はじめに
自然吸気型の2.0リッターエンジンを搭載した4代目ジェッタのオイル交換。 TDIモデル及びGLIモデルはエンジンが異なり、オイル容量や手順などの要件が異なる場合があります。
何年もの間、3,000マイル毎にオイル交換をするのが正しいとされていましたが、もはや適当ではありません。今のエンジンオイルの交換時期は5000マイル以上簡単に持たせることができ、シンセティックオイル(合成油)はさらに耐久性があり、10,000マイルを超えても優れたエンジン性能を維持します。
まず運転席側をジャッキアップするにあたって、フレームの長辺側にあるフロントホイールの端から5インチ(12.7cm)後ろの場所にジャッキを設置しジャッキアップします。これは取扱説明書にかかれている場所と同じです。
車両の両側をジャッキアップすると楽ですが必須ではありません。オイルのドレンボルトが車両の中心に対して助手席側に設置されているので、運転席側をジャッキアップするだけで効率的にオイルが流れ出ます。
車両の角を車両の下で快適に作業できるようになるまでジャッキアップします。
ジャッキの横にジャッキスタンドを設置します。
ジャッキスタンドを車に当たらない一番上の目盛りまで上げます。
ジャッキを下げて車がジャッキスタンドで支えられるようにします。
多くの油圧式ジャッキはハンドルの開口部をノブに挿して反時計方向に回転させることで下げることができます。ご自身のジャッキをどのように下げるかわからない場合はジャッキの取扱説明書を読んでください。
決して ジャッキのみで支えられた状態で車両の下で作業しないでください。ジャッキが滑ったり故障した場合は重傷や死亡につながる危険性があります。
19mmの六角ドレンボルトがオイルパンの裏側にあります。
オイルパンは前輪の前部分かつ車両の中心から少し右の場所にあります。
オイル受けをドレンプラグのすぐ下に置きます。
オイル受けはオイルパンから勢いよく流れ出るオイルをキャッチできるようにしっかり設置してください。
エンジンオイルを扱う際は常に保護グローブと目を守るゴーグルを身に着けてください。車のエンジンを切ってすぐであるならばエンジンやトランスミッションはとても高温になるので気をつけてください。飛び散ったオイルを吹くために布や拭くものを用意しておいてください。
19mmのメガネレンチかソケットレンチを使ってドレンボルトを緩めます。
レンチを使って何回か回すと、指の力だけでドレンボルトを緩めることができるようになります。
ドレンボルトが完全に緩んだらオイルと共にオイル受けの中に落とします。
もし”自家製の”オイル受けを使ってる場合はドレンボルトを落とさないでください。既製品であるならば問題ないです。
流れ出るオイルを良く見たときにキラキラ光る物がある場合、金属片がオイルに混じっています。その場合エンジン内部に深刻な問題がある場合があります。
ポタポタ落ちるようになるまでオイルを流れ出させます。
オイルの流れが十分にゆっくりになったらオイルパンの周りを布や拭くもので拭きます。
ドレンボルトを戻して固く締めます。
ドレンプラグの下をシール(ワッシャーなど)するほうが良いでしょう。(外形20mm、内径15mm)
新しいフィルターに新しいきれいなオイルを半分くらい入れてください。
ここで残りのオイルは手順20で使うことを覚えておいてください。オイルは合計で 4.5リットル必要です。
ちょっとくらい穴から外しても気にしないでください。漏れた分はフィルターの潤滑に使えます。
指を使ってゴム製のOリングにOリングの周りのオイルを均等に塗ってください。塗るオイルがない場合は新しいオイルに指を入れて代わりに使ってください。
新しいフィルターを元々あった受け口の場所に設置して下さい。
フィルターを時計回りに回転させてはめてください。このとき手で回せる範囲に留めてください。強く締めすぎないように。
新しいフィルターをはめるときはキレイな保護グローブを使いましょう。オイルがフィルターにつくと、とても滑りやすくなって汚いアクシデントが起こる原因になります。
オイル受けをオイルパンの下に戻します。
ドレンボルトを外し残ったオイルを排出します。
布やタオルを使ってドレンボルトの周りを拭きます。
ドレンボルトを手を使って手の力のみで締めます。
ソケットレンチを使ってドレンボルトをしっかり締めます。
ドレンボルトは締まる範囲で締めてください。強く締めすぎると受け口に傷つけたりオイルパンに亀裂が入り、とてもお金のかかる失敗をしてしまいます。あとで締め直すこともできます。
もう一度ドレンボルトの周りを布やタオルで拭きます。
車両をジャッキアップし、ジャッキスタンドから離れるようにしてください。
ジャッキスタンドのハンドルを使ってスタンドを下げ、車の下からどかしてください。
ジャッキで車を持ち上げているときは注意してください。誰かが気をつけていないと滑ったりして落ちる場合があるので深刻な重傷や死亡につながる可能性があります。
運転席側の扉を開くとレバーがあります。
ボンネットが開く音が聞こえるまで引っ張ります。
エンジンの上にオイルフィラーキャップがあります。
反時計回りにキャップを1/4回転回し外します。
布やタオルを使ってフィラーキャップの周りのオイルや汚れを拭き取ります。
エンジンの中にゴミが入らないように、必ず外側を拭いてください。
オイルが溢れないようにじょうごをフィラーの穴に設置します。
やっと待ちわびたパートです!さぁオイルを入れましょう。
2.0リッター自然吸気の標準型のJettaのエンジンオイル量は4.5リットルです。もしJetta TDI またはGLIのオイルを帰る場合は取扱説明書でオイル量を確認してください。
4.5リットルの5W-30のオイルをじょうごに注ぎます。この4.5リットルはオイルフィルターに注いだ量との合計 であることに注意して。
5W-30のオイルを使うようにしてください。異なるグレードのオイルを使っても機能はしますが、取扱説明書に書かれている指定のオイルを使うことが一番です。
じょうごを取り外しフィラーキャップを1/4回転時計回りに回し締めます。
もう一度オイルゲージを取り外します。
オイルゲージの先にあるマークが最小から最大のオイルレベルを示しています。最小から最大までは約1リットルの差があります。
どこかへドライブする前にエンジンを掛けて数分間放置してください。エンジンが掛かっているあいだ、車の下を見てオイルが漏れていないことを確認してください。もしオイルが漏れている場合、まずオイルパンにヒビが入っているかどうかを見てください。もしヒビがない場合はエンジンを止めてドレンボルトをよく締めてください。また、エンジンを掛けたあとにオイルレベルが最小を下回ってないか確認してください。
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