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The Macintosh Color Classic was the color all-in-one Mac in the early 1990's

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モニターの歪み

モニターの表示が逆樽型に変形してしまう。

調整や修理方法を教えてください

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最初に書いておくと、ブラウン管周りを扱う関係上、高電圧部分の近くで作業することになるので調整作業には感電による負傷や死亡の危険が伴います。本回答を参考にして行なった修理調整による事故やその影響について、回答者(及びiFixit)は一切責任を取りません。質問者さん自身で作業をされる場合はその点ご了承のほどお願いします。

(といっても、後述のようにサービスマニュアルにはしっかり手順が書いてあるので、Apple的には一般ユーザーによる調整を想定しているようです。)

Color Classicのディスプレイにはブラウン管が使われています。ブラウン管は液晶パネルなどと異なり、原理的に表示が歪むようにできているため、表示の歪みを調整する手段も用意されています。その点はColor Classicも例外ではありません。

問題はどうすれば調整できるかという点ですが、幸いこちらのwebページの「CRTの調整」以降で調整方法について日本語で書かれていますのでご覧ください。なお、同ページはブラウン管ディスプレイの基礎原理は知っているものとして書かれているようなので、その辺りについては必要に応じてwikipediaのブラウン管のページなどで確認して下さい。

先ほど紹介したページに必要なことはほぼ全部書かれているはずなので、以下は念の為(主に上述のページが見れなくなった場合のため)の補足です。

ブラウン管調整部分にアクセスするための分解方法については、Color Classicのサービスマニュアルに載っています(ただし英語)。さらに、ブラウン管の表示の調整方法についても載っています。サービスマニュアルのダウンロードリンクは上述のページにも載っていますが、Archive.orgにもありましたので、念の為リンクを貼っておきます。

Color Classicのブラウン管の調整にはDisplay Service Utilityというアプリが必要になります。こちらのダウンロードリンクも上述のページにあるのですが、powercc.orgのダウンロードページからもダウンロードできるようなのでリンクを貼っておきます(こちらにもサービスマニュアルがあります)。老婆心ながら、ダウンロードした(.sit形式や.sea形式の)ファイルが解凍(伸長)できない場合は、Stuffit Expanderを使って下さい。

上述のページやサービスマニュアルにも書いてありますが、ご自身で作業される場合はプラスチック製のドライバー(いわゆるコアドライバー)を使って下さい。絶対に金属製の工具で調整作業をしないでください。コアドライバーは工具系の通販サイトで簡単に見つかりますが、寸法が合うかどうか現物で確認しないと分からない部分があるので、ご購入の際はそのつもりで購入した方がよろしいかと思います(値段的にはセットで1000円しないくらい(送料別)です)。

あと、ご自身で作業をされる場合はブラウン管を破損しないように十分注意して下さい。ブラウン管は基本的に巨大な真空管、つまり内側が真空になっているガラス製の密閉容器です。空気圧に耐えられるように丈夫に作られていますが、反面衝撃などで割れた場合は爆発して周囲にガラス片を撒き散らす恐れがあります。

業者さんに依頼するなら(古い)Macintoshの修理に詳しい業者さんが確実ですが、英語の文献はあるので、英語が読める(ブラウン管テレビが一般的だった)昔からの家電修理屋さんでもできないことはない気はします(やってくれるかは分かりませんが)。

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name ちゃん さん、ありがとうございました!
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