はじめに
ここ数年間で、私たちはiPhoneの進化を見てきましたーそしてiPhoneは成長を続けています。初代iPhoneから始まり、すぐに3Gへと変化を遂げ、Sを加え(1年おきにSが加わります)そして指紋認証リーダーも搭載しました。数年間に渡るハードワークと執念がiPhoneを今日ある姿、すなわちiPhone 6 Plusへと成長させたのです。この巨大なiPhone 6 Plusの内部を一緒に探索しましょう。
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必要な工具と部品
ビデオの概要
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レディースアンドジェントルマン、さあ始まります。今日、私たちはiPhone 6 Plusの巨塔の陰の間を立っています。さて、この巨大なデバイスを特別なものにしている機能は何でしょうか?答えは次の通りです。
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64ビットアーキテクチャ搭載A8チップ
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M8 第2世代モーションコプロセッサ
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容量16,、64、128 GB
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5.5インチ 1920x1080ピクセル (401 ppi) Retina HDディスプレイ
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8メガピクセルiSightカメラ (1.5ミクロンのピクセルを使用、Focus Pixelsを使ったオートフォーカス、光学式手ぶれ補正) そして1.2 MP FaceTimeカメラ
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Touch IDホームボタン指紋認証センサー、気圧計、3軸ジャイロ、加速度センサー、環境光センサー
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802.11a/b/g/n/ac Wi‑Fi + Bluetooth 4.0 + NFC + 20-band LTE
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オーストラリア時間で発売日前日午後1時の段階で約50強ほどの人ほどがすでに並び始めていました。
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発売日当日朝7時には1000人に近い人々が列をなしていました。
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iFixitの分解チームは前から53番目に並んでいました。しかしながら、Appleストアにはわずか40台のiPhone 6 Plusしか在庫を用意してなかったのです。
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でも心配しないでくださいー今、私たちの手元にはiPhone 6 Plusがあります。なんとオーストラリアのiFixitファン、リッキーが助けて(譲って)くれたのです。リッキー、本当にありがとう!
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Appleストア内で少し散策をしましたが、直ぐに分解を行うためMacFixit Australiaへ飛んで帰りました。オフィスを貸してくれたMacFixitに心から感謝しています。彼らはMacやiPhoneのアップグレード/アクセサリーを扱っているだけでなくiFixitのツールキットも販売しています。
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恐らく近所のスーパーでiPhone 6 Plusの Pop-Tarts特製Bluetooth/NFC が販売されるでしょう。
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iPhone 6 Plusは長さ158.1 mm、幅77.8 mm、高さ7.1 mmです。文字通りPop-Tartsよりも随分と大きなサイズです。
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iPhone 5sと同様、iPhone 6 Plusは3種類のカラーバリエーションがあります。シルバー、ゴールド、スペースグレイです。もちろん、ゴールドを手に入れました。
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iPhone 6 Plusのモデル番号はA1524です。
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レビューで多くの懸念が見られるように、iPhone 6モデルは顕著なカメラの”突起”がみられます。Appleはカメラセンサーの厚さをカシスと同じ高さのデザインとなるよう、十分にカットできなかったようです。レンズカバーはサファイアガラスで作られていますが、それでもこのデザインは強度という意味で正しい選択だったのか少し心配です。
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HTC One M8と同じように、iPhone 6 Plusは外ケース上に2本のプラスチック製アンテナストリップが装着されています。これらのストリップはワイヤレス受信に役立っています。もしこのストリップがなければ、メタル製ケースが受信をブロックするはずです。
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この手順で使用する道具:Mako Driver Kit - 64 Precision Bits$39.95
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どうやらAppleはペンタローブネジから古き良きフィリップス製プラスネジに交換するのをためらっているようです。ラッキーなことに、iFixit特製のPro Tech ドライバーセットがあればこのような特異のペンタローブネジでも対応できます。
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この手順で使用する道具:iSclack$24.99
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さあiSclackタイムです!この便利なツールで簡単にディスプレイアセンブリをリアケースから開いて外します。
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仕掛け爆弾が見つからないので、私たちのゴールドに輝く小さなチェストをゆっくりと開いてみます。
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過去のiPhoneモデルと同様にディスプレイアセンブリケーブルはしっかりとメタル製ブラケットによって基板に装着されています。
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ホームボタンアセンブリはメタル製ブラケットで守られています。このブラケットを外すとホームボタンが簡単にフロントパネルアセンブリから取り出せます。
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このデザインは昨年モデルのホームボタンと同じモジュール式です。モジュール式でなければ修理の際に少し手間がかかります。
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次にメタルプレートをフロントパネルアセンブリから取り出します。
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Appleはメインの基盤に繋ぐホームボタンのデザインを再検討しました。これが高得点の修理難易度に繋がりました。iPhone 5sの時代に見られた奇妙なほど短くて破れやすいケーブルは過去のものとなりました。Appleはホームボタンケーブルをデバイスの反対側端まで伸ばすという努力をしてくれました。私たちはこのAppleの導入した改善にとても満足しています!
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呪文を唱えれば、43g、4.7インチ x 1.9インチ x 0.13インチのバッテリーが不思議とリアケース筐体から持ち上がります。
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この大きなバッテリーと省エネの間でAppleは3Gで最大24時間までの通話時間と384時間のスタンバイ時間を可能にしました。
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標準型サイズApple 6の容量は6.91 Wh、1810 mAhで、Plusに搭載されているバッテリーはスクリーンのサイズが巨大化したものの、バッテリーの寿命は長くなりました。
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リアカメラはピンセットで簡単に取り外しができます。
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iSightカメラの裏にDNL432 70566F MKLABとラベルが貼られています。
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iPhone 5sと同様、6 Plusは8MP( 1.5µピクセル)ƒ/2.2 の開口部のリアカメラを搭載しています。6 Plusは2つの新しい機能を分解テーブルに準備してくれています。それは光学式手ぶれ補正と"Focus Pixel" を使った測距用のセンサーを用いた位相差オートフォーカスです。
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Appleはカメラの開発に執着をした結果、iPhoneを世界で最も人気のあるスマートフォンへと成長させたとKeynoteで述べています。レンズの裏には何があるのでしょうか?早速覗いてみましょう。
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プラスチック製の開口ツールと指先を使って、カメラの筐体を取り外します。
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あまりここには目新しいものはないように見えますが、iPhone 6 Plusカメラのアップデートは(容量が増えたことも含めて)アマチュアやインディーズのフイルムメーカーの興味を引きました。このカメラはこれから始まる解体への準備ができているといいのですが…
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リアカメラの内部を詳細に点検すると、まさに予想したとおりです。小さなレンズが確認できます。
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レンズの下にカメラセンサーがあります。
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このカメラと標準型のiPhone 6の大きな違いは光学式手ぶれ補正機能ですーこのテクノロジーは前にも見たことがあります。左側のレンズ素子は小さいメタル製筐体に搭載されており、右側にセンサーで囲まれた電磁コイルによって左右に揺れます。
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ジャイロスコープとM8モーションコプロセッサのコンスタントな読み込みがiPhone 6 Plusに手先きの揺れる動きの詳細なデータを送信します。そしてレンズアセンブリを動かすことによって手ぶれ補正機能を実行しています。結果:照度の低い環境下でもよりシャープで、彩度の高い画像が可能です。
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基盤の表側にあるチップを確認してみましょう。
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Apple A8 APL1011 SoC + Elpida 1 GB LPDDR3 RAM (EDF8164A3PM-GD-Fと表記されている)
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Qualcomm MDM9625MLTE モデム
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Skyworks 77802-23 Low Band LTE PAD
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Avago ACPM-8020High Band PAD
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Avago ACPM-8010Ultra High Band PA + FBARs
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TriQuint TQF64103G EDGE パワーアンプモジュール
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InvenSense MP67B6-axis ジャイロスコープと加速度メーターのコンボ
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私たちは巨人を倒しました。iPhone 6 Plusの修理難易度は10点満点中7点です。iPhone 5sに比べると加点されました。次にその理由を挙げています。
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iPhone 5シリーズのデザインを継承しています。ディスプレイアセンブリがデバイスから一番最初に外れるため、スクリーンの交換は簡単です。
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バッテリーは直接アクセスできます。バッテリーを取り外すには専用のペンタロープネジ用ドライバーが必要です。また同時に圧着剤の取り外しの技術が求められますが、難しくありません。
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指紋認証センサーケーブルは長くなったため、iPhone 5sのケーブル切断という重大な問題を解消し、デバイスの開口をより安全に行えるようになりました。(5sでは、ユーザーがどれほど注意深く開口作業を行ってもケーブルが簡単に切断してしまいました。)
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iPhone 6 Plusでは依然として専用のペンタロープネジが外付けケースに使用されています。このネジを外すには専用のドライバーが必要です。
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AppleはiPhone 6 Plusの修理情報を個人経営のリペアショップや購入者に対して公開していません。
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以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
96%
Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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86 件のコメント
If this has 1GB of RAM, it's going to be bricked like iPhone 3G, iPhone 4 with 3GS specs and 4x pixels can't run iOS7, like iPhone 4S can't handle iOS8, like iPad 1's 256MB of RAM, like iPad 3 with 4x pixels on iPad 2 specs. iPhone 5 will run iOS11 fine with 1GB and iPhone 6 Plus will lag with less available memory.
the problem of iphone 4/4s aint the memory is the processor, unlike android, ios pause all the applications and tasks that are running on the background otherwise the applications on android are still rinning on the background thatswhy android need more processing power and memory to hold the entire system.
Ram of CPU is 1 GB