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必要な工具と部品

ビデオの概要

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのGoogle Pixel 4 XLを修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. Google Pixel 4 XLの分解, Google Pixel 4 XLの分解: 手順 1、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解, Google Pixel 4 XLの分解: 手順 1、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解, Google Pixel 4 XLの分解: 手順 1、 3の画像 3
    • 近頃の私たちは、高解像度を重要視していますが、この分解はこれまでで最もPixel化された分解になりそうです。さあ、このスペックを列挙してみましょう。

    • 6.3インチ OLEDディスプレイ、QHD+ 3040 x 1440ピクセル解像度 (537 ppi)、リフレッシュレート最大 90 Hz

    • Qualcomm Snapdragon 855プロセッサ、64ビットオクタコア

    • デュアル背面カメラ12.2メガピクセル ƒ/1.7 絞り値と16メガピクセル ƒ/2.4絞り値、望遠モジュール。前面カメラ 8メガピクセル ƒ/2.0絞り値、広角セルフィーカメラ

    • 64 GB 内蔵ストレージ(または128 GB)

    • IP68耐水性能

    • Android 10モバイルOS

    • 素晴らしい同僚のCreative ElectronがこのPixel内部の初見を披露してくれました。Pixel2や3のレイアウトと大きく変わったようです。

  2. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 2、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 2、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 2、 3の画像 3
    • Oh So OrangeカラーのPixel 4XLと、昨年モデルのClearly White 3XLを並べて、両モデルを比較します。

    • 大きな違いは、フロント向きスピーカーグリル(のうち1つ)と指紋センサーが搭載されていません。それでも変わらず、新スピーカー装置はステレオ音響として機能します。しかし、下部スピーカーは正面からではなく、(iPhoneのように) 底側から音源を再生します。

    • SIMトレイも移動しました。これは前述したスピーカーの配置場所と関係があるようです。

    • Pixel 3のノッチがベゼル全体へと進化しました!スマホ業界の誰もが、ノッチとベゼルと無くそうと躍起になる一方で、Googleは独自路線を歩いているように見えます。

    • 少なくとも、スペースの有効活用をしています。IR顔認識ハードウェアと広角フロントカメラそして新機能のレーダーを内部に詰め込んでいます。

    • AppleとOrangeの違いをもっと詳細に見たい方は、こちらからどうぞ!

  3. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 3、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 3、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 3、 3の画像 3
    • もしこのスマートフォンに修理用マニュアルが付いていたら、最初の手順はこう始まるでしょう、”オレンジのカバー表面上を温めます” そこで、この手順に従ってみます。

    • 接着剤は辛うじて少量ですが、それでも強力です。しかし、接着剤が分厚くて頑丈な接着力が使用された昨年モデル以外であれば、何とでもなります。

    • 指紋センサーが搭載されていないので、フレックスケーブルの罠がなく、接着剤を切開できると願っていました。しかし残念なことに、さらに短くなったケーブルが、フラッシュ、マイク、スペクトルとフリッカーセンサーといった様々なパーツを背面カメラバンプ上に繋いでいます。

    • 幸いなことに、ワイヤレス充電コイルとNFCコイルが、接着シートでバックパネルに装着されていて、修理に便利なスプリングコンタクトが使用されています。

    • 残念なのは、この設計ではバックカバーの接着剤を強力にしなければなりません。充電回路に緩んだ接合があると良くないからです。

  4. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 4、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 4、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 4、 3の画像 3
    この手順で使用する道具:
    Manta Driver Kit - 112 Bit Driver Kit
    $69.95
    購入する
    • このPixelを解体するのに112ものビットは必要ないかもしれませんが、Manta Driver Kitがあれば安心です!トルクス3ビットを取り出して、ネジを外します。

    • 通常、私たちのお気に入りはテープや接着剤よりも、修理しやすいストレッチしてリリースする接着ストリップです。しかしここでは、ストリップを引っ掛けて切断しないように、角度を低くして引っ張る必要があります。この場所では難しい作業です。3XL同様に、作業用スペースを確保するためにマザーボードを取り出さなければならないでしょう。これで沢山の作業が追加されます。

    • 前の経験を活かして、イソプロピルアルコールを注入して、慎重にこじ開ければ、バッテリーを取り出せます。

    • バッテリー下には、修理人にとっては小さいながらも大変危険な地雷パーツが埋められています。それはデリケートなActive Edge フレックスケーブルです。バッテリーを取り出す際に、アクシデントでケーブルを切断する可能性が高いです。

    • バッテリーの容量は14.24 Wh(3.85 Vで3700 mAh)です。これは昨年モデルの13.2 Whと比べると増量しました。そして巨大なバッテリーを搭載した iPhone 11 Pro Max (15.04 Wh)とGalaxy Note10+ (16.56 Wh)には、僅かに足りません。

  5. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 5、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 5、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 5、 3の画像 3
    • マザーボードにアクセスするには、ブラケットやシールドを幾つか取り出さなければなりません。それでもこれらのチップを取り出す価値があります。仕方がありません。

    • Qualcomm Snapdragon 855 に積層された6GB Micron LPDDR4x RAM

    • SK hynix H28U72301CMR 64 GB Universal Flash Storage

    • Samsung K4U4E3S4AF-HGCJ ミステリーのRAM。RAM上に大きく"P"と表示されています—私たちの推測では、この下におそらく隠されたPixel Neutral Core新チップ用のRAMです。

    • Pixel H1C2M3 Titan M セキュリティチップ

    • Knowles 8508Aクアッドコアオーディオプロセッサ、ライブキャプションと新文字起こし機能に対応している

    • 村田製作所 SS9709025

    • Avago AFEM-9106 (フロントエンドモジュールのよう)

  6. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 6、 2の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 6、 2の画像 2
    • 裏側のチップです。

    • Skyworks Sky5-8212-11フロントエンドモジュール

    • Qualcomm QET5100エンベロープトラッカー

    • Qualcomm PM8150とPM8150A PMICs

    • STMicroelectronics ST54J NFCコントローラー

    • Maxim MAX77826 companion PMIC

    • XSPT6 SMC85201 Z

    • Cirrus Logic CS35L36CWZ オーディオアンプ

  7. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 7、 2の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 7、 2の画像 2
    • Chip ID, ディレクターズカット、パート1です:

    • Maxim Integrated MAX11261 6-ch. 24 bit delta-sigma ADC

    • Renesas (Formerly IDT) P9221-R 15 W ワイヤレスパワーレシーバー

    • Cirrus Logic CS40L25 ハプティックドライバー

    • Cirrus Logic CS35L36CWZ オーディオアンプ

    • Qualcomm PM8150S パワーマネージメント IC

    • Samsung S2MPG01 ワイヤレス充電チップ(おそらく)

    • Dialog Semiconductor mixed signal array

  8. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 8、 2の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 8、 2の画像 2
    • Chip ID, ディレクターズカット パート2です。

    • Qualcomm SDR8150 RFトランシーバー

    • Skyworks SKY78215-11 フロントエンドモジュール

    • Skyworks SKY77365-11 クアッドバンド GSM/GPRS/EDGE パワーアンプモジュール

    • Skyworks SKY13726-11 LMB/MB/HB/UHB ダイバーシティ受信モジュール

    • Skyworks SKY13727-11 MB/HB/UHB MIMO ダイバーシティ受信モジュール

    • Skyworks SKY53735-11 LB/LMB/MB/HB ダイバーシティ受信モジュール

  9. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 9、 2の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 9、 2の画像 2
    • Chip ID, ディレクターズカット パート 3:

    • ON Semiconductor EMI8031MUTAG ESD保護付きコモンモード・フィルター

    • Texas Instruments TS3A5018 4チャンネル. SPDT アナログスイッチ

    • ON Semiconductor FSUSB242UCX USB-C アナログスイッチ

    • Bosch Sensortec BMP380 圧力センサー

    • STMicroelectronics LSM6DSR 3軸加速度計/ジャイロスコープ

    • STMicroelectronics LIS2MDL 3軸磁気センー

  10. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 10、 1の画像 1
    • 分解アップデート:手順5で述べたミステリアスなSamsung製RAMチップを取り出すと、その下に新しいICチップが搭載されています。これはカスタムGoogle製シリコンだと思われますが、この表示マークは私たちに馴染みがないものです。

    • このチップの製造元を追跡中です。何か情報をご存知の方がおられましたら、下にコメントを残してください!

    • チップパッケージに表示があります。

    • S4LV001A01 NGWF6YY5 1930-おそらくGoogle/Samsungのニューラルコア

  11. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 11、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 11、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 11、 3の画像 3
    • デュアル背面カメラが取り出せますが、この2つは繋がっています。フレックスケーブル上に"wide"(広角)と"tele" (望遠)と便利なラベルがついています。Thanks, Google。

    • 16メガピクセル望遠センサーは、メガピクセル数だけで言うと、12.2メガピクセルより素晴らしく聞こえますが、画質を比べると、絞り値と画素サイズが1.4 μmとより大きい広角センサーの方が断然優れています。

    • 次に取り出すのは、8メガピクセル正面カメラとFace ID 顔認識ロック解除用ハードウェアを含むフロント側センサーです。(周囲光センサーは今のところ、ディスプレイ上に搭載されています)

    • 生体認証ハードウェアは、十分に距離を隔てた2基のNIRカメラ、NIRフラッド エミッター、NIRドットプロジェクターで構成されています。

    • しかし、Soliレーダーチップはどこでしょうか?Okay Google, 隠した場所は?

  12. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 12、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 12、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 12、 3の画像 3
    • 次に取り出すのは、塊のような…ものです。ここにイヤホンスピーカー、マイク、環境光センサー (AMS TMD3702VC)、そしてSoliチップが搭載されています。Soliチップは、レーダーでジェスチャーを解読してくれます。

    • Googleでは、社内開発Project Soliの実装を Motion Senseと呼んでいます。

    • レーダー技術は長い歴史をもち、紙面上では簡単に見えますが、Googleが動くパーツなしで、この小さな特徴のない長方形の中に全てのシステムを詰め込んだことを考えると、驚きで言葉が出ません。

    • Motion Senseは微調整された電磁波を放出しながら働きます。この電磁波が(手などの)物体に当たって跳ね返った時、波動の一部をアンテナへ送信します。

    • それからSoliチップは、その波動と遅延時間、周波数シフトや他のデータから、物体の特徴を分析します。たとえば、物体の大きさや動く速さと方向などです。

    • Soliはデータをジェスチャーのデータベースと照合し、どのアクションをとるか決定し、OSで実行します。

    • 要約: 魔法の長方形は、あなたの全ての動きを知っているのです。

  13. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 13、 3の画像 1 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 13、 3の画像 2 Google Pixel 4 XLの分解: 手順 13、 3の画像 3
    • GoogleはこのPixelに超スムーズな(ある時は最高で)90Hzのスクリーンを搭載しました。今の所、最強モデルと言われるスマートフォンの中でもこのスクリーンは珍しいです。

    • Googleは、誰も簡単にそのスクリーンを取り出せないデザイン設計を怠りませんでした。スクリーン周辺の強力な接着剤+エッジに張り巡らされたスクリーンのレイヤー+巨大な接着パッド級のダクトテープ=簡単にスクリーンは外れません。

    • 理論的には、この作業をする理由はありません。しかし、スクリーンが壊れれば、この方法で交換しなければなりません。そして(最も発生頻度の高い) スクリーンの交換は、楽しい作業ではありません。

    • このケースの最後に残ったものは興味深いものです。このディスプレイはSamsung製造です!Samsungは自社モデルでさえ、90Hzディスプレイをまだ使用していないのに、先にGoogleに手渡すのは驚きです。

    • ディスプレイ上には、STMicroelectronics製 予想外のチップパッケージが搭載されています。容量性タッチスクリーンコントローラーのようです。

    • GigaDevice GD25LH80C 8 Mbシリアルフラッシュメモリ

  14. Google Pixel 4 XLの分解: 手順 14、 1の画像 1
    • 設計は(残念なことに) 前モデルと同じ程度しか修理が配慮されていませんが、このパンプキンの中にいくつか新しいものを見つけました。

    • Soliチップを動かしているMotion Senseはデバイス上部のスピーカーの隣に搭載されています。その機能を考えれば、驚くほど小さいです。

    • Pixel Neural CoreがSamsung製RAMの下に積層されていると推測しますが、これは重要な機能を担っているに違いありません。

    • 新Knowlesオーディオプロセッサチップを発見しました。これが、自動文字起こし機能を実装しているようです。

    • Samsung製90HZディスプレイを搭載していますが、このディスプレイでPixelがGalaxyに一撃を与えたようです。

    • 分解が終わった後のお約束ですーこのデバイスの修理難易度はどうでしょうか?

  15. まとめ
    • 使用されている全てのネジはT3トルクスネジです。
    • バッテリーを固定している、ストレッチしてリリースする接着ストリップの作業は簡単ではありませんが、目的は修理しやすくするためです。
    • 耐水性能が修理作業を複雑にしますが、液体による被害は減少することを願います。
    • ディスプレイの修理は、デバイス全体の解体が必要で、引き続き難しい作業です。
    • 全ての修理には、接着剤で頑丈に留められたバックパネルにアクセスしなければなりません。
    • 正面と背面ガラスは落下した場合、ひび割れてしまう確率が倍増します。
    リペアビリティのスコア
    4
    10点中4点のリペアビリティ
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

en jp

100%

Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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40 件のコメント

Any indication of why WiFi 6 is not supported despite being supported by the CPU? Is it missing a chipsets or antenna configuration that other WiFi 6 compatible phones have (that use the same Snapdragon 855 processor)?

Mikecant - 返信

The Murata WIFI chip in Step 5 does not support WIFI 6.

Dinan Blueje -

Ugly, not repairable, 2016-like specifications on a 2019 smartphone? Will NEVER buy for $1000

How does the FCC even allow this?

Dinan Blueje - 返信

Lol - chill out buddy. And why would the FCC have anything to do with allowing a product to be released / priced / etc.? Unless you’re referring to the use of the Soli radar bands…

Matt J -

Remember all those phones from 2016 with 90 Hz refresh rates, radar, face unlock, e-sim.

Jon Xuereb -

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