
- 車両重量:エンジンやトリムに応じて約2,150 lbs〜2,450 lbs(約975 kg〜1,111 kg)