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必要な工具と部品

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのZanco Tiny T1を修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. Zanco Tiny T1の分解, Zanco Tiny T1の分解: 手順 1、 2の画像 1 Zanco Tiny T1の分解, Zanco Tiny T1の分解: 手順 1、 2の画像 2
    • Tiny T1は極小ですがーでも実はマイティーなのでしょうか?答えは、以下のスペックが教えてくれます。

    • Mediatek MTK6261D SoC

    • 0.49インチ OLED ディスプレイ、64 x 32ピクセル解像度(146 ppi)

    • ボイスチェンジャー内蔵

    • 32 MB RAMと32 MB ROM

    • バックライトキーボード

    • 2Gネットワーク接続

    • MicroUSBポート

  2. Zanco Tiny T1の分解: 手順 2、 3の画像 1 Zanco Tiny T1の分解: 手順 2、 3の画像 2 Zanco Tiny T1の分解: 手順 2、 3の画像 3
    • サイズの参考になるように、ある毛深い反逆者を指名しました。ご心配なくー彼の任務が終われば、ちゃんとリベリオンに護送しますので。

    • 史上最も小さいフォンというフォームファクターではないものの、人間の指の大きさからすると、T1のチョコレートバーは、ダイヤルしたりメッセージを打ちやすいレイアウトです。

    • メタル製のバックケースは、スティッカーとスピーカーグリルを除けばスムースな手触りです。落としてしまうと画面が割れてしまうガラスパネルは使われていません。目立つようなリアカメラの突起もありません。

  3. Zanco Tiny T1の分解: 手順 3、 3の画像 1 Zanco Tiny T1の分解: 手順 3、 3の画像 2 Zanco Tiny T1の分解: 手順 3、 3の画像 3
    • ”マイクロ”USBポートがデバイス本体底の大部分を占めていますーそしてZancoはピンホールのマイクをポートに並列して押し込んだのです。

    • "Nano"という名のSIMスロットがデバイスの右端に占領していますが、Nanoとは相対的です。(実際に"Nano"サイズではなく、ここでは巨大なスロットです。)

    • 電話をポケットにいれたまま、自動で誰かに通話してしまう頻度が高い方は、このデバイスはオススメしません。

    • サイズが重要ですか?それなら、このTiny T1と今最先端の同胞たちを並べてみましょう。iFixitテックライター達のLG ENV3とSamsung Galaxy S9+と見比べてみました。

  4. Zanco Tiny T1の分解: 手順 4、 3の画像 1 Zanco Tiny T1の分解: 手順 4、 3の画像 2 Zanco Tiny T1の分解: 手順 4、 3の画像 3
    • このサイズのデバイスを開口するには、特別なツールが必要です。なんと、iFixitにはこんなサイズのツールも揃っているのです。

    • このレトロな形状にも関わらず、開口方法はとても簡単です。マイクロスパッジャーがフロントクリップを解放し、上部のプラスチックプレートが外れます!

    • 他のフォンとは違い、ここにはメーカー独自のネジなんて使われていません。

    • キーパッドを取り出すと、ボタンパッドが下のボードに半田付けされています。

    • キーパッドにバックライトを供給するため、2つの白い接着パッドが、その下に付けられた4つの表面実装LEDからの光を拡散しています。

  5. Zanco Tiny T1の分解: 手順 5、 3の画像 1 Zanco Tiny T1の分解: 手順 5、 3の画像 2 Zanco Tiny T1の分解: 手順 5、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Spudger
    $2.99
    購入する
    • 現代のスマートフォンにはネジの隊列ぐちゃぐちゃの接着剤で固められている一方で、Tiny T1はネジ0、接着剤0です!

    • 全体の内部パーツは(通常の)サイズのスパッジャーがあれば簡単にこじ開けることができます。

    • ここで学んだこと:ノーマルサイズのフォンを簡単に開口するには、巨大なスパッジャーが必要だということです。

    • 小さいガジェットなんて修理できないと誰が言っていますか?(AirPods、あなたのことを言ってるんですよ。)

  6. Zanco Tiny T1の分解: 手順 6、 2の画像 1 Zanco Tiny T1の分解: 手順 6、 2の画像 2
    • ここにTiny T1の内部機能を取り出してみましたーこれで全部です。つまり、1つの基板に(ほぼ)全てのパーツが半田付けされています。

    • スピーカー

    • マイクカプセル

    • ハイテックBluetooth アンテナ(ワイヤです)

    • "Nano" SIMスロットー皮肉にもボードの半分近くを占領しています。

    • 2つのミステリアスなポゴピンーいずれかは外からアクセスできますーおそらく充電用?アクセサリポート?極小のテーザー?

    • バッテリー容量は200 mAh 0.74 Wh (比較として、ENV3のバッテリー容量は3.5 Wh、 Galaxy S9+は13.48 Whもあります。)

    • S9+のバッテリー容量はTiny T1のなんと18倍もあります。ということは、Tiny T1がスタンバイ状態で3日間持つ計算になります。

  7. Zanco Tiny T1の分解: 手順 7、 1の画像 1
    • このモバイルフォンを機能させるにはどれだけ限定されたチップが搭載されているのでしょうか?よくわかりませんが、大体これぐらいです。

    • Mediatek MT6261DA SoC

    • RDA MicroelectronicsRDA6625フロントエンドモジュール

    • おそらくイオンバッテリーチャージャーIC

    • 26MHzオシレーター

  8. Zanco Tiny T1の分解: 手順 8、 1の画像 1
    • これでTiny Teardown(極小サイズの分解)は終了です!

    • T1が教えてくれることは、少しのハードウェアで、動くフォンが作れるのです。そして、技術を応用すれば、より小さく作れます。

    • 実に史上初の携帯電話が登場してから40年以上が過ぎました。スパイ映画サイエンスフィクションで使われていた、その当時考えられていた大胆な携帯電話のコンセプトを考えると、現在のスマートフォンの技術は随分と超越しています。

    • …言い換えると、現代のフィクション系ガジェットをデザインする脚本家達は、とてつもない想像力を働からせなければならないのです。

  9. まとめ
    • デバイスはクリップのみで固定されており、開口方法はとても簡単です。
    • 正面のプラスチックプレートは割れやすいものの、交換は簡単です。
    • バッテリーを含む、多くのコンポーネントは基板に半田付けされています。そのため修理が複雑になります。
    リペアビリティのスコア
    5
    10点中5点のリペアビリティ
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

en jp

100%

Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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13 件のコメント

Nice tear down. I did notice the tiny pliers with blue handles. I believe that is from one of the Pocher 1/8 scale car kits, possibly from the Ferrari Testarossa tool kits. Obviously it is just for decoration!

rayramirez - 返信

Oh no, this phone has a definite purpose. Although chances are if you don’t know what that purpose is, you probably don’t need one 😂

Mike Hayes -

IDK if I edited it correctly, but I tried to get the “Y” in “N.I.F.T.Y!” at the top to link to the ifixit YouTube channel.

Tommy Gurreri - 返信

Tommy, that’s a genius idea! It didn’t turn out properly but I got it worked out.

Arthur Shi -

So this is a real phone!?

kc8wzm - 返信

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