メインコンテンツにスキップ

ビデオの概要

はじめに

Appleの最新MacBook Proは今までで最も早く、オプションでMacBook初の8コアプロセッサーと、キーボードにミステリアスな新素材が搭載されています。Appleはこの"素材 "については、教えてくれないでしょう。私たちは、未解決の謎を抱えたままでは満足できないので、今一度、このバタフライキーボードを詳細に見ることにします。さあ探偵帽をかぶって、分解に参加しましょう!

このMacBook Pro 15インチに搭載された第4世代バタフライキーボードの新素材解析ビデオを、日本語字幕付きでご覧いただくことができます。YouTubeアカウントにログインして、画面右下の“設定“から“字幕“をクリックし、日本語字幕を選択してください。

 

もっとスリリングな分解のミステリーをお探しですか?

FacebookInstagramTwitterTwitter日本語版 をフォローして、最新の分解ニュースを見てみましょう。

ニュースを受け取るには、newsletterにログインしてください。(英語配信)

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのMacBook Pro 15" Touch Bar 2019を修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. 紙面では、この新MacBook Pro2019はスペックのみ向上したと書かれていますが、一体どれほど向上したのでしょうか?まとめを確認してみましょう。 IPSテクノロジー搭載15.4インチ(対角)LEDバックライトRetinaディスプレイ, True Tone, 2,880 x 1,800ピクセル標準解像度、220ppi、数百万色以上対応
    • 紙面では、この新MacBook Pro2019はスペックのみ向上したと書かれていますが、一体どれほど向上したのでしょうか?まとめを確認してみましょう。

    • IPSテクノロジー搭載15.4インチ(対角)LEDバックライトRetinaディスプレイ, True Tone, 2,880 x 1,800ピクセル標準解像度、220ppi、数百万色以上対応

    • 2.6GHz 6コアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)とRadeon Pro 555X(4GB GDDR5メモリとグラフィックス自動切替機能を搭載)

    • 16GB 2,400MHz DDR4オンボードメモリ

    • 256 GB PCIeベース SSD

    • 802.11ac Wi-Fi と Bluetooth 5.0

    • 4つのThunderbolt 3 (USB-C) ports

    • 今回の分解の犠牲者にはおなじみのモデルナンバー A1990がつけられていますが、新しいEMCナンバーは3359です。

  2. 前回、私たちはTouch Barとキーボード、2種類の分解をしなければなりませんでした。今回は、デバイスを開口するまでの詳細を省略します。 まるで料理番組のように、手順を飛ばして開口した状態までスキップしますーvoilà! 内側が開きました。 どうやって内部に侵入するかご興味がある方は、MacBook Proの2018年モデルと全く同じ手順です。すでに修理ガイドも揃っていますよ!
    • 前回、私たちはTouch Barキーボード、2種類の分解をしなければなりませんでした。今回は、デバイスを開口するまでの詳細を省略します。

    • まるで料理番組のように、手順を飛ばして開口した状態までスキップしますーvoilà! 内側が開きました。

    • どうやって内部に侵入するかご興味がある方は、MacBook Proの2018年モデルと全く同じ手順です。すでに修理ガイドも揃っていますよ!

    • 先に述べた通り、このモデルはほぼスペックバンプのようです。ハードウェアの見た目は前回のものと区別できません。ボードを取り上げて、詳しくみてみましょう。

  3. ここにはモジュールのコンポーネントはありません。すなわち、このハードウェアはアップグレードが出来ません。ここで異議ありと声を上げるか、もしくは黙ってこのチップを未来永劫持つかのどちらかです。 第9世代Intel Corei7-9750H 6コアプロセッサ
    • ここにはモジュールのコンポーネントはありません。すなわち、このハードウェアはアップグレードが出来ません。ここで異議ありと声を上げるか、もしくは黙ってこのチップを未来永劫持つかのどちらかです。

    • 第9世代Intel Corei7-9750H 6コアプロセッサ

    • 16x SK HynixH5AN8G8NAFR 8 Gb DDR4 SDRAM (計16 GB)

    • AMD Radeon Pro 555X GPU

    • 4x Micron MT51J256M32HF-70:B8 Gb GDDR5 RAM (計4GB)

    • 1 GB Micron D9VLN LPDDR4メモリが積層されたApple T2 APL1027 339S00533コプロセッサ

    • 東芝TSB3226AW8815TWNA1とTSB3226XZ2939TWNA1フラッシュストーレッジ(計256GB)

    • Intel JHL7540Thunderbolt 3コントローラー

  4. さらにチップがあります。 Intel SR40Fプラットフォームコントローラハブ
    • さらにチップがあります。

    • Intel SR40Fプラットフォームコントローラハブ

    • Texas Instruments CD3215C00Z (パワーコントローラーのよう)

    • 338S00267-A0 (Apple PMICのよう)

    • TPS51980A パワーコントローラー

    • 339S00458 (Apple Wi-Fi/Bluetoothモジュールのよう)

    • Intersil 6277Aパルス幅変調機

    • Cirrus Logic CS42L83Aオーディオコーデック

  5. PCラップトップ用バッテリー

    An easy fix for a big power boost.

    ショップを見る

    PCラップトップ用バッテリー

    An easy fix for a big power boost.

    ショップを見る
  6. キーボードに手を進めます!この蝶(バタフライ)の変態をおさらいしましょう。 2015年Retina MacBookモデルが発売された後、2016年にバタフライキーボードがMacBook Proラインにも登場しました。(画像左) 超薄型デザインの一方で、オフセンターのキー入力が可能なキーボードは、タイプ(入力)が極端に浅いデザインのため、議論が起こりました。しかし、すぐにこのキーボードには不具合があることがわかりました。
    • キーボードに手を進めます!この蝶(バタフライ)の変態をおさらいしましょう。

    • 2015年Retina MacBookモデルが発売された後、2016年にバタフライキーボードがMacBook Proラインにも登場しました。(画像左)

    • 超薄型デザインの一方で、オフセンターのキー入力が可能なキーボードは、タイプ(入力)が極端に浅いデザインのため、議論が起こりました。しかし、すぐにこのキーボードには不具合があることがわかりました。

    • 2018年夏、Appleはキーに埃が詰まってしまうためと原因をあえて指摘して、修理プログラムを開始しました。そして、キースイッチを保護する役割のシリコーン膜で包んだキーを改良して、新モデル(画像中央)を発売しました。しかし、この問題は終息しませんでした。

    • ついに発売された2019年のバタフライスイッチも、シリコン膜に包まれていますが、バネのようなメタルドームの中身と、このメタルドームを覆うプラスチックのような素材が変更されました。

  7. まず、2019年モデルのバタフライスイッチをレイヤーごとに取り出してみましょう。 一番上のレイヤーはキーキャップです。キーが壊れて外した時、どのキーか教えてくれる、便利なラベルがついています。 ヒンジがついた白いブラケットはキーの動きをコントロールする”バタフライ”機構です。キーが傾いたり、動いたりすることなく、上下に移動できるよう安定させています。
    • まず、2019年モデルのバタフライスイッチをレイヤーごとに取り出してみましょう。

    • 一番上のレイヤーはキーキャップです。キーが壊れて外した時、どのキーか教えてくれる、便利なラベルがついています。

    • ヒンジがついた白いブラケットはキーの動きをコントロールする”バタフライ”機構です。キーが傾いたり、動いたりすることなく、上下に移動できるよう安定させています。

    • このブラケットの内側にあるのが、透明なカバーで、キーが叩かれる毎に伸縮します。一方で、スイッチ下の隙間から異物が侵入するのを防ぐ目的もあります。この中央部分にある黒いドットは、スイッチ上に押し込むキーの力を集約させています。

    • このアセンブリの主役はバネのようなメタルドームスイッチです。キーが叩かれると変形し、ボード上の6つのポイントに橋渡しをし、キーから指が離れた時に、バウンスして押し戻します。

    • ドームスイッチの下には6つのメタルパッドがあります。キーストロークの操作があると、センターパッドの上部が、いずれかの5つのパッドにショートします。

    • まとめとして、シリコーン膜がバタフライ機構を覆い、異物侵入や異物による詰まりを防ぎます。

  8. さて、今年はどう変わったのでしょう?まず、この透明なスイッチカバーの素材です。 2018年モデルのカバーは半透明で、若干粘着性がある、シリコーンのようでした。この新モデルは透明度が増し、触ると滑らかです。 フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で分析をした結果、この2つのモデルは全く違う素材であると確認できました。機材と専門知識を共有してくれたCal Poly(カリフォルニア州立大学ポリテクニック校)の材料工学部とEric Beaton教授に感謝します。
    • さて、今年はどう変わったのでしょう?まず、この透明なスイッチカバーの素材です。

    • 2018年モデルのカバーは半透明で、若干粘着性がある、シリコーンのようでした。この新モデルは透明度が増し、触ると滑らかです。

    • フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で分析をした結果、この2つのモデルは全く違う素材であると確認できました。機材と専門知識を共有してくれたCal Poly(カリフォルニア州立大学ポリテクニック校)の材料工学部とEric Beaton教授に感謝します。

    • FTIRの分析で、素材に赤外線を照射し、透過と反射した光量を測定します。まるで指紋のように、このデータで素材が特定できます。

    • FTIRが測定した2種類のサンプルのデータの尾根は、これらが違う素材であることを示しています。それでは、一体何の素材でしょうか?

    • FTIRで測定した2つのデータと既知のポリマーのデータと比較すると、2018年モデルに最も近いものは、芳香族ウレタンのグループに属するポリ(アセチレン)、もしくはTPUの1種類(こちらがより可能性が高い)のどちらかです。 2019年モデルはポリアミド(一般的にナイロン)と一致します。

    • この結果で分からないことは、Appleのエンジニアたちはこの新素材を使って、一体何の問題を解決しようとしたのでしょうか。いいアイディアがある方は教えてください!

  9. 他にはどんなことが変わったのでしょう?私たちは金属のドームスイッチが変わったと思います。詳しく見ていきましょう。 ドームは小さなジャムの蓋、もしくはジュースブランドSnappleのキャップのようです。蓋の表面が押し込んだり、跳ね上がります。 ドームに何か変化 (例えば、ひび割れや変形)が生じれば、キーは不規則な操作をするでしょう。またドームに付いた4つの接点が壊れたり曲がれば、キーは使えなくなります。
    • 他にはどんなことが変わったのでしょう?私たちは金属のドームスイッチが変わったと思います。詳しく見ていきましょう。

    • ドームは小さなジャムの蓋、もしくはジュースブランドSnappleのキャップのようです。蓋の表面が押し込んだり、跳ね上がります。

    • ドームに何か変化 (例えば、ひび割れや変形)が生じれば、キーは不規則な操作をするでしょう。またドームに付いた4つの接点が壊れたり曲がれば、キーは使えなくなります。

    • このスイッチがひび割れたり、消耗する可能性は無数にもあります。製造上のミス、単純に長期使用による疲労、長時間にわたってさらされる熱や湿気、他のコンポーネントからのガスの放出、侵食などがよくある原因です。

    • これらの要因のうち幾つかが合わさって、スイッチの不具合に繋がることは十分にありえることです。だからAppleは、この問題を解決するのにこれほどまでに苦労しているのです。4度目の正直になるのでしょうか?

    • これらのスイッチも、工場製造時に磁化されています。マグネットの材料で想定できるのは、底側に薄いポリマーでコートされたフェライト系ステンレススチールです。2018年モデル(左)と2019年モデル(右)の表面加工の違いから気づくのは、Appleは改良した熱処理方法、または新しいスチールを採用したか、もしくはこの両方を採用しているかもしれません。

  10. これで終わりですーThat's all she wrote!
    • これで終わりですーThat's all she wrote!

    • もしくは "TThat's all sh wott" (とタイプしてしまうでしょうか?キーボードが壊れてしまえば)。

    • 今の所、少なくともここで、分解情報は終わりです。材料工学専門の方がおられたら、ご意見をお聞かせください。何かしら不具合のあるキーがあれば調査しますので、ご提供ください。

    • 一方で、このラップトップに潜む大きな問題はまだ残ったままです。些細な問題でも生じてしまえば、デバイスの半分を交換することになるでしょう。この新モデルで、キーボードは上手く機能したとしても、その他の機能についてはまだ賭けをしているのです。私たちからのアドバイスですか?お金は使わないで貯金しましょう。

    • これで、このラップトップの修理難易度の値を推測できるでしょう…

  11. 最終案
    • トラックパッドは、割と簡単に取り外しまたは交換が可能です。
    • プロセッサ、RAM、およびフラッシュメモリは、ロジックボードにはんだ付けされています。修理やアップグレードはあまり現実的ではないでしょう。
    • キーボード、バッテリー、スピーカー、そしてTouch Barなどのトップケースの部品は一緒に接着されています。これらの部品を個別に交換するのも現実的ではありません。
    • Touch IDセンサーはパワーボタンも兼ねており、ロジックボードのT2チップとペアになっています。電源ボタンが壊れたら、Appleに相談するか、新しいロジックボードへの交換が必要になるかもしれません。
    修理難易度スコア
    1
    10点満点中1点の修理難易度
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

100%

これらの翻訳者の方々は世界を修理する私たちのサポートをしてくれています。 あなたも貢献してみませんか?
翻訳を始める ›

“When comparing these FTIR spectra to that of known polymers, the closest match for the 2018 model is polyacetylene with aromatic urethane side groups, while the 2019 model uses polyamide (commonly known as nylon).

What this doesn't tell us is, just what problem Apple's engineers tried to solve using this updated material. Send us your ideas!”

Spitballing, any debris would have an easier time sliding through the nylon, while the 2018 model has a more sticky material.

tipoo - 返信

Hopefully making cleaning with canned air more effective.

Mark -

The plastic dome covers the contacts so you can’t really blow air into the gap. The covers are glued down to the base 360 degrees.

Dan -

Was eagerly anticipating this teardown as soon as the tech press announced the new MacBook Pros with yet another keyboard iteration.

Question: How are the butterfly mechanism and plastic cover attached to the top case? Are they merely held in place by the silicone membrane?

I could not tell if the membrane had to be cut in order to extract the butterfly mechanism and plastic dome.

Those two keys you disassembled, can they be re-assembled and have them function normally without the key falling off?

Carlos Perez - 返信

The thing that really holds it all together is the clear plastic cover piece with the black dot in the middle. That component both holds the dome in place on the PCB and provides the pivot points for the hinged white bracket that controls the keycap travel. Unfortunately, it’s essentially riveted in place from the back with plastic pegs, and prying it out is usually pretty destructive. (In other words, don’t try this at home!) The silicone dust membrane doesn’t have to be cut however, as it’s mainly around the perimeter and not over the top of the mechanism.

Jeff Suovanen -

コメントを追加する

統計データを表示:

過去 24時間: 266

過去 7 日: 1,610

過去 30 日: 7,290

今までの合計 89,520