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ドキュメント
Fiat 600 技術仕様 (1955–1969)
エンジンと性能
- 633cc "Tipo 100" 直列4気筒 (1955–1960): オリジナルの水冷エンジンは21.5〜22馬力、トルク29 lb-ftを発揮し、最高速度は約95 km/h (59 mph)に達しました。
- 767cc "600D" 直列4気筒 (1960–1969): 排気量を拡大することで29馬力、トルク36 lb-ftに向上し、最高速度は110 km/h (68 mph)に引き上げられ、当時の交通状況に対応しました。
- 冷却システム: ウォーターポンプ駆動のファンを備えたリアマウント式のラジエーターを採用。通気スロット付きのエンジンリッドが特徴です(初期モデルは30スロット、600Dは36スロット)。
ドライブトレインとトランスミッション
- 4速マニュアルトランスミッション: エンジンをリアアクスルの後方に配置するトランスアクスルレイアウト。初期モデルの1速は通常、シンクロメッシュがない(ノンシンクロ)タイプでした。
- 後輪駆動: スイングアクスルを介して後輪を直接駆動します。トラクション性能に優れていますが、コーナリング中に独特のキャンバー変化が生じます。
- クラッチ: 軽い操作感で知られるシングル乾式プレートのケーブル式システム。
シャシーと多用途性
- サスペンション: 全輪独立懸架。フロントにはスタビライザーバーの役割も果たす横置きの板バネ(リーフスプリング)を使用し、リアにはコイルスプリングとセミトレーリングアームを採用しています。
- ブレーキ: 車両の軽量な車体重量に対して十分な性能を持つ、4輪油圧ドラムブレーキを採用。
- ボディスタイル: 2ドアセダン、折りたたみ式キャンバストップの「トランスフォーマブル」、そして運転席を前輪の上に配置することで6人乗りを可能にしたキャブオーバー型のMultiplaを展開。
寸法
- ホイールベース: 2,000 mm (78.7インチ)。
- 全長: 3,215 mm (126.6インチ) 〜 3,295 mm (129.7インチ)。
- 車両重量: 約585 kg (1,290 lbs)