iPhone Xのガラスがひび割れてしまいました
やってしまいました! あなたのiPhoneのフロントガラスは想定外の落下テストに耐えられなかったようです!
壊れたフロントパネル
まず深呼吸して気持ちを落ち着かせてから、iPhoneの電源が入り通常通り動作するか確認してください。ほとんどの場合、iPhoneは機能するものの、外見上の破損が生じていることが多いです。しかし、残念なことにiPhone XのフロントガラスとLCDは融合されており、両方を合わせて交換しなければなりません。
ここから新しい交換用ディスプレイアセンブリを購入できます。
ここからiPhone Xのフロントパネルアセンブリの交換用ガイドを参照してください。
iPhoneがフリーズして動かない、もしくは反応しない
ボタンやスクリーンをいくら連打しても、iPhone Xが反応しません。
iPhoneの再起動
通常はiPhoneを再起動させると通常通り元に戻ります。反応しないiPhoneを再起動する手順についてはこちらのガイドを参照して下さい。
バッテリー残量が極端に少ない
バッテリー残量が0に近い状態になると、iPhoneが反応しないことがあります。iPhoneをコンピューターや電源コンセントに接続して、少なくとも20分は充電してください。
iPhone Xが充電できない
iPhone Xを充電しても復活しません
電源への接続に問題がある
USBケーブルが破損していたり、汚れていないか確認してください。特に両端のコネクタ部分を点検してください。また、コンセントに直接充電器を接続して充電してみて下さい。電源コンセントはコンピューターやUSBよりも安定して電力を供給できるからです。
壊れた充電器/USBコード
お持ちの充電器やUSBコード、もしくは壁の電気コンセントに問題がないか、違うコードや、充電器、コンセントで試してください。
Lightningコネクタに何かが詰まっている、もしくは破損している
iPhoneの底にあるLightningコネクタに泥や埃、壊れたピンなどが詰まっていないか確認してください。爪楊枝や未使用の柔らかい歯ブラシなどを使って、注意しながらコネクタ部分を綺麗にしてください。Lightningコネクタが破損している場合は交換することになるでしょう。
iPhoneの電源が入らない
愛してやまないiPhone Xの電源が入りません
バッテリーや充電ポートの不具合
iPhoneをコンピューターや壁の電源コンセントに差し込みます。接続したにもかかわらずiPhoneが充電されない場合は、電話のバッテリーが劣化しているか、充電ポートが壊れている可能性があります。このガイドを参照して少量だけ充電されたバッテリーに交換した後、電源が入るかどうか確認します。もし電源が入らない場合は、電源ボタンやロジックボードに問題がある可能性があります。iPhoneの電源が入る場合は充電を開始して、充電中マークが表示されるか確認してください。充電中と表示されたならLightningコネクタは機能しているので、原因は劣化したバッテリーだと考えられます。しかし、それでも充電されないようであれば、おそらくLightningコネクタの交換が必要になるでしょう。
iPhone XのLightningコネクタの交換ガイドはこちらになります。
電源ボタンの不具合
電源ボタンが機能しない場合、デバイスを電源に接続して自動的に電源が入るか確認して下さい。電源が入って稼働する場合は、電源ボタンもしくは電源ボタンケーブルに問題がある可能性があります。電源ボタンを点検して、必要なら交換を行って下さい。
iPhone Xの電源ボタンアセンブリの交換ガイドはこちらになります。
壊れたディスプレイ
ディスプレイが壊れていると、画面に何も表示されないことがあります。iPhone自体は通常通り機能しているにも関わらず、簡単な点検方法は電源を入れ、動作音を聞くことです。また、サウンドオン/オフスイッチを前後に動かしてバイブレーション機能が動くか点検してください。バイブレーションが機能する場合や音が聞こえるのにスクリーンに何も表示されない場合は、大抵スクリーンに問題があります。スクリーンを交換して、表示が回復するかどうか確認しましょう。
ここから新しいディスプレイアセンブリを購入できます。
ここからiPhone Xのフロントパネルアセンブリの交換ガイドを参照できます。
ロジックボードの故障
ここまで説明した解決策に効果がない場合は、おそらく基板が故障しているので交換が必要です。まず基板を交換するか、どの基板上のコンポーネントが故障しているのか診断し、マイクロソルダリング技術を使って交換しましょう!
iPhone Xのロジックボード交換ガイドはこちらになります。
ご興味ある方は、チップレベルの修理をここから初めてみましょう!
マイクロソルダリングの練習用キットはここから購入できます。
その他の問題
この問題の背景については、こちらのwikiページを参照して下さい。
"このアクセサリはiPhoneに使用できない可能性があります"のメッセージ
iPhoneに使用できないアクセサリを接続していますというメッセージが表示されます。
Lightningコネクタの接触不良
iPhoneの底にあるLightningコネクタを点検して、汚れや埃、接触不良を起こしているピンなどがないか確認して下さい。爪楊枝や未使用の柔らかい歯ブラシなどを使って、注意しながらコネクタ部分を綺麗にしてください。爪楊枝や歯ブラシでは落ちない汚れは、綿棒の先に高濃度のイソプロピルアルコール (90%以上)をつけて綺麗に拭き取ります。コネクタが壊れている場合は交換しなければなりません。
ロジックボード接続部分の汚れや腐食
iPhoneが液体に浸水した後、基板の接続部分に腐食や汚れが発生してエラーメッセージの原因になることがあります。基板を外して柔らかいコットン綿棒に高濃度イソプロピルアルコール(90%以上)を付けて、接続部分を全て綺麗に拭き取ってください。
弱い/繋がらないワイヤレスネットワーク
ワイヤレスネットワークに接続できません。
アンテナ接地部分の汚れ
iPhoneを分解したことがあるなら、Wi-FiやBluetoothアンテナの接地部分に指の脂が付着して接続不良を起こしていることが考えられます。油脂はアンテナの接地不良を起こし、受信が弱くなったり受信できなくなったりする原因になります。iPhoneを組み立て直す際は、必ず全ての接地用接点を電子機器用洗浄剤で清掃して、接地不良による問題が起きないようにして下さい。
スピーカーやヘッドホンから音が出ない
iPhone Xの電源は入って通常通り動くのに、接続したヘッドホンやスピーカーから音が出ません。.
ヘッドホンやスピーカーの不具合
ヘッドホンやスピーカーが原因であることは少ないですが、最初にこれらが問題の原因でないことを確認する価値はあります。iPhoneに別のヘッドホンやスピーカーを接続することで原因がiPhone側にあるかどうかを確認できます。
Lightningコネクタの不具合
多くの場合、iPhone Xのオーディオ出力に関する問題の原因はLightningコネクタの不具合です。外付けのスピーカーなどが原因ではないと判断できたら、Lightningコネクタを交換してください。
修理を行ったらFace ID機能が使えなくなった
フロントカメラアセンブリやイヤピーススピーカーアセンブリを交換した後、Face ID機能が使えなくなりました
フロントカメラアセンブリとイヤピーススピーカーアセンブリは工場出荷時にiPhone本体とペアリングされています
セキュリティ機能として、フロントカメラアセンブリとイヤピーススピーカーアセンブリは工場での製造の際iPhoneの基板とペアリングされています。オリジナルのアセンブリを交換したり、破損していたり、接続されていない場合は、Touch ID機能は使用できなくなります。新しいアセンブリを基盤にペアリングし直す手段を持っているのはAppleだけです。とは言え、これらのアセンブリ上にあるフロントカメラやイヤピーススピーカーといった部品を、Face ID機能を損ねることなく交換することは可能です。フレックスケーブルの交換のような更なる修理作業は、マイクロソルダリングに精通した技術者だけが行えます。
iPhone Xの復元
iPhoneがうまく稼働しない、もしくはスタートアップにディスプレイ上で "iTunesを使って復元" と表示されます。
破損したファイル
Appleは通常、詳細に修復方法を詳細に教示してくれません!iPhone Xを復元すると全データが削除されるため、iPhoneに保存しているデータは復元作業前に保存してください。復元するには、iPhone Xがインストールされたコンピューターに接続します。iPhone Xの概要画面上に表示される"復元"をクリックします (このページを探すには左側メニューのに表示されるiPhoneのアイコンをクリックしてください) 。復表示される指示に従って復元を進めてください。もしiPhone Xのスクリーンに"バッテリー残量が少なくなっています"という表示が出たら、コンセントに差し込んで充電してください。正しく復元を完了するために必要な充電です。長時間経ってもiPhone Xのスクリーンの表示が変わらない場合は、新しいバッテリーへの交換が必要かも知れません。
強制的なリカバリモード
iPhone XがAppleロゴを表示したままフリーズした場合や何らかのソフトウェア的な問題によってiTunesで認識できない場合は、復元/リカバリモードに強制的に移行してから、iTunesを使ってソフトウェアを復元してください。
iPhone Xを強制的にリカバリモードにするには、音量を上げるボタンを押して離します。そして音量を下げるボタンを押して離します。すぐに電源ボタン(サイドボタン)を長押し詩続けて下さい。Appleロゴが表示されても電源ボタン(サイドボタン)の長押しを続け、リカバリモードの画面が表示されるのを待ちます。リカバリモードの画面が表示されたら、iTunesの画面の指示に従って復元(もしくはアップデート)を行って下さい。
iPhoneの液体によるダメージ
アクシデントでiPhoneに液体をこぼしたり、シンクに落としてしまうと、iPhoneは正常に機能しなくなります。
液体ダメージを軽減する作業
できるだけ早急に次の作業を行ってください。
- すぐにiPhoneを液体から取り出してください (安全に行える場合に限ります)。腐食によるダメージを防ぐため、デバイスが浸水している時間を極力最小限にしてください。
- iPhoneの電源を切ります。(電源が切れていれば、電源を入れないでください。)
- 口コミで聞かれた内容とは反対に、米びつに入れても液体ダメージの入った電化製品に何も効果はありません。
- iPhoneを分解してバッテリーの接続を外します。(お持ちのiPhoneのバッテリーの交換ガイドを参照して作業を進めてください。バッテリーを完全に取り外す必要はありません。バッテリーコネクタを基板から外すだけで十分です。)
- 液体によるダメージは分解作業を難しくします。ケーブルやコネクタが予期せぬ状態で他のコンポーネントに”貼り付いている”ことがありますのでご注意ください。
この時点で、iPhoneの内部を点検し、液体によるダメージがどの程度なのかを判断してください。
- iPhoneの内部が完全にドライ状態である場合:
- 危ないところでした! 一命を取り留めたようです。液体の侵入や腐食の兆候が見られないかどうか、液体ダメージのインジケーターの確認、端子周辺やSIMカードトレイ周辺の目視、バッテリコネクタの点検を注意深く行なって下さい。
- 液体が侵入した証拠を見つけたら、この下の次のセクションへ進んでください。
- 内部に全く液体が侵入していないことが確認できたのであれば、特に必要な作業はありません。デバイスを風通しの良い場所に数時間保管してからバッテリーを再接続します。それから電源を入れて、全ての機能が正常通り動くか点検します。何か問題がある場合は、次のセクションに進んでください。
- デバイス内部に少量の液体侵入が確認できる場合
- ディスプレイアセンブリの交換ガイドを参照して、コンポーネントを外して下さい。
- 各コンポーネントを取り出したら、液体の侵入や腐食によるダメージの兆候がないか注意深く点検してください。液液体が残っていれば拭き取り、腐食部分を柔らかくて未使用のナイロン製ブラシ(歯ブラシなど)でイソプロピルアルコールを使って磨きながら取り除いて下さい。作業後は通気性の良い場所で乾かします。
- 液体が侵入した痕跡が確認できなくなるまで、分解作業を続けてください。
- 全てのコンポーネントが綺麗で乾燥した状態に戻ったら、iPhoneに新しいバッテリーを取り付けてください。
- 液体に接触したバッテリーを再利用することは絶対にしないでください。
- iPhoneの電源を入れて全ての機能を点検します。何か問題がある場合は、次のセクションへ進んでください。
- 内部コンポーネントの大部分 (もしくは全体)が液体侵入している場合:
- ディスプレイアセンブリの交換ガイド を参照してiPhoneを完全に分解します。
- 各コンポーネント、ケーブルコネクタ、ソケットを未使用の歯ブラシを使ってイソプロピルアルコールで清掃します。
- 基板をイソプロピルアルコールに漬けます。 (もしあれば超音波洗浄機を使用してください。) 硬化した残留物を取り除きやすくするためできるだけ長く浸し、残りの液体を全て拭き取ります。
- 未使用の歯ブラシを使って、基板に付着した目に見える腐食部分や汚れを取り除いて下さい。全てのコネクタ、チップ、フューズ部分を綺麗に清掃して下さい。
- 必要な場合、あるいは残留物がまだ残っている場合は、上の作業を繰り返してください。
- 全てのコンポーネントが綺麗にドライに戻ったら、iPhoneに新しいバッテリーを取り付けてください。
- 液体に接触したバッテリーの再利用は絶対にしないでください。
- iPhoneの電源を入れ、全ての機能を点検します。
- どこかの機能が反応しない場合は、関連するコンポーネントを新しいパーツに交換してから再点検してください。
- 依然として問題が解決しない場合は、基板レベルでの修理が必要です。iFixitでは基板レベルの修理用完全ガイドを公開していないため、半田付けの専門家に他の修理方法がないか相談してください。
以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:
100%
これらの翻訳者の方々は世界を修理する私たちのサポートをしてくれています。 あなたも貢献してみませんか?
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12 件のコメント
HI,
I had salt water in my phone for a couple of day as I was away and could use any tools. My phone was working at first but then began opening apps and websites on its own and eventually wouldn’t get passed the apple logo. When I return from my vacation I opened up the phone. Their was a very small amount of water in the phone and the water indicators were red. Some screws on the top and bottom edge were rusty so I dismantled all the parts from the phone and began cleaning them. I put everything back together and turned the phone on. The phone powered on and worked but two parts of the screen were unresponsive. The phone later began opening up apps and there was a delay on what I was pressing or opening. Would this be fixed with a new screen or does it sound like their is damage to something else?
Many thanks
Josh
joshhoulihan - 返信
What would cause intermittent calls, dropping and not coming through at all. Ever since screen was replaced?
Nicholas Nel - 返信
What would cause intermittent calls and not coming through at all?
Michael Sandlin -
i see the water indicator by the sim tray, is there another one also?
Costas Lambrinos - 返信
My iPhone x camera is getting stuck sideways, regardless of the phone’s orientation. Shutting the phone off completely seems to help, but are there any other solutions?
Forrest Johnson - 返信