ワークベンチ機能を利用すれば、iFixitサイトがより使いやすくなります

iFixitをご覧になった時、その修理ガイドの数の多さに圧倒されたことがありますか？あなたはこの中でたった両手で数えれるだけのデバイスしか持っていないのに、いつも検索しなければなりません。自分が持っているデバイスだけの修理ガイドや交換パーツに簡単にアクセスできたらと思っている方に、”ワークベンチ”の使い方をご紹介しましょう。

ワークベンチは、所有しているガジェットをライブラリーのように保管し、各ガジェットの修理ガイドやアンサーフォーラム、交換パーツへのショートカットが可能なウェブサイト機能です。交換パーツを購入しようとした時、そのパーツはあなたの所有している機種に使用できるかどうか互換性チェッカーが判断してくれます。自動車のパーツを購入する際に、自分の車種情報を入力して互換性チェックをしたことがある方は、ワークベンチの仕組みが分かるはずです。詳細に利用方法を説明しましょう。

ワークベンチへのアクセス方法

iFixitのウェブサイト上部の検索バー右にある小さなツールボックスアイコンをクリックすると、ワークベンチに簡単にアクセスできます。

ワークベンチに所有しているデバイスを登録すれば、デバイスのリストが表示されます。登録済みでない場合、「デバイスを追加する」をクリックしてください。（詳細は次のセクションで説明します）

表示されたリストで特定のデバイスをクリックすると、修理ガイドやアンサーフォーラムなど、そのデバイスに関する質問や交換パーツ（販売されている場合）へのショートカットが表示されます – 特定のモデルの修理ガイドを検索する手間が省けます。

ワークベンチにデバイスを登録する方法

ワークベンチにデバイスを登録する方法は、幾つかあります。まず最初の方法は、上に述べたようにワークベンチのアイコンをクリックして「デバイスを追加する」から登録します。そこからウィンドウ上部にある検索バーを使って特定のデバイスを検索するか、左側のカテゴリーセレクションを使って検索できます。

また、Pixel 3のデバイスページのように、特定のデバイスページ上で、”これを所有しています”をクリックして登録することもできます。

iPhoneのように、同じデバイスでもキャリアや国によってモデルが異なる場合、所有しているデバイスのモデル番号が分かればその横にチェックマークを入れてください。

互換性チェッカーの仕組み

自分が所有している特定のデバイスで、どの交換パーツが互換するかを確認するには、先に説明したワークベンチのポップアップメニューの中にある「パーツ」のショートカットをクリックします。しかし、このメニュー以外で特定のパーツを見つけた場合、そのパーツの製品ページの「カートに入れる」ボタンのすぐ下で、あなたのデバイスとの互換性が表示されます。

それをクリックすると、ドロップダウンリストに登録済みのデバイス一覧が表示され、該当デバイスを選んでください。正しいパーツを選択していれば右のように緑のチェックマークが、互換性の無いパーツを選んでいる場合は、赤いX印が表示されます。

登録済みのデバイスと必要な交換パーツによっては、互換性チェッカーに黄色いクエスチョンマークが表示されることがあります。そのパーツがデバイスと互換性があるものの、特定のバージョンではないかもしれないことを示します。例えば、iPhone 7をワークベンチに登録しているものの、具体的なモデル番号（A1660やA1778など）が含まれない場合、互換性チェッカーはモデル番号が特定される交換用ロジックボード等を探しているとき、注意フラグを立てます。

これでワークベンチの仕組みが分かりましたか？早速、あなたの所有しているデバイスをワークベンチに登録して検索時間を短縮できれば、たっぷりと修理に費やす時間をかけることができます。Happy Fixing!