はじめに
iPhone Xから採用された顔認識システムであるFace IDは、iPhone XSやXS Max, XRなど最新のiPhoneにも採用されている生体認証技術です。このFace IDを用いることで、ユーザーは自身の顔を認証させて端末のロックを解除できます。帽子や濃いサングラス、あるいは暗い室内にいる場合にも、Face IDは正常に動作します。
ビデオの概要
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Face IDを搭載するiPhoneはフロント部に8つのコンポーネント(赤外線カメラ、投光イルミネータ―、近接センサー、環境光センサー、スピーカー、マイクロフォン、フロントカメラ、ドットプロジェクター)を搭載しています。
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赤外線カメラ、ドットプロジェクター、および前面カメラは、背面ガラスに配置されています。
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投光イルミネーター、近接センサー、環境光センサー、スピーカー、マイクはディスプレイ部に配置されています。
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投光イルミネーターには、11×11のマトリクス状に配置された多くの穴があることがわかります。
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このチップは、金色の導線で回路基板に接続されています。
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一度でも水濡れすると、この穴が塞がってしまい、Face IDが使えなくなってしまいます。
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ドットプロジェクターの外層は樹脂で封止され、また金属溶接で保護されています。
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この溶接部に注意してください。iPhoneの落下衝撃によって簡単に取れてしまい、元に戻すことができなくなります。
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ドットプロジェクターが外れると、ダイアモンドレンズのような結晶が見えてきます。
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この部分から出た赤外線が、このクリスタルで反射します。その投影範囲は後述するようにレンズによって変わります。
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左のチップはデータ保存用で、右のチップはプロジェクターのような役割をします。ここには何千ものドットが配置されているのが分かり、ここから赤外線が照射されると思われます。
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右側のチップが正常に動作するためには電力が正しく供給される必要がありますが、一度でも水没すると回路がショートしてしまい、結果FaceIDが正しく動作しなくなる可能性があります。
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分解の結果、Face IDの主な回路は露出していることが分かりました。水没したり高温の環境に置かれたりすると、漏電やショートによってFace IDが故障する可能性があります。
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また、Face IDの多くの部品はガラスでできているので、一度でも落とすとFace IDが故障する可能性があります。
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13 件のコメント
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