Honda Civic 8代目 北米ブランド(2006-2011年)のオイル交換を行うことにより、力強い走りと長寿命を保つことができます。
Honda社は、要メンテンナンスのライトが点灯するか、1年経過のいずれか早い方でオイル交換することを推奨しています。アクセルとブレーキを頻繁に踏み替える大変なドライブ状況での運転はメンテナンスの目安となるライトが約9500kmを過ぎた辺り、オイル残量が15%に達した頃で点灯します。
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助手席側にあるジャッキポイントにジャッキを配置します。フロントホイールすぐ後ろの厚い金属部分にあります。
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車の下へ十分に潜り込める位までジャッキを使って、助手席側をジャッキアップします。
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変わりに、フロントタイヤをカースロープに乗せてもよいでしょう。その場合はリアタイヤを輪止めで固定してください。
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オイル交換を手早く行うために、できるだけ高くジャッキアップしてください。(安全に気を付けて)
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ウマをジャッキアップポイントのすぐ後ろにある溶接部にかけましょう
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ゆっくりジャッキを下ろしウマの上に車が降りてからジャッキを外しましょう
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多くの油圧ジャッキはハンドルを反時計回りに回すことで降ろすことができます。降ろし方がわからない場合は取扱説明書を読みましょう。
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ジャッキで車を持ち上げている状態のときに車の下に入って作業してはいけません。ジャッキが滑って車が落ちた際には大けがや死につながります。
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オイルを扱う作業時には手袋と防護グラスを身につけましょう。走行直後はエンジンやマフラーが熱くなっているので注意してください。飛び散ったオイルを拭くためにラグやタオルを用意しましょう。
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17mmのレンチでドレインプラグを3/4回転緩めます
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手を使ってドレインプラグが抜けるまで緩めるとオイルがオイルパンから排出されます
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排出されたオイルに光沢のあるごみがないか確認します。金属粉がオイルに交じっているのはエンジンの劣化として普通ですが、大量に金属粉が混じっているときは深刻な問題があることを示しています。排出したオイルを研究所に送って分析することを検討してみましょう。
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古いオイルを抜いている間に、きれいな布やタオルでドレインプラグを拭き取り、古いドレインプラグガスケットを取り外します。
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新しいドレインプラグガスケットをネジ山の上を通り、ドレインプラグの根元まで通る大きさかを確認しておきます。
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一般的な金属製またはプラスチック製の1/2インチ・ドレーンプラグ・ガスケットは、ネジの根元まで入って収まっていれば問題ありません。
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油がゆっくりと点滴状に落ちるようになったら、ドレインプラグの周りを綺麗な布やタオルで拭きます。
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ドレンプラグを先ず手でねじ込み、後はボックス・レンチでしっかりと締めこみます。 また、トルクレンチを使用してプラグが規定値で締められていることを確認します。ドレンプラグの規定締付トルクは29 ft./lbs (39 Nm)です。
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ドレンプラグは締めすぎないでください。ネジ山がなくなったり、オイルパンを割ったりする危険があります。いつでも後で締め付け直すことができるので、きつすぎるよりも、ゆる目の方が良いでしょう。よくわからない場合は、トルクレンチを使ってトルクを確認してください。
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オイルフィルターはオイルパンの前方、助手席側にあります。
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オイルドレンパンをオイルフィルターの下に置きます。
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反時計回りにオイルフィルターを回し、オイルフィルターを外します。固くて手で外せない場合は、オイルフィルターレンチを使用して取り外してください。
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多量のオイルが手にかかります。この作業はこの工程の中で恐らく最も汚れる作業でしょう。
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オイルフィルターの中にはまだオイルが入っています。ドレンパンに中身を移す準備ができるまでは、開口部を上に向けたままにしておきましょう。
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汚れていない手袋をつけ、新品のオイルを少し指にとります。塗り拡げるようにしてガスケットの上にオイルの膜を作ってください。
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このオイルの膜は、オイルフィルターの装着時にガスケットがよれたり、ねじれたりすることを防止したり、次にオイル交換をする際にフィルターを外しやすくします。
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オイルフィルターのねじ山とエンジン側の接合部を綺麗なウエスなどで拭き、オイルを除去します。
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新しいフィルターのねじ山をエンジン側に合わせ、止まるまで手で時計回りに回します。
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ボンネットを開けるために、運転席側のドア付近にあるボンネットオープナーを引きます。
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ロックを外すためのレバーはボンネットの下にあります。レバーを押し上げながらボンネットを持ち上げてください。
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ボンネットに矢印で示された穴に支柱を入れ、ボンネットを支えます。
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オレンジのディップスティックをフードの下から外します。
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正確に読み取れるようにするため、ディップスティックをウェスやタオルで綺麗に拭き取ってください。
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ディップスティックを穴の奥まで差し込み、抜き出してください。
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ディップスティックに付着した油量で油位を確認します。 クロスハッチ上部が油の最大量であり、底面が最小量となります。
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写真の油位は少し高く出ています。しかし、これは油はまだエンジンの中に染み込む前の状態です。同様の状態は以降の手順で対処できます。 まずエンジンを起動し、1分間アイドル状態にします。 エンジンを切り、車体下に水漏れが無いかを確認てください。 油をもう一度確認します。 フィルタの油はいっぱいになり、油位はディップスティックの満タンを表すマークの近くにあるはずです。
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フードを少しだけ上げ、フード・プロップ・ロッドが設置位置に戻すことができるようにします。
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セカンダリラッチにカチッと音がするまでフードをゆっくりと下げます。
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プライマリラッチが噛み合うまで、フードの端をしっかりと押し込みます。
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シビックでオイルを交換するタイミングは、メンテナンスライト(オレンジ色のレンチ)がダッシュボードに現れ同時にB1メッセージが表示されることで、油の寿命が15%以下であることが示されます。
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オイルライフの%ゲージをリセットするには、SEL/RESETボタンを押したままにしてからオイルライフメッセージが点滅し始め始めるまで約10秒間押し続けます。SEL/RESETボタンを一度放し、オイルライフの%が100にリセットされるまで約5秒間再び押し続けます。
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12-24時間かけてすべての古い油がフィルターから排出します。
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古い油は回収し、リサイクル施設へ持ち込み濾過してください。ほとんどの自動車部品店や修理店は、無料でこれらを受け付けています。また、一部の都市や田舎では、使用済みの油とフィルターを自宅から回収するサービスがあります。 詳しくは、使用済みモーター油回収・リサイクルに関しては米国石油研究所のホームページを参照にしてください。日本国内については全国オイルリサイクル共同組合のページを参照してください。
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