ハードドライブのインストール方法
ハードディスクドライブを取り付ける一般的な手順は似ていますが、正確な手順や順序は、取り付けるドライブのタイプ(PATAまたはSATA)やケースの特殊性によって異なります。ハードディスク・ドライブの取り付けに必要な基本的な手順は次のとおりです。
- ドライブをマスターまたはスレーブデバイスとして設定する(PATAのみ)。
- ドライブをシャーシに取り付ける。
- 電源ケーブルをドライブに接続する。ハードディスク・ドライブを取り付ける前に、ケース・パネルを取りだす。
- 電源ケーブルをドライブに接続する。ハードディスク・ドライブを取り付ける前に、ケース・パネルを取り外す。
- システムを再起動し、BIOSセットアップを実行する。どのATAおよびSATAポートが使用されているか、またそれらに接続されているデバイスの説明をメモする。または、Everest Home Editionなどの診断プログラムを使用して、ドライブとインターフェイスの現在の構成を確認する。
- PATA または SATA インターフェースカードや RAID アダプタもインストールする場合は、そのカードをメーカーの説明書に従って設定し、ケーブルを接続する。そのカードが内蔵PATAまたはSATAインターフェースの一部または全部を置き換える場合は、CMOSセットアップを使用して、それらのインターフェースを無効にする。
Mounting Arrangements
お使いのケースにハードディスク・ドライブを取り付けるための規定があっても、カバーを外せば、ケース内にハードディスク・ドライブをどいうやって取り付けるかは、ほぼ間違いなく明らかです。そうでない場合は、ハードウェアのマニュアルを参照してください。
ケースによっては、シャーシ構造の固定部分である「ドライブベイ」を使用するものもあります。ハードドライブを固定ドライブベイに取り付けるには、ドライブをベイにスライドさせ、シャーシを貫通してドライブにネジを挿入して固定するか、ドライブにドライブレールを取り付け、ドライブとレールアセンブリをシャーシのチャンネルにスライドさせます。取り付け方法によっては、ハードディスク・ドライブを取り付ける前にレールを取り付ける必要がある場合とない場合があります。
他のケースでは、取り外し可能なドライブケージまたはドライブトレイアセンブリを使用しており、最初にドライブを取り外し可能なアセンブリに固定してから、アセンブリをシャーシに挿入します。お使いのケースが取り外し可能なドライブトレイを使用している場合、ドライブをトレイに固定することは、最初の取り付け手順の1つです。図7-7は、トレイにドライブを取り付ける準備として、シャーシから取り外される一般的なド ライブトレイを示しています。
図 7-7:内蔵ドライブトレイの取り外し
取り外し可能なドライブトレイにドライブを固定する正しい方法は多様dす。多くのドライブトレイでは、図7-8に示すように、ドライブトレイの底面からドライブに挿入する4つのねじを使用しています。他のドライブトレイでは、トレイの側面から挿入するネジを使用しています。また、ドライブのネジ穴にはめ込む突起付きのバネ鋼クリップ、摩擦でドライブをしっかりと固定するクランプ、またはスライド式のロックタブを使用するものもあります。ケースにリムーバブルドライブトレイを使用する場合は、トレイをシャーシに再装着したときにデータおよび電源コネクタにアクセスできるように、必ずドライブを挿入してください。
図7-8:ドライブトレイでハードドライブを固定する
電源ケーブルはどこ?
旧タイプの電源の多くは、SATA電源コネクタを搭載していません。解決策はSATA電源アダプタを使用することです。SATA電源アダプタはSATAドライブに同梱されている場合があります。ドライブにSATA電源アダプタが付属していない場合は、PCショップやオンラインで購入できます。2つ買うことをオススメします。安価ですし、もう1つはいずれ必要になるでしょう。
カバーを取り外し、ドライブを物理的に取り付ける位置と方法を確認したら、以下の手順を実行します。
1. PATA または SATA インターフェースカードや RAID アダプタを追加する場合は、空きスロットにカードを取り付け、データケーブルをハードドライブベイエリアに配線します。
2. (PATAのみ) BIOSセットアップでインストールされているドライブの詳細が報告されなかった場合は、ドライブを目視で確認し、どのように構成されているか、どのATAインターフェイスに接続されているかを確認します。既存の構成によっては、新しいドライブを空いているチャネルに追加できるか、既存のドライブを再設定するか、別のインタフェースに移動する必要があります。記事マスターとスレーブの割り当ての推奨事項に従って、ドライブを構成してください。
3. 既存のハードディスクをどうするか決める。
- 故障したハードディスクドライブを交換する場合は、既存のドライブからデータ・ケーブルと電源ケーブルを外し、ドライブをシャーシから取り外します。
- まだ機能するドライブを交換し、そのドライブから新しいハードディスクドライブにデータをコピーする必要がある場合は、当分の間、古いドライブをそのままにしておきます。古いドライブが新しいドライブに必要なドライブ・ベイを占めている場合は、古いドライブを取り外し、データおよび電源ケーブルが届く範囲でシャーシの上などに設置します。ドライブの向きが斜めや逆さまではなく、水平または垂直になっていることを確認します。必要に応じて、ドライブの下に紙や段ボールを敷いて、電気ショートを防止します。ドライブを一時的に使用して新しいドライブにデータをコピーできるように、データと電源ケーブルを接続します。
- ドライブを追加し、古いドライブを引き続き使用する場合、新しいドライブをどこにインストールするか、プライマリドライブにするかセカンダリドライブにするかを決定します。例えば、オーディオやビデオのコレクションを保存するために大容量のドライブを追加する場合、古いドライブの構成を変更せずに、新しいドライブをセカンダリのチャネルにインストールできます。逆に、新しいドライブをブートドライブおよびプライマリストレージとして使用し、古いドライブをセカンダリストレージとして使用する場合は、新しいドライブをプライマリチャネルにインストールし、古いドライブをセカンダリチャネルに移動することができます。
4. 新しいドライブを構成したら(必要であれば古いドライブを再構成)、新しいドライブを取り付けて固定し、図7-9に示すようにデータケーブルをドライブに接続します。ドライブがシャーシに直接取り付けられている場合は、ドライブを取り付ける前にデータケーブルをドライブに接続する方が簡単な場合があります。ドライブが取り外し可能なドライブ トレイに取り付けられている場合は、ドライブ トレイをシャーシに取り付けた後、データ ケーブルをドライブに接続する方が簡単な場合があります。ドライブが PATAモデルの場合は、データ・ケーブルのストライプがドライブ・データ・コネクタのピン 1 に合うか確認します。
図7-9:データ・ケーブルをハード・ドライブに接続する
5. まだ接続されていない場合は、図7-10に示すように、データケーブルのもう一方の端をマザーボードに接続します。プライマリであるSATAドライブを、最も低い番号のSATAインターフェイス(通常は0ですが、場合によっては1)に接続します。セカンダリであるSATAドライブを、最も低い番号のSATAインターフェイスに接続します。(プライマリ PATA ドライブとセカンダリ SATA ドライブがあるシステムでは、SATA インタフェース 0 以降を使用します)。PATA ハード ドライブは、可能な限りマスタ デバイスとして構成する必要があります。プライマリである PATA ドライブをプライマリマスタとして接続します。
図7-10: データケーブルをマザーボードのインターフェースに接続する
6. 図7-11に示すように、ドライブに電源ケーブルを接続します。大きな問題ではありませんが、2台以上のドライブで電源ケーブルを共有するよりも、可能な限りハードドライブ専用の電源ケーブルを使用することをお勧めします。
図 7-11: 電源ケーブルをドライブに接続する
7. とりあえずカバーを外したままにして、システム全体を目視チェックし、すべてが正しく接続されていることを確認します。キーボード、マウス、モニターを外した場合はそれらを接続し、電源を入れてスモークテストを開始します。新しいドライブが回転する音が聞こえるはずです。分かりにくい場合は(新しいドライブではよくあることですが)、指先をドライブに当てて、回転しているのを感じるとよいでしょう。
8. システムが起動すると、新しいドライブがBIOSブート画面に表示されるはずです。画面の点滅が速すぎたり、システムが起動画面に設定の詳細を表示しない場合は、CMOSセットアップを実行し、新しいドライブが正しく検出されていることを確認します。新しいドライブが検出されない場合は、問題が解決するまで次の手順を実行します。
# システムを再起動し、BIOSセットアップを実行し、自動検出などのオプションを探します。そのオプションを選択して、ドライブを強制的に検出します。
- システムの電源を切ります。データケーブルがドライブとインタフェースに接続されていること、電源ケーブルが接続されていること、両方のケーブルがしっかりと固定されていることを確認します。ドライブが PATA モデルの場合、80 線 UltraATA ケーブルを使用していること、およびケーブルの色のストライプがドライブおよびインターフェイスのピン 1 に対応していることを確認します。
- システムを再起動し、BIOSセットアップを実行して、ドライブを接続したインターフェイスが有効になっていることを確認します。
- システムの電源を切り、別のデータケーブルで代用します。
- システムの電源を落とし、データケーブルを別のインターフェイスに接続します。
- ドライブが PATA モデルで他のデバイスとケーブルを共有している場合は、システムの電源を落とし、他のデバイスを一時的に切断します。2 台目のデバイスがマスタとして設定されている別のハードディスク・ドライブの場合は、新しいドライブを一時的にマスタとして再設定してテストします。
- ドライブがSATAモデルで、マザーボードがSATA以前のチップセットを使用している場合は、フロッピーからSATAドライバをインストールする必要があります。ごく最近のマザーボードでも、SATAを認識しない古いチップセットを使用しているものがあるため、システムの年式がSATAをネイティブにサポートしているかどうかを示すものではないことに注意してください。このような古いマザーボード設計では、メインチップセットに統合されていないスタンドアロンSATAコントローラチップを使用することで、SATAサポートを追加しています。このようなマザーボードに接続されたSATAドライブは、システムがSATAドライブにアクセスする前に、ドライバを手動でインストールする必要があります。
9. Once the system recognizes the new drive, use Windows or a third-party utility to partition and format the new drive. We generally use the disk preparation software that is bundled with the hard drive, such as the Maxtor MaxBLAST utility shown in Figure 7-12.
Figure 7-12: Maxtor MaxBLAST disk preparation software
Disk Preparation Software
Disk preparation software is generally manufacturer-specific. For example, Seagate disk preparation software won't run unless there is at least one Seagate hard drive installed. Similarly, Maxtor disk preparation software won't run unless at least one Maxtor drive is present. But, for example, if you are installing a new Seagate hard drive in a system that already has a Maxtor drive installed, you can generally use either manufacturer's disk preparation utility. Look at both, and choose the one you prefer.
Using SATA with Older Motherboards
Motherboards made before Spring 2003 lack native (chipset-level) SATA support. Transition motherboards produced in late 2002 through mid-2003 use an embedded third-party controller chip such as the Sil 3112A to provide SATA support. Some systems add SATA support with a PCI SATA host adapter. Accessing the SATA drive on such systems may require a driver.
If you are installing Windows XP to boot from the SATA drive, insert the driver diskette when the setup program prompts you to install third-party storage drivers. If the SATA drive is a secondary drive on an existing system, use the OS driver update feature to load the SATA driver after the system boots to the original primary hard drive. If the SATA drive and interface don't appear on the list of IDE/ATA devices, examine the list of SCSI devices.
Some motherboards with embedded SATA interfaces offer SATA configuration options in BIOS Setup, and others do not. If you are adding an SATA drive to an existing system as a secondary drive, you should not have to alter BIOS settings. If you replace the boot drive, you may need to change boot order in BIOS Setup to allow the system to boot from the SATA drive. Depending on the BIOS, the boot order screen may list the SATA boot setting as SATA, the drive model number, or SCSI.
If the motherboard has embedded SATA interfaces, you are normally prompted to install any necessary drivers when you first start the system. If you didn't install these drivers during motherboard installation, you should be prompted for them during Plug and Play enumeration. Before you install an SATA motherboard, it is a good idea to visit the SATA controller manufacturer's web site to download the latest SATA drivers for that controller.
If a properly installed SATA drive is not recognized by the operating system, verify that BIOS Setup is configured properly and that you have loaded and enabled the latest driver for the SATA controller you are using.
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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7 件のコメント
Very informative and detailed instructions for a novice like me. Thank you very much. :)
By the way I search Google and Amazon for the drive tray you have shown but in vain.
Will you please kind enough to guide me where to purchase this metal drive tray. Thanks again.
Shabbir Malik - 返信
my chrome hp put in stall driver on my loplap
lillian
lillianhufstedler88 - 返信
can you please help me out
my loplap is diff other loplap
lillian
lillianhufstedler88 - 返信
Very informative, thanks alot.
Oebao Sule - 返信
not a normal hard drive a ooze
Kaylee Brown - 返信