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必要な工具と部品

ビデオの概要

この分解は修理ガイドでは ありません。 お持ちのOnePlus 6を修理する際は、iFixitの修理ガイドをご利用ください。

  1. OnePlus 6の分解, OnePlus 6の分解: 手順 1、 3の画像 1 OnePlus 6の分解, OnePlus 6の分解: 手順 1、 3の画像 2 OnePlus 6の分解, OnePlus 6の分解: 手順 1、 3の画像 3
    • OnePlusは次から次へと最新モデルを登場させることで知られていますが、最新モデルから販売価格を差し引いても、6に搭載されたスペックにがっかりすることはありません。

    • 6.28インチSamsung製AMOLEDディスプレイ、2280 x 1080解像度(402 ppi)、 2.5D Gorilla Glass 5

    • Octa-core, 64ビット Qualcomm Snapdragon 845プロセッサ、6 GBもしくは8 GB LPDDR4X RAM

    • デュアルメインカメラ、16 MP (ƒ/1.7 with OIS)と20 MP (ƒ/1.7)モジュール式; 16 MP (ƒ/2.0) セルフィーカメラ

    • 64 GB, 128 GBまたは256 GBの組み込み式ストーレッジ

    • USB Type-Cと3.5 mmオーディオポート

    • OxygenOS based on Android Oreo 8.1

  2. OnePlus 6の分解: 手順 2、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 2、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 2、 3の画像 3
    • 裏側に回るとApple製品と同じカメラの突起が確認できます。カメラは指紋認証センサーと並列しており、このデザインはAndroidの有名な最新モデルを思い起こさせます。

    • カメラはNFC製ですか? アドバイスありがとうございますーこれから行う”非公認分解”で確認するよう念頭に置いておきます。

    • 下側にはヘッドホンジャック(やった‼︎)とUSB Type-Cが付いています。

    • 工業デザインのファンの方はお気づきかもしれませんが、”価格設定”のランクにもかかわらず、OnePlusはライバルのSamsung(価格はかなり高額)よりも高質なコンポーネントで仕上げています。

  3. OnePlus 6の分解: 手順 3、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 3、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 3、 3の画像 3
    • X線画像があれば、暗闇の中を進む必要はありません。私たちの親友であるCreative Electronがこのスマートフォンの全体図を映し出してくれました。

    • 全体を見渡すとスタンダートな構造に見えます。ただし、アラートスライダを機能させるための巨大なスライド式メカニズムのものがあります。リニアアクチュエーターのようなものではないかと推測しますが真相は分かりません。

    • バーチャルな内部検査に満足したまま、SIMカードトレイに移ります。ここにOnePlus 6の噂の防水機能ーつまり完全ゴム製ガスケットの証拠を見つけました。

    • OnePlusは公式には防水規格をリストしていませんが、液体の内部侵入を防ぐための配慮がされているということは明確です。

  4. OnePlus 6の分解: 手順 4、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 4、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 4、 3の画像 3
    • 背面がガラスのAndroidフォンですか?クラシックなOnePlusのメタル製ケースは過去のものとなってしまいました!でもガラスリアケースはもう何度も目にしてきました…

    • …そして私たちには何度もテスト済みの解決方法があります。ヒートガンで留められた接着剤を柔らかくしてiSclackと開口ピックで残りの作業を進めます。

    • 指紋認証センサケーブルのあの綱引きがまた待っているのではないかとビクビクしながらリアケースを持ち上げます。

    • ですが、驚くことにーOnePlus 6のケーブルは切断の心配なく、背面カバーを完全に取り外せるだけの長さがあります。

    • 壊れやすいガラス製のリアカバーは落とし穴です。去年モデルは最近発売のiPhoneに比べると随分と修理がしやすいデザインでした。(iPhone Xのバックガラスの交換は約6万円です。これはOnePlus 6デバイス本体の価格以上もします。)

  5. OnePlus 6の分解: 手順 5、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 5、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 5、 3の画像 3
    • 十分な長さがある指紋認証センサケーブルが搭載された赤いブラケットを取り外します。するとOnePlusが親切にも教えてくれているNFCアンテナが確認できます。

    • 前モデルのOnePlusは非ガラス製リアケースでも(ワイヤレスチャージは違いますが)アンテナの機能には問題ありませんでした。そのためこのガラスはただ見た目のデザインのために使用されたように見えます。そしていつかヒビが入るのです。

    • このバッテリーを取り出しやすくしてくれるグリーンのタブには "由此拉起可拆出电池"と書いてあります。日本語訳すると”バッテリーを取り出すにはこのタブを上向きに引っ張ります”と書かれています。

    • これは”バッテリーは取り出すことができます”とは翻訳できませんー一方で、英語版の注記にはこのように記載されているのです。

    • ラベルの表記内容は異なるものの、このバッテリーを取り外すにはプルタブを引っ張りることです。しかも少量の接着剤のみ付けれれています。ここでライバルから1つポイントアップです。

    • しかしながら、バッテリー容量は他の競争相手と比べると少し少ない結果です。OnePlusは12.70 Whであるのに対し、Galaxy S9+は13.48 Wh、Google Pixel 2 XLは13.6 Whです。

  6. OnePlus 6の分解: 手順 6、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 6、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 6、 3の画像 3
    • 9本のプラスネジを外しても、プラスチックアンテナフレームは固定されたままです。しかし、液体侵入インジケーターの後ろにある隠れた10本目のネジを外すと内部にアクセスできます。

    • プラスチックのミッドフレームの下に大型のスライド式メカニズムを見つけました。これを詳細に点検しましょう。

    • このスライド式ボタンは頑丈なメタル製プランジャーを動かします。これは基板に半田付けされた機械式スイッチを裏返す役割をしています。X線画像でみるとよりはっきりと確認できます。

    • 一体どうしてこのようにぎっしりと詰められたデザインなのでしょうか?防水機能と何か関係があるのでしょうか?もしくはスイッチをより感度の高い触覚フィードバックにさせているのでしょうか?何か知っている方はコメント欄にシェアしてください。

  7. OnePlus 6の分解: 手順 7、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 7、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 7、 3の画像 3
    • デバイス本体と基板を繋げているコネクタの全てが外れました。スライドを取り出してチップを確認しましょう。

    • Samsung K3UH7H70MM-AGCJ8 GB LPDDR4X DRAM (Qualcomm Snapdragon 845に積層)

    • Samsung KLUDG4U1EA-B0C1 128 GB組み込み式ユニバーサルフラッシュストレージ

    • Qualcomm WCD9341 Aqsticオーディオコディック

    • Qualcomm QDM3620, QDM3670, QDM3671ダイバーシティ受信用モジュール

    • NXP Q3303 NFCコントローラー

    • Qualcomm PMI8998 PMIC

    • Maxim Integrated MAX98928 オーディオアンプ

  8. OnePlus 6の分解: 手順 8、 2の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 8、 2の画像 2
    • 基板を裏返すと残りのチップが確認できます。

    • MU-MIMOコンパニオン搭載Qualcomm WCN39902x2 802.11ac Wi-Fi

    • Qualcomm SDR845 RFトランシーバ

    • Qualcomm PM8005 PMIC

    • Qualcomm PM845パワーマネージメント

    • Skyworks SKY78160-11 WLAN パワーアンプモジュール

    • AVAGO AFEM-9046 フロントエンドモジュール

    • AVAGO AFEM-9036 フロントエンドモジュール

  9. OnePlus 6の分解: 手順 9、 2の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 9、 2の画像 2
    • IC認識、パート2 :

    • Skyworks SKY85814-11 WiFiデュアルバンドの802.11acフロントエンドモジュール

    • Qualcomm QET4100 エンベロープトラッカー

    • 8 Kbフラッシュ付きSTMicroelectronics STM8S003F3 8ビット マイクロコントローラー

    • Bosch Sensortec BMI160 3軸加速度センサー/ジャイロスコープ

    • Texas Instruments TPS65633B AMOLED ディスプレイ電源供給

    • Texas Instruments TXS0104E 4ビット双方向電圧レベル変換器

    • Knowles MEMSマイクロフォン

  10. OnePlus 6の分解: 手順 10、 2の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 10、 2の画像 2
    • IC認識、パート3:

    • Maxim Integrated MAX14743 デュアルSPDT アナログスイッチ

    • ON Semiconductor FSUSB42UMXNL3S2223 2ポート 480 Mbps USB 2.0アナログスイッチ

    • ON Semiconductor FPF2280 OVPロードスイッチ

    • Texas Instruments LP5907SNX-2.8 250 mA LDOレギュレータ

    • ON Semiconductor NCP114AMX300TCG and NCP114AMX180TxG 150 mA LDOレギュレータ

    • ON Semiconductor NCP140AMXD330TCG 300 mA LDO レギュレータ

    • ON Semiconductor DC-DCコンバーター

  11. OnePlus 6の分解: 手順 11、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 11、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 11、 3の画像 3
    • 基板の点検を終える前に、防水機能について話をしましょう。防水機能が幾つかあります!全てのフレックスケーブル用ソケット周辺に黒色のシリコン製シールが付いています。これは前モデルのOnePlus 5でもありました。そしてiPhone 6s以降のモデルにも同じような機能がついています。

    • デバイス下側の端、ラウドスピーカーアセンブリの下に移りましょう。スピーカーグリル、USB Cポートやモジュール式ヘッドホンジャック周辺にも沢山のガスケットが使用されています。

    • OnePlusにガスケットが付けられており、取り外しする時にスナップタイプになっているのは便利です。このスマートフォンを持ったままプールに飛び込むことはしませんが、小さな修理を妨げないプロテクションがあることは素晴らしいことです。

  12. OnePlus 6の分解: 手順 12、 3の画像 1 OnePlus 6の分解: 手順 12、 3の画像 2 OnePlus 6の分解: 手順 12、 3の画像 3
    • さて元に戻ってカメラについて少しお話ししましょう。

    • デュアルリアカメラは最初にOnePlus 5で登場しましたが、このOnePlusのリアカメラにはOISーOnePlus 3T以来使われなかった機能が搭載されています。ソニー製の新IMX519センサとペアで製造されており、性能としては大きな前進です。しかしながらレビューでは驚くことに様々な意見寄せられています…。

    • 同時に、このリアカメラは20 MP Sony IMX 376Kセンサを搭載しており、これは旧モデルのOnePlus 5Tから復活しました。セルフィーカメラは16 MP IMX 371でOnePlus 5以降、使用されています。

    • デバイス本体下側の端では、小さな副基板を裏返してカシス(筐体)に残されたものを点検します。

    • OLEDパネルはしっかりと接着剤で固定されていますーダメージなしでは取り出せないでしょう。ということは、ディスプレイを取り出した時にはダメージが入っているということです。この方法しかないということは、修理し難いデザインとしか言いようがありません。

  13. OnePlus 6の分解: 手順 13、 1の画像 1
    • これで終了です!このモデルから集めた数多くのパーツを一言でまとめるなら、”12”でしょう。

    • ここでこのモデルの修理難易度スコアを付けてみましょう。

  14. まとめ
    • バッテリーはデバイス本体を開けると直接アクセスできます。バッテリーには少量の接着剤しか付けられていません。その上、便利なバッテリー用プルタブが付いています。
    • 多くのコンポーネントはモジュール式で個別に交換ができます。
    • 全てのネジ状ファスナーには様々なサイズのプラスネジが使用されています。
    • 多くの修理に共通することですが、デザインにディスプレイの交換は配慮されていません。そのため交換作業にはかなりの労力が必要です。
    • フロントと裏面のガラスはひび割れの確率が倍増します。ー例えば、ワイヤレス充電機能の便利さがないとしてもです。
    • 全ての修理に取り掛かるためのアクセスポイントには、膨大な量の接着剤が使用されています。
    リペアビリティのスコア
    5
    10点中5点のリペアビリティ
    (10点が最も修理しやすい指標です)

以下の翻訳者の皆さんにお礼を申し上げます:

en jp

94%

Midori Doiさんは世界中で修理する私たちを助けてくれています! あなたも貢献してみませんか?
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作成者

8人の作成者と共同で作成されました。

Adam O'Camb

メンバー登録日: 04/11/15

195,345 ポイント

416のガイドは作成済み

20 件のコメント

I can’t fully grasp what that huge plunger is doing, even with your description and images. I’m 100% confused

Dave Davidson - 返信

I’d guess it’s there for better alignment. The detent on the 3T that I have works well, but there is some play introduced because the slider can roll slightly on the head of the switch, giving it some slop.

sawyer bergeron -

Is the vibrator a linear system or a rotating one? I remember seeing a casing similar to this one on the S6 and S7 (which gave strong, quiet vibration) but it could just be a circular rotating assembly like on the original Nexus 5 (which was honestly horrible.) I’m hoping it’s the former, as that would be a significant upgrade over the standard barrel motor vibrator on previous Oneplus phones.

sawyer bergeron - 返信

The vibrating motor looks like a rotating one from the pictures above (Step 11 picture).

Chetan Gole -

So there is no heat sink or heat pipe here as we see these days with those Samsung flagships!

Jidhin George - 返信

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