はじめに
前モデルの発売から7年後、ついにSony PlayStationのボックスに4というモデル番号が加えられました。iFixitと一緒にこのモデルを分解し、何か変わったのかーそしてこのモデルは待ちわびた甲斐があったのか確認しましょう。北米で発売された一番最初のPS4モデルを、私たちの素晴らしいパートナーであるChipworksと一緒にタッグを組んで分解しました。
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必要な工具と部品
ビデオの概要
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これからPlayStation 4を分解します。これから見つけるパーツは次のものが含まれるでしょう。
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8-core AMD “Jaguar” x86-64 CPU
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1.84 TFLOPS, AMD Radeon Graphics Core Next Engine GPU
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8 GB GDDR5 RAM
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500 GBの取り外しが可能でアップグレード可能なハードドライブストレージ
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802.11 b/g/n Wireless とBluetooth 2.1
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USB 3.0 + Ethernet 10/100/1000
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1.21 ギガワットフラックスキャパシタ (OK、これは期待できませんが、私たちが欲しいと願っているものです:映画”Back to the Future”より)
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嬉しいニュースです。SonyはPS4のハードドライブを通して、人々にパワーを与えてくれました。ハードドライブはユーザーが自分で交換できます。
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iFixitでは、より大きな容量のディスクドライブや高速SSDを好む勇敢なゲーマー用に、交換ガイドを公開しています。あなたとハードドライブの間にあるのはプラスチックカバーと数本のネジだけです。
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この手順で使用する道具:Precision Tweezers Set$9.95
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デバイス内部へ侵入して、邪悪なボイドステッカーを剥がします。このような修理を妨害する脅威にはびくともしません。この働き者のピンセットの力を借りて、すぐさま‥
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…ところが、すぐに行く手を遮ぎるトルクスセキュリティネジに遭遇します。
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幸いなことに、iFixitのPro Techドライバーセットがあれば、このような特殊ネジでも大した問題とはなりません。
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このネジが接着剤で固定されていないので胸を撫で下ろしますが、このような小さな罠はリペアビリティスコアを考慮する際に無視できない要素となります。
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喜んで仕様書マニュアルの注記を無視して、次に進みます…
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…そして4本のT9セキュリティトルクスネジを外すと、Sony PlayStation 第4世代モデルのカバーを取り出せます。この美しい内側を眺める瞬間を待ちわびていたので、眼光が開きます。
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ところが、何も中身は見れません。ぎっしりと詰め込まれた旧モデル内部のノスタルジアだけが蘇ります。どれぐらい変わったのか見てみましょう。
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Sonyの設計部課長 鳳 康宏(おおとりやすひろ)氏が行ったPlayStation 4分解で、カスタムデザインの直径85mmの遠心ファンを紹介しています。
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”吸い込みと吐出しの方向と風量と風圧、これら全てのデザインはPS4限定です。"
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この独占ビデオの中で、私たちの Chief Information ArchitectであるMiroslav Djuric氏がこのエンジニアリングの素晴らしさを語っています。
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ブラケットとドーナツがなくなったら、電源装置を取り外します。
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電源ケーブルに仕掛けられた罠はありません。この電源装置は、ケースのすぐ内側に搭載されています。
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電源装置は100-240ボルトのACアダプタです。つまり、世界中どこでもPS4を脇に置いて楽しめるということです。ただしパワーソケットアダプタをお忘れなく。
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まだこの電源装置の分解は終わっていません。この宝箱の内側を調べましょう。
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電源用の筐体を取り外すと、期待に応えて、大型キャパシタが登場します。私たちが願っていたフラックスキャパシタは見当たりません。
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ということは、私たちはこの電源装置でタイムトラベルはできないようです。がっかり…
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さて電源装置を取り外せたら、ここでようやくファンのクリーニングができます。
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Blu-ray/DVDドライブが次の分解ターゲットです。数本のネジで固定されています。
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残念ながら、PS4はPS3やPS2、PS1と後方互換性がありません。このドライブは、古いディスクを回転させることはできますが、読み込みはできません。
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奇妙なことに、ミュージック用CDも聴けません。これは単純にソフトウェアの制限によるもので、Sonyは今後のアップデートで修復予定です。
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しかし今の世の中、光学ドライブが必要な人はいるのでしょうか?クラウドゲームの時代に突入しているからです。
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事実、Sonyは2014年にGaikai( PlayStation Now)テックによるゲームストリームサービスを開始する予定で、PS4で、PS3のゲームを楽しめます。これはSonyサーバーによる”クラウド”内で処理されて、実際のゲームコンソールにビデオ送信されます。
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素晴らしいシステムです。しかし、私たちが一番気になっていることを確認しましょう。クラッシュ・バンディクーのゲームはできるのでしょうか?
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チップで埋め尽くされています!
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SCEI (Sony Computer Entertainment, Inc.) CXD90026G SoC (AMD "Jaguar"コアとAMD Radeon GPUを含む)
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Samsung K4G41325FC-HC03 4 Gb (512 MB) GDDR5 RAM (total of 8 x 512 MB = 4 GB)
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SCEI CXD90025G ネットワークタスク用のセカンダリ/低電力プロセッサ
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Samsung K4B2G1646E-BCK0 2Gb DDR3 SDRAM
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Macronix MX25L25635FMI 256Mbシリアルフラッシュメモリ
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Marvell 88EC060-NN82イーサネットコントローラー
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SCEI 1327KM44S
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- 接着剤の使用で解体と組み立てが簡単になることはありません。
- 一般的なハードドライブのため、交換用パーツの入手が簡単です。そしてパーツを交換すれば、保証対象外となります。
- セキュリティネジとボイドシールの存在によって、ユーザー自らがPS4を解体したり修理する勇気を損なわせます。
- クリーニングのためにファンにアクセスするには、デバイスの大部分を解体しなければなりません。パーツの交換はさらに解体が必要です。
- 鋭利なミッドプレーンがあるため、解体の際に注意しなければ、指先を怪我してしまう恐れがあります。
まとめ
リペアビリティのスコア


(10点が最も修理しやすい指標です)
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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73 件のコメント
extra 256mB DDR3 chip eh? strange design. sat normally everything is upside down in the case.. and the way it sucks air through the power supply, then through the heatsink and up into the case.. guess the hot air blows out of the front? or is there something on the other side of the bottom cover to guide it towards the back? also saw that replaceable cr2032 battery... that will be dead in 4 years and I don't think anyone's gonna be replacing it.. wonder why they didn't stick in a rechargeable one like the dreamcast. or make it a user changeable one like the wii/wii u
Traditionally, blower fans blow air out of a system (hence the name). So no, it isn't drawing air in through the PSU, that wouldn't make much sense.
Also, I've seen plenty of 10+ year old systems with BIOS batteries that are still fine, so I've no idea where you've got that 4 year life from.
Figuring out the airflow of the PS4 is like doing origami. The air comes in from the top of the back and goes out the bottom of the back. There is a aluminum-mobo-aluminum sandwich about a half inch thick in between.
The air come in through the top slots, over and through the bottom of the sandwich as the mobo is upside down. The air cools the sheet, cools the memory chips by little dimples on the sheet and then is sucked through the sandwich by many small holes in the sheet metal and then through the mobo- yes, there are airholes strategically placed on the the mobo! Look by the battery for most of them that are directly over the fan intake.
Now the air comes to the fan intake via those small holes and a couple of vents over the hard drive. The cutouts over the fan intake are particularly strange, square holes, small round holes, L shaped holes. From there it is out the fan across the top sheet, then the CPU/GPU heatsink, again with memory dimples, and out through the hot parts of the power supply.
You may be right John - from the blower design I'd assumed there were vents on the bottom, but there don't appear to be, at least from the unboxing videos I've seen. Having the intake and exhaust right next to each other is traditionally a no-no for cooling, off the top of my head I can't think of any other piece of consumer electronics that does it like this.
the dreamcast DID have a cr2032, in both the console AND the VMU's