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9月9日に発売されたApple最小のiPhone 14は、6.1インチの有機ELディスプレイ、進化したデュアル12MPカメラシステム、オートフォーカス付きフロントカメラを搭載しています。iPhone 13の後継モデルです。

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iPhoneの基板(ロジックボード)修理を覚えるには、機材や練習方法などどうしたら良いですか?

iPhoneの基板(ロジックボード)修理を覚えたく、全く初めてになります。

パーツ交換などはすでに出来るのですが、今後は基板修理の世界に踏み込んで覚えたいです。

教えてくれる所がほぼなく、やむを得ず独学でと思っているのですが、必要な機材の購入や練習方法など、まずは入門として、何から始めたら良いでしょうか?

よろしくお願いします

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1 件の回答

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質問の内容から基板修理の際のはんだ付け技術の話だと判断して話を進めますが、もしはんだ付け技術以外の話も含めてということなら、必要な情報はかなり広くなると思われるのでここで満足のいく回答を貰うのは難しいかと思います。なお、回答者はプロの修理技術者でもはんだ付け専門家でもないので、この回答は「調べたらこんな情報が出てきたので参考にして下さい」程度のものだとお考えください。

まずiFixitのサイト内を見ていくと、修理ガイドの中に半田付けスキルというカテゴリがあって、はんだ付けに関するガイドなどがいくつか載っています。その中のはんだ付けとはんだ除去の作業ガイドというガイドを読むと、部品には大きく分けて「スルーホール部品」と「表面実装部品」の2種類があることが分かります。

まずスルーホール部品の方ですが、こちらはプリント基板にあけられた穴に電子部品のリード線を通してからはんだ付けで固定・接続するタイプのものです。昔からあるタイプの部品で技術的にも難しくはない(とはいえ練習は必要)ので、はんだ付け未経験であればまずこちらのタイプの部品の取り付け(取り外し)から練習するべきでしょう。

とはいえ、現在市販の電子機器でスルーホール部品だけで構成された製品はほとんどないので、特にスマートフォン基板の修理をお考えであれば表面実装部品の取り付け(取り外し)ができるようになる必要があります。こちらは基板表面の回路パターンと表面実装部品の電気的接続部分をはんだ付けで固定・接続するタイプの部品です。生産設備による大量生産と製品の小型化に向いているので市販の電子機器によく使われていますが、逆に言えば手作業での取り付けを考慮する必要がなく部品やパターンを細かくできるので、手作業での修理は難しくなります。

はんだ付けに必要な機材や技術については、先述のガイドに基本的な情報は大体載っています(ただし、回答者は表面実装部品をほとんど扱ったことがありませんので注意して下さい)。ですが、スマートフォン、特にiPhoneのような技術的に最先端の製品の基盤を扱うのであれば、もっと詳しい情報が必要になるはずです。「表面実装部品」とか「SMD」(表面実装部品の英語名の略称)などで検索すれば技術紹介ページや動画が見つかると思いますが、書籍などとして情報がまとまっているものとしてはゴッドはんださんから出ている書籍とDVDしか見つかりませんでした。秋葉原や(大阪の)日本橋のような電気街に行きやすい環境にお住まいでしたら、専門店に行って相談してみるのも良いかも知れません。

必要な機材については、やはり先述のガイドに大体載っているので、そちらを参考にして用意すれば問題ないと思います。iFixitの公式ストア(本画面上部の「ストア」のリンクから飛べます)でも必要な工具を扱っていますが、日本国内であれば共立電子産業さんや秋月電子通商さんのような電子工作に強いお店の通販サイトを使うか、電気街に行きやすい環境にお住まいであれば工具専門店に行って相談するのが現実的かと思います(秋葉館さんは電子工作のお店ではないので本件ではあまり関係がありません)。

練習用の資材についても機材とほぼ同様です。iFixitの公式ストアでも若干練習用のキットが用意されていますが、電子工作専門店の通販サイトには選ぶのに困るくらいの種類の電子工作キットが用意されています。はんだ付けスキルによって完成させられないキットもありそうですので、できれば実店舗に行って相談しながら購入するのが理想的かと思います。純粋なはんだ付け技術の練習用資材については、先述のゴッドはんださんの他、プリント基板関係の製品で昔から有名なサンハヤトさんなどからも練習用キットが発売されているようです。練習用キットに部品が付属していない場合は、通販サイトか実店舗に行って寸法規格に注意して別途購入することになるかと思います。

なお、NPO法人日本はんだ付け協会さんがはんだ付け検定や同検定に向けた講習会などを行っているようです。日程や費用などの条件が見合うようでしたらこちらを利用しても良いかも知れません。

ちなみに回答者のはんだ付け技術レベルですが、スルーホール部品を使った電子工作キットをいくつか完成させたことがあるくらいです。

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山田やまと さん、ありがとうございました!
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