手順1 はんだごてを準備する

• はんだごてを300℃（575℉）に設定し、こてが設定温度に加熱されるのを待ちます。
• はんだごての仕様にもよりますが、はんだごてが希望の温度に達するまで25～80秒かかります。
• コテ先は非常に熱くなっています！はんだごての取り扱いには十分注意してください。
• はんだによって融点が異なる場合があります。はんだに付属の説明書を参照し、推奨温度をご確認ください。
• はんだごてを非常な高温にすることは避け、はんだの仕様の範囲内で使用してください。高温に長時間さらされると、部品や基板が損傷することがあります。
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手順2 修理の準備




• 回路基板上のはんだブリッジの位置を確認します。
• はんだブリッジは通常、2つの別々の接点（レール）を橋渡しします。
• ここでマルチメータを使用して、導通（ショート）をチェックすることができます。
• はんだ吸い取り線を該当箇所に当てます。
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手順3 はんだブリッジを除去する

この手順で使用する道具：
Tweezers
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• はんだ吸い取り線をはんだブリッジの上に置き、はんだごてを使用して影響を受けた領域の上部を押しながら吸い取り線を加熱します。
• はんだ吸い取り線は非常に熱くなります！はんだごてに近い部分には触れないでください。
• ニッパーなどで吸い取り線を2cm（0.75インチ）程度に切って作業することもできます。ピンセットやラジオペンチなどを使って上述した位置に置いて下さい。
• はんだが溶けて吸い取り線に吸収されるまで、はんだごてではんだブリッジに圧力を加え続けます。
• 酸化皮膜を減らして、はんだ除去作業を助けるために、はんだ付け用フラックスを使用することもできます。
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手順4 元の接続を再はんだ付けする
• コンタクトポイントにはんだごてを当てます。
• 接点が熱くなったら、はんだを接点に再度つけます。
• 修理箇所は非常に熱くなっています！修理箇所に触れないようにしてください。
• ピンがしっかりと固定され、レールが互いに離れるまで、接点にはんだを付け続けます。
• 手順7で回路の導通を確認します。
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手順5 はんだごてを掃除する
• はんだごての先端は非常に熱くなっています！はんだごての取り扱いには十分注意してください。
• 水を含ませたスポンジを押さえます。
• 濡らしただけのスポンジではなく水を含ませたスポンジを使用すると、焦げることはありません。また、スポンジはポリマーではなくセルロース素材でできていることを確認してください。スポンジが溶けてはんだごてが台無しにならないようにするためです。
• はんだごてが熱いうちに、スポンジにこすりながら、はんだごての先端から余分なはんだを取り除きます。
• はんだごてを掃除したら、少量のはんだを溶かして先端をはんだメッキし直します。
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手順6 マルチメーターで修理を確認する
• 赤（プラス）プローブを電圧・抵抗ソケットに接続します。
• 黒（マイナス）のプローブを共通/接地ソケットに接続します。
• マルチメータのノブを導通テスト用に設定します。これは通常、ダイオード/オーディオ記号で表示されます。
• 画像のように、上記の手順が正しく行われていれば、マルチメーターは「OL」と表示します。
• マルチメーターが正しく動作していることを確認するには、2本のプローブの先端を接触させて下さい。マルチメーターからビープ音が出ているのが聞こえるはずです。
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手順7
• 次の手順を実行する前に、回路基板に電流が供給されていないことを確認してください。電流が流れている場合、マルチメーターに永久的な損傷を与える可能性があります！
• 黒のプローブを、はんだブリッジの一端があった回路基板レールに接続します。
• 赤いプローブを、はんだブリッジのもう一方の端があった回路基板レールに接続します。
• 修理が成功すれば、マルチメーターの画面に「OL」と表示され、回路が開放されていることを示します。ビープ音も鳴らないはずで、これはレールがもう接続されていないことを意味します。
• 修正に失敗した場合は、マルチメーターの画面に何らかの数値が表示され、ビープ音がなるはずです。
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